東京メガネ

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株式会社 東京メガネ
TOKYO OPTICAL CO., LTD.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
154-8503
東京都世田谷区若林1-20-11
設立 1954年
業種 小売業
法人番号 6010901008085 ウィキデータを編集
事業内容 眼鏡類・補聴器・コンタクトレンズ・光学器類販売
代表者 代表取締役社長 白山聡一
資本金 9948万円
純利益 2213万8000円
(2021年08月31日時点)[1]
総資産 42億1990万9000円
(2021年08月31日時点)[1]
主要子会社 東京メガネエイチ株式会社
外部リンク https://www.tokyomegane.co.jp/
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東京メガネ(とうきょうメガネ)は東京都世田谷区に本部をおく、眼鏡コンタクトレンズ補聴器専門店である。

歴史

1883年(明治16年)、士族白山辰右衛門の長男・白山斉明日本橋人形町で眼鏡の製造・販売業「白山(しらやま)眼鏡店」を立ち上げたことに始まる。1947年株式会社白山堂眼鏡店を設立。1949年西武百貨店(現・そごう西武)と取引契約(業務提携)を結ぶ。1950年視力測定器を日本で初めてアメリカ合衆国から輸入。

1954年、東京眼鏡光器(愛称・東京メガネ)を設立。1957年そごう(現・そごう西武)とも業務提携を実施。1958年からコンタクトレンズの販売開始。1960年に現在の社名「株式会社東京メガネ」となる。その後1967年に日本の眼鏡メーカーとして史上初(日本の小売業全体でも4番目)の国外進出(香港)を発表、翌1968年に香港1号店をオープンした。

1975年、日本初のコンピュータ視力測定器を導入、1986年にスポーツビジョンセンターを開設するなど、日本の眼鏡製造店として初の試みを数多く展開するほか、国内大手百貨店との販売提携、国外店舗強化などを図る。

「メガネは顔の一部です」をキャッチフレーズにテレビCMを流していた。同キャッチフレーズは流行し、赤塚不二夫の漫画作品『花ちゃん寝る』でもネタにされている[2]

店舗

2022年11月現在、国内21店舗、海外3店舗(クアラルンプールマレーシア)、バンコクタイ)ホーチミンベトナム))が営業中。

東京メガネミュージアム<S・T・A・G・E>

本社内の一部スペースをミュージアムとし、東京メガネが長年かけて収集した数百点ものアンティーク眼鏡、ケース、補聴器、光学器類の中から厳選したコレクションを展示している。施設の見学については事前に要予約[3]。個人・学校・企業・団体など問わず。スタッフによるガイドが随行する。

予約方法:電話またはEメール
見学可能日:平日10:00〜16:00 (閉館 17:00)
料金:無料
見学所要時間: 約40分

メディア掲載

  • 2017年7月9日 Story 〜長寿企業の知恵〜 #019 『1883年創業 東京メガネ 5代目 白山聡一』[4]
  • 2018年3月16日(4月5日更新) Precious.jp 服飾の歴史vol.9 メガネに残る江戸時代のルーツとは? 『眼鏡(メガネ)はいつ、どこでできたもの?その成り立ちと歴史』[5]
  • 2019年12月28日 Field Archive 『東京メガネミュージアム』[6]
  • 2020年2月18日 毎日小学生新聞 『疑問氷解:なぜ視力が落ちるのですか?』 (同Web版も同時掲載)[7]
  • 2020年2月20日発売 月刊 江戸楽 2020年3月号 『手作りメガネ教室』[8]
  • 2020年9月20日 Web版 @DIME『江戸幕府第15代将軍・徳川慶喜が愛用した天眼鏡から600年以上前の眼鏡まで!260以上のアンティークが見られる「東京メガネミュージアム」が面白い』[9]
  • 2020年9月25日 Web版 @DIME『起源は?最初にかけた日本人は?奥深きメガネの歴史』記事監修[10]
  • 2020年11月20日発行 月刊 江戸楽 2020年12月号『粋な人 粋な話』[11]
  • 2020年12月16日 メルカリマガジン 『マリリン・モンロー、オードリー・ヘプバーン、ウディ・アレン…。名優が愛したファッションメガネのプロダクト史』記事監修[12]

脚注

  1. ^ a b 株式会社東京メガネ 第68期決算公告
  2. ^ 赤塚不二夫『夜の赤塚不二夫』なりなれ社、2021年、25頁。 
  3. ^ 一般企業の社屋内の施設のため、当日や翌日の予約は困難。希望日前週に問い合わせの上での予約を推奨。
  4. ^ Story ~長寿企業の知恵~ #019 FRESH!(フレッシュ)”. サイバーエージェント. 2017年7月9日閲覧。
  5. ^ Precious.jp 服飾の歴史vol.9 メガネに残る江戸時代のルーツとは? 『眼鏡(メガネ)はいつ、どこでできたもの?その成り立ちと歴史』”. 株式会社小学館. 2018年4月5日閲覧。
  6. ^ Field Archive 『東京メガネミュージアム』”. フィールド アーカイヴ 株式会社. 2019年12月28日閲覧。
  7. ^ Web版 毎日小学生新聞 『疑問氷解:なぜ視力が落ちるのですか?』”. 毎日小学生新聞. 2020年2月18日閲覧。
  8. ^ 月刊 江戸楽”. エー・アール・ティ株式会社. 2020年2月20日閲覧。
  9. ^ @DIME”. 株式会社小学館. 2020年9月20日閲覧。
  10. ^ @DIME”. 株式会社小学館. 2020年9月25日閲覧。
  11. ^ 月刊 江戸楽”. エー・アール・ティ株式会社. 2020年11月20日閲覧。
  12. ^ メルカリマガジン”. 株式会社メルカリ. 2020年12月16日閲覧。

外部リンク