高木真理

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高木 真理
たかぎ まり
生年月日 (1967-08-12) 1967年8月12日(56歳)
出生地 日本の旗 日本栃木県日光市
出身校 東京大学法学部卒業
前職 東京銀行職員
枝野幸男衆議院議員事務所秘書
所属政党民主党→)
民進党→)
旧立憲民主党→)
立憲民主党[1]
配偶者 高木錬太郎(元衆議院議員)
公式サイト 立憲民主党 高木まり オフィシャルサイト

選挙区 埼玉県選挙区
当選回数 1回
在任期間 2022年7月26日 - 現職

選挙区 南第4区(さいたま市北区)
当選回数 3回
在任期間 2011年4月30日 - 2022年6月16日

選挙区 北区選挙区
当選回数 2回
在任期間 2003年5月1日 - 2011年
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高木 真理 (たかぎ まり、1967年(昭和42年)8月12日[1] - ) は、日本政治家立憲民主党所属の参議院議員(1期)。

さいたま市議会議員(2期)、埼玉県議会議員(3期)を務めた。

来歴[編集]

小学校まで栃木県で育ち、中学校からさいたま市に暮らす[2]1986年お茶の水女子大学附属高等学校卒業[2]1991年東京大学法学部卒業[1][2][3]東京銀行勤務[1][2]1996年枝野幸男衆議院議員事務所秘書[1][2][3]

2003年さいたま市議会議員選挙に北区選挙区から民主党公認で立候補しトップ当選[2][4]2007年も同様にトップ当選[2][4]

2011年埼玉県議会議員選挙に南第4区(さいたま市北区)から民主党公認で立候補し初当選[2][5][6]2015年、埼玉県議会議員2期目当選(民主党公認、無投票)[2][7][8]。埼玉県議会会派「民進党・無所属の会」政策調査会長、民進党埼玉県総支部連合会政策調査会長を務めた[2]2018年1月に旧立憲民主党に移籍[9]2019年、埼玉県議会議員3期目当選(無投票)[10]。埼玉県議会会派「埼玉民主フォーラム」政調会長[11]

2022年、埼玉県議会議員を6月16日付[12]で辞職して、第26回参議院議員通常選挙埼玉県選挙区立憲民主党公認で立候補した。立憲民主党埼玉県連で候補者を選考するにあたり、「女性を擁立するべき」との意見が大勢を占めたことや[3]、「埼玉県議、さいたま市議としての実績があり、大票田のさいたま市に地盤を持つことから『勝てる候補』と期待された」と報じられた[3][13][6][14]。7月10日、初当選[15][16]第210回国会が召集された2022年10月3日現在、参議院厚生労働委員会決算委員会災害対策特別委員会、国民生活・経済及び地方に関する調査会に所属[17]。2024年1月26日、泉健太「次の内閣」のネクスト厚生労働大臣に就任[18]

政策・主張[編集]

憲法[編集]

  • 憲法改正について、2022年のNHKのアンケートで「反対」と回答[19]
  • 9条改憲について、2022年の毎日新聞社のアンケートで「反対」と回答[20]。9条への自衛隊の明記について、2022年のNHKのアンケートで「反対」と回答[19]
  • 憲法を改正し緊急事態条項を設けることについて、2022年のNHKのアンケートで「反対」と回答[19]

外交・安全保障[編集]

  • 敵基地攻撃能力を持つことについて、2022年のNHKのアンケートで「どちらかと言えば反対」と回答[19]
  • 普天間基地辺野古移設について、2022年の毎日新聞社のアンケートで「反対」と回答[20]
  • ロシアは2022年2月24日、ウクライナへの全面的な軍事侵攻を開始した[21]。日本政府が行ったロシアに対する制裁措置についてどう考えるかとの問いに対し、2022年のNHKのアンケートで「適切だ」と回答[19]。同年の毎日新聞社のアンケートで「制裁をより強めるべきだ」と回答[20]
  • 2022年6月7日、政府は経済財政運営の指針「骨太方針」を閣議決定した。NATO加盟国が国防費の目標としている「GDP比2%以上」が例示され、防衛力を5年以内に抜本的に強化する方針が明記された[22]。「防衛費を今後どうしていくべきだと考えるか」との問いに対し、2022年のNHKのアンケートで「ある程度増やすべき」と回答[19]
  • 徴用工訴訟問題慰安婦問題などをめぐり日韓の対立が続くなか、関係改善についてどう考えるかとの問いに対し、2022年の毎日新聞社のアンケートで「韓国政府がより譲歩すべきだ」と回答[20]

ジェンダー[編集]

  • 選択的夫婦別姓制度の導入について、2022年のNHKのアンケートで回答しなかった[19]。同年の毎日新聞社のアンケートで「賛成」と回答[20]
  • 同性婚を可能とする法改正について、2022年のNHK、毎日新聞社のアンケートで「賛成」と回答[19][20]
  • クオータ制の導入について、2022年のNHKのアンケートで「賛成」と回答[19]

