崇明区
中華人民共和国 上海直轄市 崇明県 | |
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上海市中の崇明県の位置 | |
中心座標 北緯31度39分43秒 東経121度28分41秒 / 北緯31.66194度 東経121.47806度 | |
簡体字 | 崇明 |
繁体字 | 崇明 |
拼音 | Chóngmíng |
カタカナ転写 | チョンミン |
滬拼 | Zoŋmiŋ |
沙地語 | Dzoŋmiŋ |
国家 | 中華人民共和国 |
直轄市 | 上海 |
行政級別 | 県 |
建置 | |
改制 | 1992年 |
面積 | |
総面積 | 1,411 km² |
人口 | |
総人口(2003) | 70.1 万人 |
経済 | |
電話番号 | 021 |
郵便番号 | 202150 |
行政区画代碼 | 310230 |
公式ウェブサイト: http://www.cmx.gov.cn/ |
地理
崇明県は長江河口に位置する崇明島を中心に、長興島と横沙島などの島部により構成される。崇明島(1,041km2)は世界最大の沖積島[1]であり、中国では海南島に次ぐ面積の島である(領有権を主張する台湾島を含めれば第三となる)。
崇明島東部の崇明東灘湿地は世界有数の野鳥飛来地として自然保護区に指定されている。2002年1月にはラムサール条約に登録地された。
歴史
618年(武徳元年)、長江河口で東沙島と西沙島が出現し陸地化が進行、明末清初にはそれらが地区続きとなり崇明島となった。
住民の戸中は698年(万歳通天元年)に始まり、705年(神龍元年)に西沙に崇明鎮が設置された。1222年(嘉定15年)、宋朝により天賜塩場が設置され通州に属し、1277年(至元14年)に崇明州に昇格し揚州路の管轄となった。
明朝が成立すると1396年(洪武2年)、崇明県に改められ揚州路、後に蘇州府の管轄となった。1958年12月1日、崇明県が上海市の管轄となり、現在市内唯一の県として現在に至っている。
行政区分
- 鎮:城橋鎮、堡鎮、廟鎮、中興鎮、新河鎮、三星鎮、向化鎮、緑化鎮、建設鎮、陳家鎮、堅新鎮、港西鎮、港沿鎮
- 郷:新村郷、横沙郷、長興郷
脚注
- ^ 島の基底部を含めた全体が沖積層で構成されている島としては世界最大。また、単一の三角州島としても世界最大である。沖積層ではない基底部を持つ中州(川中島)としての世界最大は、マラジョ島またはバナナル島(ともにブラジル)。
中国地名の変遷 | |
建置 | 705年 |
使用状況 | 崇明県 |
唐 | 崇明鎮 |
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五代 | 崇明鎮 |
北宋/遼 | 崇明鎮 |
南宋/金 | 崇明鎮 |
元 | 崇明州 |
明 | 崇明県 |
清 | 崇明県 |
中華民国 | 崇明県 |
現代 | 崇明県 |