検疫官
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検疫官(けんえきかん)とは、空港、港湾に設置されている検疫所に勤務し、検疫法に基づいて検疫業務等を担当する厚生労働省所属の職員(国家公務員)の官職名である。「検疫所長等服制」(昭和27年11月1日厚生省令第44号)によって制服・制帽および胸章(職名章)が定められており、貸与がなされている。
問題点
検疫官は事務官と技官に分類される。 食品衛生監視員や医師、看護師といった専門的資格保有者は少なく、半数以上が事務官である。事務官はなんら医学的教育を受けていないが、検疫官として補職されることにより感染症に関する診察・質問を行う事ができる。