鉄道敷設法別表第2号

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鉄道敷設法別表第2号(てつどうふせつほうべっぴょうだい2ごう)は、1922年大正11年4月11日公布施行された「鉄道敷設法」(大正11年法律第37号)別表に定められていた条文の一つ。
現在の青森県青森市から青森県東津軽郡外ヶ浜町三厩・青森県北津軽郡中泊町大字小泊を経由し、青森県五所川原市までを結ぶ計画で、このうち、青森県青森市から青森県東津軽郡外ヶ浜町字三厩までの間は、東日本旅客鉄道津軽線として営業され、また、本州北海道とを結ぶ津軽海峡線の一部区間として重要な役割を担っている他、青森県五所川原市付近においては、津軽鉄道津軽鉄道線として営業されている。

原文

青森縣青森ヨリ三厩、小泊ヲ經テ五所川原ニ至ル鐡道

現代風の表記

青森県青森より三厩、小泊を経て五所川原に至る鉄道

開業区間

日本国有鉄道津軽線

東日本旅客鉄道津軽線

津軽鉄道津軽鉄道線

  • 1930年(昭和5年)10月4日
    • 津軽鉄道津軽鉄道線 大沢内 - 金木間延伸4.9km延伸開業。

未開業区間

  • 三厩 - 津軽中里間

鉄道先行バス路線

なし

近接するルートを走る民間バス路線

外ヶ浜町営三厩地区循環バス

弘南バス五所川原・小泊線(金木・中里経由)

参考文献

  • 「注解 鉄道六法」平成20年版 国土交通省鉄道局監修 第一法規出版 2008年10月発行
    • 旧法 鉄道敷設法
  • 「旅」1999年11月号 特集:鉄道新時代 21世紀への序曲(JTB1999-11 No.874)
    • 別冊付録:改正「鉄道敷設法」別表を読む 三宅俊彦