東日本旅客鉄道総合研修センター
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総合研修センター(そうごうけんしゅうセンター)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)が設置した、社員の能力開発支援のための施策のひとつとして、集合研修を担う施設である。 新入社員は原則全員、ここで研修を行う。 本館、経営研修棟、宿泊棟からなる。2000年4月1日オープン[1]。
福島県白河市字十三原道下、南湖県立自然公園に隣接する丘陵地に所在し、敷地面積は 493,347.83 m2、建築面積は 22,070.01 m2、延べ面積は 58,868.03 m2 である。敷地のほぼ中央を南北に市道が貫通している。新白河駅から約5km、車で約10分。JRバス関東白河支店が送迎バスの運行を受託している。
JR東日本の入社式はこの研修センターを利用してきたが、2008年度以降は埼玉県さいたま市の大宮ソニックシティで行われている。
研修業務の一部についてはJR東日本パーソネルサービス(総合研修センター事業本部)に委託している。
施設
実習設備は、機械関連ではMPS(マルチパーソナルシミュレータ)・訓練用シミュレータ・技能講習用設備その他、電力関連では受変電設備・電車線設備その他、信号関連ではPRC(プログラム進路制御装置)・CTC・ATC装置・信号設備その他、通信関連では無線・電話・ITVその他がある。
運動施設は、グラウンド1面・野球場1面・テニスコート3面・アスレチックジムがある。
本館
- 鉄筋コンクリート、鉄骨鉄筋コンクリート、鉄骨造 7階建て
- 宿泊室558室、最大1224人収容
- 1階 - 体育館・実習装置・浴室
- 2階 - 食堂
- 3-7階 - 宿泊施設
事故の歴史展示館
「事故の歴史展示館」を参照
実習線路
実習用車両、軌道(狭軌・標準軌)、分岐器、ホーム、踏切、架線、信号機、通信設備その他がある。
- 駅
- 小峰城駅
- 南湖公園駅
- 新幹線(標準軌)区間 190m
- 在来線(狭軌)区間 478m
- バラスト軌道 394m
- スラブ軌道(直結8型)84m
- 踏切
- 第1訓練線RC(連接軌道)東白河踏切
- 第2訓練線RC(ハイ・プラウッド)南湖踏切
- TC省力化軌道 10.5m
- 訓練線B5m白河橋りょう 弾性バラスト軌道10m
- 訓練線DP φ400
実習用車両
実習用車両として、E501系電車と類似した訓練機械が設置されている。
脚注・出典
- ^ 「JR東日本発足からのあゆみ (PDF) 」 - 『JR東日本 会社要覧2011』p.88(2012年8月11日閲覧)。