青沼英二
青沼英二(あおぬま えいじ、旧姓:小野塚、1963年 - )は、長野県出身のゲームクリエイター。ゼルダの伝説シリーズの製作者の一人として知られる。
経歴
東京芸術大学デザイン科卒業後、1988年に任天堂に入社。『マリオオープンゴルフ』で作画を担当。『マーヴェラス 〜もうひとつの宝島〜』で初のディレクション業を行う。
その後は『3Dゼルダ』と呼ばれるNINTENDO64以降のゼルダの伝説シリーズの開発に携わっている。 1998年にNINTENDO64ソフト『ゼルダの伝説 時のオカリナ』を開発。その後NINTENDO64の周辺機器「メモリー拡張パック」専用ソフト『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』を製作。2002年にNINTENDO64の後継機であるニンテンドーゲームキューブでトゥーンレンダリングをシリーズで初採用した『ゼルダの伝説 風のタクト』を送り出した。『ゼルダの伝説 4つの剣+』では初めてプロデュースを担当。2006年、Wiiのローンチタイトルとなった『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』を送り出し、高い評価を得る。ニンテンドーDS用ソフト『ゼルダの伝説 夢幻の砂時計』、『ゼルダの伝説 大地の汽笛』でも再びプロデュースを担当している。
その他
- 任天堂社内の吹奏楽部、The Wind Wakersのバンドマスターでもある。楽器はパーカッション。
作品
- マリオオープンゴルフ:作画
- BSマーヴェラス タイムアスレチック:ディレクション
- BSスーパーマリオUSA パワーチャレンジ:グラフィック(小田部羊一、井沢圭子と共同)
- マーヴェラス 〜もうひとつの宝島〜:ディレクション、グラフィック
- ゼルダの伝説 時のオカリナ:ゲームシステムディレクション(山田洋一と共同)
- ゼルダの伝説 ムジュラの仮面:ゲームシステムディレクション(小泉歓晃と共同)
- ゼルダの伝説 風のタクト:ディレクション
- ゼルダの伝説 4つの剣+:プロデュース(宮本茂と共同)
- ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし:監修
- ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス:ディレクション
- ゼルダの伝説 夢幻の砂時計:プロデュース
- ゼルダの伝説 大地の汽笛:プロデュース
- ゼルダの伝説 スカイウォードソード:プロデュース