小林香 (政治家)
小林 香 こばやし かおる | |
---|---|
生年月日 | 1959年3月24日(65歳) |
出生地 | 日本 福島県伊達市 |
出身校 |
中央大学法学部法律学科 サセックス大学大学院国際関係論修士課程修了 |
所属政党 | 無所属 |
称号 | サセックス大学修士 |
公式サイト | 小林かおる連合後援会 |
福島市長 | |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2013年12月8日 - 2017年12月7日 |
小林 香(こばやし かおる、男性、1959年3月24日[1] - )は、日本の政治家、元環境官僚、元税関職員。元福島県福島市長(1期)。
来歴
[編集]福島県伊達市出身[2]。福島県立福島高等学校、中央大学法学部法律学科卒業[3]。1988年(昭和63年)大蔵省に入省。関税局輸出課に配属される。1995年(平成7年)サセックス大学大学院修士課程修了(国際関係論)、1997年(平成9年)名古屋税関清水税関支署焼津出張所長、1999年(平成11年)大蔵省国際金融局開発政策課課長補佐、2002年(平成14年)、環境省に出向、地球環境局環境保全対策課環境協力室室長補佐に就任。2003年(平成15年)、環境省総合環境政策局環境計画課課長補佐、2007年(平成19年)環境省地球環境局総務課課長補佐兼同課G8環境大臣会合等準備室室長代理、2008年(平成20年)環境省地球環境局環境保全対策課環境協力室長、2009年(平成21年)環境省東北地方環境事務所長、2011年(平成23年)、独立行政法人環境再生保全機構の石綿健康被害救済部部長に就任。2013年(平成25年)環境省大臣官房付、同年7月環境省を退職[2][4]。
2013年(平成25年)11月17日に行われた福島市長選挙に無所属で出馬。現職の瀬戸孝則(無所属、自民党・公明党・社民党推薦)、新人の山田裕(日本共産党)ら2候補を破り、初当選。同年12月8日に就任した。
※当日有権者数:231,791人 最終投票率:49.10%(前回比:+10.92pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
小林香 | 54 | 無所属 | 新 | 72,441票 | 64.16% | |
瀬戸孝則 | 66 | 無所属 | 現 | 32,851票 | 29.09% | 推薦:自民、公明、社民 |
山田裕 | 58 | 日本共産党 | 新 | 7,620票 | 6.75% |
2017年(平成29年)11月19日に行われた福島市長選挙で再選を目指すも、前復興庁福島復興局長の元総務官僚木幡浩(無所属)に1万票以上の差をつけられて敗れた[7][8]。
※当日有権者数:236,823人 最終投票率:47.92%(前回比:-1.18pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
木幡浩 | 57 | 無所属 | 新 | 45,372票 | 40.31% | |
小林香 | 58 | 無所属 | 現 | 34,503票 | 30.65% | |
桜田葉子 | 60 | 無所属 | 新 | 30,834票 | 27.39% | |
法井太閤 | 72 | 無所属 | 新 | 1,858票 | 1.65% |
出典:[9]
2022年1月30日に行われた伊達市長選挙へ立候補したが、現職の須田博行に敗れ落選した[10]。
※当日有権者数:50,309人 最終投票率:53.1%(前回比:-1.02pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
須田博行 | 63 | 無所属 | 現 | 16,743票 | 63.23% | |
小林香 | 62 | 無所属 | 新 | 9,737票 | 36.77% |
人物
[編集]- 2016年4月21日、会費1口5千円の政治資金パーティー「小林かおる福島市長 市政報告並びに励ます会」を開催。開催に先立ち、後援会は通常の入場券とは別に、来賓向けの案内状と入場券を作成。案内状は会費「5000円」の部分を二重線で消し「御招待」と記載した。来賓向けの案内状と入場券は、地元の国会議員や首長、地区代表の市民ら約100人に配られた。このうち、当日、会場に来たのは37人。27人については受付などで会費を徴収した記録があったが、残る10人は入場した記録のみであった。結果、10人については公職選挙法違反(寄付の禁止)の恐れがあることが全国紙で報じられた。小林は「招待だとしても会費を持ってこられるのが常識だと思っている」と釈明した[11]。
- 趣味は合唱。1990年から1994年まで東京都府中市の府中合唱連盟会長を務めた[3]。
- 市長在任中は、福島出身の作曲家・古関裕而を主人公にした連続テレビ小説製作を求める運動を行い、2017年(平成29年)には、テレビドラマプロデューサーの菅康弘NHK理事と面会し、15万件を超えた署名及び要望書を手渡した[12]。
脚注
[編集]- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.599
- ^ a b “福島市長に小林氏初当選=現職ら2氏破る”. 時事通信社. (2013年11月17日) 2013年11月19日閲覧。
- ^ a b プロフィール小林かおる オフィシャルサイト
- ^ 「小林 香 こばやし かおる プロフィール」小林 かおるオフィシャルサイト
- ^ “選挙:福島市長選 新人が圧勝 「現職には入れぬ」 市民ら変革求め、驚異のダブルスコア”. 毎日新聞. (2013年11月18日) 2013年11月19日閲覧。
- ^ ザ選挙 - 福島市長選挙(2013/11/17投票)結果
- ^ 「福島市長に元復興局長の木幡浩氏初当選 現職・小林香氏ら破る」産経ニュース2017.11.19
- ^ 「福島市長に木幡氏 現職ら破り初当選」福島民報2017/11/20
- ^ 福島市 - 第19回福島市長選挙の結果について
- ^ “現職・須田氏が再選 伊達市長選、7006票差で新人・小林氏破る”. 福島民友. (2022年1月30日) 2022年1月31日閲覧。
- ^ 鹿野幹男、伊沢健司 (2016年4月25日). “福島市長側、有権者に飲食を無料提供か 資金パーティー”. 朝日新聞 2019年12月24日閲覧。
- ^ 「古関裕而さん夫妻主人公朝ドラ 署名15万8470件に NHKに提出」福島民報2017/10/18
外部リンク
[編集]- 小林かおる連合後援会
- 小林かおる (100006619652548) - Facebook
- 小林かおる後援会 (kaoru.koenkai) - Facebook