忍法ネコだまし
『忍法ネコだまし』(にんぽうネコだまし、原題:The Vanishing Duck, 1958年5月2日)は『トムとジェリー』の作品のひとつ。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
作品内容
トムの飼い主の男は妻の誕生日に歌うアヒルの子をプレゼントしてやった。そして二人はディナーに出かけていく。
トムはその間にこっそりと家に侵入、アヒルを食べようとした。アヒルは逃げ、ジェリーに助けを求める。かくしていつものドタバタが幕を開けた。
そのうちアヒルは、付けると自分の体が透明になる「VANISHING CREAM」なるものを見つけた。彼はこのクリームを使い、ジェリーと協力してトムに復讐する。
だがアヒルとジェリーのミスでVANISHING CREAMの存在がトムにばれてしまい・・・。
備考
- 本作は数少ないトムの勝利話である。
- また、本作は便利な道具を使って相手を懲らしめるが最終的に仕返しされてしまう、というストーリーが『ドラえもん』の基本パターンと相似していることでも有名(役柄を置き換えれば、アヒルとジェリーがドラえもんとのび太で、トムがジャイアン又はスネ夫)。
- 因みに、本作はアヒルの子の最終登場話でもあるが、同キャラクターは本作演出者が後年立ち上げたハンナ・バーベラ・プロダクションの製作によるアニメ作品(『クマゴロー(Yogi bear)』など)に度々登場している。
日本でのテレビ放映
TBS系列及び他系列で、1964年~1990年頃まで時折放映された。DVDにも収録。
映像との比較
関連事項
- トムとジェリー
- ジョセフ・バーベラ
- テックス・アヴェリー
- ルドルフ・アイジング
- ドルーピー
- メトロ・ゴールドウィン・メイヤー
- カートゥーン
- 透明人間
- 透明人間(ピンク・レディーの楽曲) - 本作で同曲の振付と相似しているシーンがある。
- ハッピーバースデートゥーユー - 本作でアヒルが歌唱。