八神庵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Geso (会話 | 投稿記録) による 2016年2月3日 (水) 07:41個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (殺人シーンというのはバイスとマチュアのことだろうか。いずれにせよ「殺人狂」ではない。)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

八神庵 プロフィール

八神 庵(やがみ いおり、Iori Yagami)は、SNKおよびSNKプレイモア対戦型格闘ゲームザ・キング・オブ・ファイターズ』シリーズなどに登場する架空の人物。

キャラクター設定

草薙京の宿敵・ライバルで、『KOF』シリーズの準主人公。京とは対照的な紫色の炎を操る格闘術を用いる。開発者に「非常に人気があるキャラですので、出さないわけには行かないでしょう」[1]と言わしめるほどキャラクター人気が高く、初登場となる『'95』以降のほとんどのシリーズに登場を果たしている。

赤く染められた頭髪(一部公式では生まれつき赤髪という設定もあり)は独特の髪型をしており、丈が膝元まである白のドレスシャツや、両膝の間が赤のベルトでつながれている赤いボンデージパンツなどを身に付けているなど、その出で立ちはバンドマンらしい独特で派手な風采である。上着の背中には、八神家の紋章である白い「月輪の紋」が描かれており、これは草薙家の紋章「日輪の紋」と対になっている。

『XII』ではゲーム全体のフルモデルチェンジに伴って衣装の変更がされている。『XII』においては、ドレスシャツが無くなってヘソ出しになり、パンツが白色になりチェーンが無くなっているといった程度の小規模な変更に留まっており、『XII』における大きな変更は『XI』における「アッシュ・クリムゾンに能力を奪われる」というストーリー展開を踏まえたキャラクター性能で、必殺技も炎を用いず手で切り裂く技を中心とした構成になっている。

カプコンとのクロスオーバー作品では京と同じくSNK側の主人公的存在であるが、後述の設定と性格ゆえ『頂上決戦 最強ファイターズ』では「死合い」を望む豪鬼ライバルに設定されている。

草薙京との関係

草薙京とは宿敵同士だが、草薙家と八神家にまつわる確執や、その身に流れる京を殺すことでしか癒されることのないオロチの血以上に、「八神庵」一個人として京に執着する。京を倒すのは自分であると自負し、他の者に負けることも許せないようである。 だが、神楽ちづるの手引きで必要とあらば、京との対決は一時休戦とし、京と手を組むこともある(『'97』三種の神器チーム・『2003』三種の神器チーム・『XI』京&庵チーム)。そんな微妙な関係を続けながらも、その命を執拗に狙い続けている[2]。『'96』以降から恒例的に、京との対戦前に固有の掛け合いシーンが発生する。一部作品には対戦前の掛け合いが無いが、代わりに対京専用の勝利ポーズや、挑発ポーズが用意されているものもある。

人物

彼が公式ストーリーでチームを組むと、大抵の場合(『'96』・『'97』三種の神器チームと『2003』を除く)、エンディングで仲間割れを起こす。特に『'95』でのチームメイトだったビリー・カーン如月影二には全てが終わった後に不意打ちを仕掛けたことで目の仇にされている。なお、『2001』では逆にセスたち3人の方から仲間割れを仕掛けられている[3]

『'97』の時点でKOFに興味をなくしており(京を抹殺する場所がKOFである必要性は全くないため)、以降の作品では基本的に他の人間から接触を図られて出場ということが多い。『'97』ではちづるによって勝手にシード選手扱いで出場させられた。

『2001』で項目自体が無くなるまで、ほぼ毎年「大切なもの」が変わっていた。『'99』と『2000』では「新しい彼女」が「大切なもの」になっているが、これに関して開発者は「去年(『'99』)と変わってない…?」とコメントしている[4]

なお、その性格や言動からは信じ難いが、嫌いなものは「暴力」となっている。これは小説版『'97』下巻で真吾に対して言った「俺は弱者を痛ぶって喜ぶような下衆な趣味を持ち合わせてはいない」というセリフから「格闘」ではない弱い者虐めを指すと解釈される(小説版自体はゲーム本編の正史とは繋がらないパラレル作品である)。『'95』のドラマCDでは襲ってきたギース・ハワードの配下をさも当然のごとく殺しており、彼の性格上は「戦い=命の奪い合い」である。

京とは違い、高校を卒業しているようである。趣味のバンドではベーシスト(バンド・オブ・ファイターズでもベースを担当)。喫煙習慣があるらしく、小説版の『'96』では煙草を吸っている場面が何度か描かれ、『XI』では後述の墓参りの際に煙草を線香代わりに使っていた。普段はバンド活動をしているか、あてもなく街を彷徨ったりしているが、時には海をまたいで京を追い回したりするなど、詳しい日常生活は謎に包まれている(ほとんどのキャラクターがそうであるが)。家族に両親と妹がおり、ともに健在とのことであるが、その詳細は出てきたことはない。キャラクターCDのリーフレットに掲載された開発スタッフのコメントによると、「"全てが謎"であることを彼(庵)の魅力とし、それを守っていきたかったため(過去・秘密・家族などについては)、極力公表しませんでした」としている。

