重慶軌道交通
重慶軌道交通 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 重慶軌道交通 |
簡体字: | 重庆轨道交通 |
拼音: | Chóngqìng Guǐdào Jiāotōng |
発音: | チョンチン グイダオ ジャオトン |
英文: | Chongqing rail transit |
重慶軌道交通(じゅうけいきどうこうつう、重庆轨道交通)は中国重慶市の公営交通。路線には地下鉄(1、6号線)とモノレール(2、3号線)がある。そのうち、2005年に開通した2号線の事業費約43億元(470億円)のうち約20億元(271億円)は、日本政府の円借款が充てられた。
営業中の路線
重慶軌道交通1号線
重慶市の市中心部(朝天門)から西へ進む地下鉄路線。計画中の区間まで合わせた総延長は50km程度だが、段階的に工事をしている。2011年7月28日に較場口 - 沙坪壩間が試運転という名目で開通し、9月27日に小什字まで営業区間が延びた。2012年12月20日に沙坪壩 - 大学城間が開通。2014年12月30日に大学城 - 尖頂坡間が開通。さらに西の璧山県まで延伸する予定である。
重慶軌道交通2号線
中国初のモノレールで、現地では较新线(較新線)、日本では重慶モノレールとも呼ばれる。
計画では総延長約39kmの路線となる予定であるが、現在は、較場口(渝中区) - 魚洞(巴南区)間、18駅29.85kmが営業している。大部分が地上であるが、一部区間(較場口 - 臨江門間と大坪前後)は地下にある。車両は第1期工事路線開通時、4両編成(最大8両編成が可)で21本84両で運行されている。大阪高速鉄道(大阪モノレール)の車両や軌道と同一設計となっている。2014年12月30日に新山村 - 魚洞間の延伸区間が開通した。
重慶軌道交通3号線
2009年2月に国際協力銀行を通じた日本からのODAで第一工事の総工費約29%が賄われる契約が締結された。2号線と同じ形式のモノレール路線で、計画では総延長約66kmの路線となる予定である。(2011年9月29日に両路口 - 鴛鴦間が試運転という名目で開通し、12月30日には営業区間が1,2期工事区間全線である二塘 - 江北機場(重慶江北国際空港)間に延びた。営業区間は39.1kmになり、大阪高速鉄道を抜いて世界で一番長いモノレール路線になった。さらに2012年12月28日には二塘 - 魚洞間の南延伸区間が開通した。江北機場 - 挙人壩間の北への延伸は2012年に着工される予定である[1]。
重慶軌道交通6号線
高架区間を含む地下鉄路線。61.2kmの茶園 - 北碚間の本線の他に、25.0kmの礼嘉 - 沙河壩間の国博中心支線と25.0kmの茶園 - 銀湖間の迎龍支線が計画されている。2009年12月25日に着工され[2]、2012年9月28日に五里店 - 康庄間が試運転という名目で開通。2013年12月31日に北碚まで営業区間が延びた。国博支線の礼嘉 - 国博中心間約12kmが2013年5月15日に開通。迎龍支線の茶園 - 五里店間約18kmは2014年12月30日に開通した。
計画中の路線
- 4号線(総延長約39km)海峡路-魚嘴間
- 5号線(総延長約62km)冉家壩(冉家坝)-江津間
- 7号線
- 8号線
- 9号線
- 10号線
- 11号線
- 12号線
- 13号線
- 14号線
- 15号線
- 16号線
- 17号線
- 交通環状線(総延長約47km) 市中心部の各線を結ぶ環状線
脚注
外部リンク
- 公式サイト (中国語)