長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産
長崎の教会群とキリスト教関連遺産(ながさき-きょうかいぐん-きりすときょうかんれんいさん)は、ユネスコの世界遺産(文化遺産)暫定リストへ追加掲載が決まった長崎県内にある教会、キリスト教に関わる史跡、文化財の総称。
2007年1月23日、文化庁が富岡製糸場と絹産業遺産群(群馬県富岡市など)、富士山(山梨県、静岡県)、飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群(奈良県明日香村など)とともに追加申請を決めた。
遺産に含まれる文化財
※ 指定区分のうち「重要文化財」は、日本の文化財保護法第27条に基づき日本国文部科学大臣が指定した重要文化財(「国の重要文化財」)を指す。
長崎県内
- 大浦天主堂(国宝)
- 旧羅典神学校(重要文化財)
- ド・ロ神父遺跡(長崎県指定史跡)
- 旧出津救助院(重要文化財)
- 出津教会(重要文化財)
- 大野教会堂(重要文化財)
- 日本二十六聖人殉教地(長崎県指定史跡)
- サント・ドミンゴ教会跡
- 浦上天主堂
- 旧大司教館(長崎県指定有形文化財)
- 神ノ島教会
- 黒崎教会
- 黒島天主堂(重要文化財)
- 旧野首教会(長崎県指定有形文化財)
長崎県外
その他、長崎県周辺の福岡県、熊本県にも構成遺産候補(4件)がある。[1]
関連項目
註
- ^ 2009年7月25日長崎新聞