その他[編集]

  • アベノミクスについて、2022年の毎日新聞社のアンケートで「評価できず、見直すべきだ」と回答[20]
  • 原子力発電への依存度を今後どうするべきか」との問題提起に対し、2022年のNHKのアンケートで「下げるべき」と回答[19]
  • 国会議員の被選挙権年齢の引き下げについて、2022年の毎日新聞社のアンケートで「賛成」と回答[20]

人物[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e 高木真理(立憲民主党ウェブサイトの議員情報)
  2. ^ a b c d e f g h i j k l プロフィール(オフィシャルウェブサイトより)
  3. ^ a b c d e 「参院選 立民内に高木氏擁立案 県連 近く先行本格化方針」読売新聞、2022年1月10日、13S版、21面(埼玉県東・県南面)
  4. ^ a b さいたま市議会議員選挙(平成15年~平成25年)さいたま市、2022年1月28日閲覧
  5. ^ 埼玉県議会議員選挙(平成23年4月10日執行)結果 - 埼玉県、2022年1月28日閲覧
  6. ^ a b c 立民、女性県議擁立で最終調整 参院埼玉選挙区産経ニュース、2022年1月14日更新、2022年1月28日閲覧
  7. ^ 埼玉県議会議員一般選挙(平成27年4月12日執行)結果 - 埼玉県、2022年1月28日閲覧
  8. ^ H27kouhosya.pdf 候補者一覧 平成27年4月12日執行 埼玉県議会議員一般選挙さいたま市ウェブサイト、2022年1月28日閲覧
  9. ^ “民進・埼玉県連から8人が離党 立民に参加へ”. 産経新聞. (2018年1月21日). https://www.sankei.com/article/20180121-BONKC34365NRZLU6VQLVSJVBFA/ 2022年7月20日閲覧。 
  10. ^ 埼玉県議会議員一般選挙(平成31年4月7日執行)結果 - 埼玉県、2022年1月28日閲覧
  11. ^ 埼玉民主フォーラム 議員紹介2022年1月28日閲覧
  12. ^ “議員減り控室チェンジ 県会民主フォーラム 参院選転身で8人に /埼玉”. 毎日新聞. (2022年6月17日). https://mainichi.jp/articles/20220617/ddl/k11/010/101000c 2022年7月20日閲覧。 
  13. ^ 「立民 高木県議を擁立へ 参院選 県連 月内に決定方針」読売新聞、2022年1月12日、13S版、25面(埼玉県東・県南面)
  14. ^ 「立民県連 高木氏を擁立 参院選 来月上旬 公認決定へ」読売新聞、2022年1月28日、13S版(埼玉県東・県南面)
  15. ^ 埼玉 選挙区 参議院選挙結果・開票速報 参議院選挙2022特設サイト NHK 2022年8月23日閲覧
  16. ^ 『毎日新聞』2022年7月12日 12版 朝刊 17頁 2022年8月23日閲覧。
  17. ^ 議員情報 参議院公式サイト 2022年10月5日閲覧。
  18. ^ 立憲民主党 泉「次の内閣」
  19. ^ a b c d e f g h i j 選挙区 埼玉”. 候補者アンケート - 参院選2022. NHK. 2022年6月27日閲覧。
  20. ^ a b c d e f g h 高木真理 立憲 埼玉”. 第26回参院選. 毎日新聞社. 2022年6月28日閲覧。
  21. ^ ロシアが全面侵攻開始、ウクライナは自国を防衛=クレバ外相”. ロイター (2022年2月24日). 2022年2月28日閲覧。
  22. ^ 川田篤志、柚木まり (2022年6月8日). “防衛費や子ども関連費倍増も 財源検討は参院選後に先送り 政府が「骨太方針」閣議決定”. 東京新聞. https://www.tokyo-np.co.jp/article/182147 2022年6月27日閲覧。 
  23. ^ 電機連合議員一覧 - 高木 まり2022年1月28日閲覧
  24. ^ 2017年8月22日のtwitter投稿、2022年1月28日閲覧
  25. ^ 枝野さん「立憲民主党」結成 県内で野党共闘加速:埼玉(衆院選2017)東京新聞(TOKYO Web)、2017年10月3日更新、2022年1月28日閲覧
  26. ^ 枝野幸男のtwitter、2018年1月11日の投稿2022年1月29日閲覧
  27. ^ 2021年11月20日のtwitter投稿、2022年1月28日閲覧
  28. ^ 「県議の高木氏擁立へ 立民、参院選埼玉選挙区に」埼玉新聞、2022年1月12日、1面
  29. ^ a b c プロフィール – 高木錬太郎オフィシャルウェブサイト2022年1月28日閲覧
  30. ^ 打越さく良のtwitter、2020年10月19日の投稿2022年1月29日閲覧

外部リンク[編集]