氷雨
氷雨(ひさめ、霈[要出典])は、空から降ってくる氷の粒のこと。あるいは、冬季に降る冷たい雨のこと。気象学で定義された用語ではない。
気象学では、氷の粒の直径が5mm以上のものを雹(ひょう)、5mm未満のものを霰(あられ)と呼ぶ。
氷雨という言葉自体は、『日本書紀』神武紀から見られる。
俳句においての「氷雨」は、雹や霰を意味して用いる場合は夏の季語、冷たい雨や霙(みぞれ)を意味して用いる場合は冬の季語である。ただし、後者の場合は本意にもとるとの見方もある[1]。
脚注
- ^ 小林夏冬 (2011年5月15日). “季語の背景(11・氷雨)-超弩級季語探究”. 現代俳句協会ブログ. 2022年11月16日閲覧。