小郡萩道路
地域高規格道路 (無料) | |
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小郡萩道路 | |
地図 | |
路線延長 | 約28 km |
開通年 | 2010年 - |
起点 | 山口県美祢市(美祢東JCT) |
終点 | 山口県萩市(萩IC付近) |
接続する 主な道路 (記法) |
E2A 中国自動車道 E9 山陰自動車道 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
接続路線 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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小郡萩道路(おごおりはぎどうろ)は、山口県山口市(旧・小郡町)から山口県萩市へ至る地域高規格道路である。
概要
山口市(旧・小郡町)から美祢市(旧・美東町)間は中国自動車道と重複する。残る美祢市から萩市へ至る、延長 約28kmが実質的な整備区間とされており、国道490号のバイパスとして1994年12月16日に計画路線指定[広報 1]、1995年8月23日に事業着手している。
山陰自動車道の整備が遅れる中で、北浦地域の中心都市でありながら高速道路網の恩恵を受けていない萩地域[注釈 1]や山口県の主要観光地である秋吉台・秋芳洞に対して、広域的な交流連携の強化を期待して整備が行われている。また、北浦地域から山口宇部道路を活用して、山口宇部空港へのアクセスの改善も期待されている。
事業としては、南部の美東大田道路(みとうおおだどうろ)と中間部の大田絵堂道路(おおだえどうどうろ)、北部の絵堂萩道路(えどうはぎどうろ)で構成される。ただし、これらは事業上の名称であり、現在は一体的に「小郡萩道路」として周知されている。いずれも国道490号のバイパスとして整備され、全線開通時に国道490号の本線として指定される。また、開通済区間に並行する旧道は山口県道30号小野田美東線と山口県道32号萩秋芳線に格下げとなった。
- 美東大田道路
- 美東大田道路は美祢市美東町真名(美祢東JCT)から同市美東町大田(大田IC)に至る延長5.9 kmの自動車専用道路である。1998年12月18日に整備に着手[広報 1]。
- おいでませ! 山口国体前の開通を目指して整備が進められ[1]、中国自動車道と接続する美祢東JCT - 十文字IC間が2010年3月20日、[2]。十文字IC - 秋吉台IC間が2011年1月29日に開通[2]。
- 大田絵堂道路
- 大田絵堂道路は美祢市美東町大田(大田IC)から同市美東町絵堂(絵堂IC)に至る延長7.0 kmの自動車専用道路である。
- この区間の国道490号は2車線ぎりぎりの上に急カーブが多く、大型車同士の離合が難しい箇所が複数あった事から小郡萩道路でも最優先整備区間とされ、1996年8月20日に整備に着手した[広報 1]。その後、大田以南の区間である美東大田道路が着手した事を受け、暫定2車線で美東大田道路と同時に開通することとなった。
- 絵堂萩道路
- 絵堂萩道路は美祢市美東町絵堂(絵堂IC)から萩市椿(萩IC付近)に至る延長15.0 kmの自動車専用道路である。
- 2000年12月20日に調査区間となり[広報 1]、以降も山口県や沿線自治体等で構成される「萩・小郡間地域高規格道路整備促進期成同盟会」が整備区間への格上げ要望を続け[3]、その結果2014年度に新規事業化された[広報 2]。全15 kmのうち絵堂IC - 明木IC間の9 kmについてはバイパス道路を新設し、明木IC - 萩間6 kmについては既存の国道262号と萩秋芳線(旧萩有料道路)を活用する予定で、当該道路の整備により災害時の沿線の集落孤立解消や、美祢市や萩市等とのネットワーク構築によって第二次救急医療施設をはじめとする救急指定病院へのアクセス確保を目的とする。最終的に山陰自動車道の萩IC付近が調査区間の終点となっているが[広報 3]、整備時に終点が山陰自動車道の萩ICと同一施設となるかどうかは未定。
歴史
- 1994年12月16日 : 計画路線に指定される。
- 1995年8月23日 : 事業着手。
- 1996年8月20日 : 大田IC - 絵堂IC間整備着手。
- 1998年12月18日 : 美祢東JCT - 大田IC間整備着手。
- 2000年12月20日 : 絵堂IC - 萩間が調査区間に指定される。
- 2010年3月20日 : 美祢東JCT - 十文字IC間開通[2]。
- 2011年1月29日 : 十文字IC - 秋吉台IC間開通[2]。
- 2011年5月28日 : 秋吉台IC - 絵堂IC間開通[広報 4]。
インターチェンジなど
- IC番号欄の背景色が■である部分については道路が開通済みの区間を示している。また、施設名欄の背景色が■である部分は施設が供用開始されていない、または完成していない事を示す。なお、未開通区間の名称は仮称である。
- 路線名の特記がないものは市町道。
- バスストップ(BS)のうち、○は運用中、◆は休止中の施設。無印はBS無し。
- 略字は、ICはインターチェンジ、JCTはジャンクション、TBは本線料金所をそれぞれ示す。
IC 番号 |
施設名 | 接続路線名 | 起点から (km) |
BS | 備考 | 所在地 |
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34-2 | 美祢東JCT | E2A 中国自動車道 | 0.0 | 美祢市 | ||
- | 美祢東TB | - | 0.3 | |||
- | 十文字IC | 国道490号 県道30号小野田美東線 |
0.6 | |||
- | 秋吉台IC | 国道435号 | 2.9 | 美祢東方面出入口のみ | ||
- | 大田IC | 県道28号小郡三隅線 県道30号小野田美東線 |
5.9 | |||
- | 絵堂IC | 国道490号 県道28号小郡三隅線 県道333号奥秋吉台公園線 |
12.9 | |||
絵堂萩道路 事業中(延長約9.0 km)[広報 2] | ||||||
萩市 | ||||||
明木IC | 22 | |||||
絵堂萩道路 現道活用区間(国道262号・萩道路)(延長約6.0 km)[広報 2] | ||||||
(萩IC付近) | E9 山陰自動車道 | 28 |
脚注
注釈
出典
- ^ “山口国体控え続々開通 県内地域高規格道”. 山口新聞 (みなと山口合同新聞社). (2011年7月22日) 2011年10月16日閲覧。
- ^ a b c d “小郡萩道路の美祢東JCT開通 来年5月に全通へ”. 山口新聞 (みなと山口合同新聞社). (2010年3月21日) 2010年3月25日閲覧。
- ^ 毎日新聞 小郡萩道路:「絵堂−萩」14年度事業化 全面開通へ前進−−県方針 /山口[リンク切れ]
広報・プレスリリースなど一次資料
- ^ a b c d 山口県道路建設課 山口県の道路2009〜資料編〜 2ページ (PDF)
- ^ a b c “小郡萩道路(絵堂~萩間)事業化決定”. 2014年6月5日閲覧。
- ^ 萩市土木課 小郡萩道路、萩・三隅道路 2011年10月(山口国体)までに開通予定!
- ^ 地域高規格道路小郡萩道路(秋吉台IC~絵堂IC)の供用開始について - 山口県報道発表資料2010年4月13日付