カトリック布池教会

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名古屋カテドラル(2007年)

名古屋カテドラル聖ペトロ・聖パウロ司教座聖堂 (the Cathedral of St. Peter and St. Paul) は、愛知県名古屋市東区にあるカトリック教会聖堂である。通称は「カトリック布池(ぬのいけ)教会」。愛知県、岐阜県富山県石川県福井県のカトリック教会を管轄するカトリック名古屋司教区司教座聖堂=大聖堂=カテドラルである。ローマ教皇庁による教会免許名称は“日本国愛知県名古屋市東区聖ペトロ・聖パウロ小教区”。

概要

1962年(昭和37年)3月21日、カトリック名古屋知牧区の名古屋司教区への昇格を同年4月16日に控えて献堂(発足)。初代名古屋司教として司教座に着座したのはペトロ松岡孫四郎司教である。同年10月11日にはローマ教皇ヨハネ23世の命によりバチカンサン・ピエトロ大聖堂にて第2バチカン公会議が召集されたこともあり、古くからの東海・北陸地方のカトリック信者たちにとって、1962年は思い出深い年である。

聖堂建築はゴシック様式で、四方をステンドグラスドイツ製、イタリア製)に囲まれる。大聖堂入口に面するステンドグラスはローマ帝国迫害時代の殉教者聖セシリアを描いたもの。大聖堂内側面に配列された木製レリーフ(ドイツ オーベルブェルガム製)はイエス十字架の道行きを描いたものである。

教会の記念する聖人である聖ペトロはイエスの弟子の一人で初代ローマ司教。聖パウロはローマ帝国市民権を持った元ファリサイ派で、独特の信仰体験を経て異邦人の使徒となった人物である。

鉄骨鉄筋コンクリート構造の大聖堂(内部3階)は、桜通錦通に挟まれた一画に、50メートルの高さを持つ2本の尖塔(内部5階)を現す。

現在の教区長はアウグスチノ野村純一司教

所在地

  • 〒461-0004 愛知県名古屋市東区葵1-12-23

交通アクセス

関連項目

外部リンク

座標: 北緯35度10分22.3秒 東経136度55分25.94秒 / 北緯35.172861度 東経136.9238722度 / 35.172861; 136.9238722