理由は明かされていないが、軍人が「もっとも嫌いな人種」であるという。

『XI』のストーリーで、知人の命日に墓参りに訪れているという一面を覗かせた(誰の墓であるかは不明。庵いわく、京はこの人物が何年前に死んだかを知っているという)。

他者との協調性に欠け、挑発的で粗暴な言動が多いためか、大概の人物から悪人扱いされることも多い。しかし、オロチ八傑集であるマチュアバイスは、最初はゲーニッツから庵の監視を命じられていたものの、人間とオロチの混血である庵に興味を持ち、ゲーニッツを裏切るなど、限定はされるが他者を惹き付ける魅力も持っていることがうかがえる。なお、庵はマチュアとバイスを「利用できる存在」と見ており、仲間意識は持っていない。「足を引っ張るなら殺す」とも明言しているので、自分が手を組むに値する相手として認めているようではある。

格闘スタイル

格闘スタイルは、八神流古武術のほかに「本能」となっている。戦い方は「殴る」「蹴る」だけでなく、指と爪で切り裂くような攻撃も得意とする。凶悪かつ残忍な内容の台詞の数々、相手を大きくなじり罵る台詞が象徴するように極めて暴力的である。勝利時は大きく高笑いしたり、相手に「死ね」と言い放つものがあり、冷酷さを前面に押し出している。

オロチ編終焉後

『'97』でオロチを封印した後、拉致された京を追ってネスツ基地に侵入。『'99』にて最終ボスのクリザリッドを倒した際にある条件を満たしていると、庵と(もしくは京と)闘うことができる。また、庵チーム専用のエンディングでは、結局京と会う事はなく、その後も京の行方を捜し続けることになる(ハイデルンら傭兵部隊などでも掴めなかった基地をどう発見したのかは不明。庵自身はネスツに目を付けられていた)。その途中の『2000』でネスツに拉致されそうになったユキを偶然ながら助けている。

『2003』にてオロチを復活させ、主にオロチの力を捧げることを目論んでいる「遙けし彼の地より出ずる者」の一族である無界によってオロチの封印が解かれてしまい、『XI』では同一族の禍忌と紫苑を退けるものの、封印が解かれた影響で暴走してしまい、チームを組んでいた京と真吾を倒してしまう。さらにその場に現れたアッシュ・クリムゾンに不意打ちを受けた上に、神器の力とオロチの力を奪われてしまう。その後日談でもあるアニメ『The King of Fighters: Another Day』では、アッシュを追い詰めて殺すために、炎を出せないまま闘う彼の姿が見られ、炎無しでも高い戦闘能力を発揮する。『XII』はストーリーこそないものの、『XI』で炎を奪われた設定を引き継いでおり、炎を出せない状態で闘っている。『XIII』でアッシュが消滅した後、八神の力の象徴であるひび割れた勾玉が残り、元に戻るか力を捨てて人として生きるかの選択を迫られるが、庵は迷わず勾玉を手に取り力を取り戻し、マチュアたちと別れた後(八神チームエンディング)に京の元へ一対一の闘いを挑んだ(日本チームエンディング)。

660年前の因縁

庵は、草薙流と対をなす八神流古武術(源流は草薙流古武術[5])の継承者である。草薙が「祓う者」であるのに対し、八神の位置づけは「封ずる者」である。古くは「八尺瓊(やさかに)」という家名で、かつては草薙と八咫と手を取り、オロチを封印した。しかし、その後の千数百年の間に、八尺瓊はオロチの力への憧憬の念を抱くようになる。その結果、八尺瓊はオロチの魂の解放と引き替えにオロチの力を得ようとするという行為に走る。だが、この時に解放されたのはオロチ八傑集の魂のみであった(不測の事態に備えた八咫が、オロチの魂のみを別の場所に移しておいたため)。魂を解放された八傑集の1人が、八尺瓊の妻を拉致してオロチの生贄にし、亡き者にする。そして、時の帝の命によりオロチの魂を解放した廉で幽閉されている八尺瓊に接近し、八尺瓊の妻は自分の一族の贖罪のために草薙に殺害されたと、草薙と八尺瓊の関係を壊すための嘘の事実を話した。この話に騙された八尺瓊は草薙を憎悪するようになり、オロチの力でもって復讐を行うため、「血の契約」を行う。それにより、八尺瓊はゲーニッツも使う史上最悪の技「八稚女」を完成させる。オロチ一族は八尺瓊に「八稚女」をもって草薙と対決するよう教唆した。

オロチ一族の目的は2つあった。1つは、神器の中でも武に秀で、オロチ復活の邪魔となる草薙の一族を根絶やしにすること、もう1つは両者の争いから戦乱を引き起こし、オロチの封印を守る八咫をおびき寄せることであった。戦乱はしばらく続いたが決着は付かず、その間にオロチ一族と解放された八傑集の魂は何処かに消えた。やがて争いは小康状態に入ったが、この争乱が決定的なものとなって草薙と八尺瓊の関係は断絶し、八尺瓊は「八神」に名を改めた。なお、「八神」という名には「ヤマタノオロチ」を神とするという意味が込められている[6]

『'96』で語られた過去と『'97』で明かされた設定では細かい内容が微妙に違うのだが、「オロチの力に魅入られた八尺瓊が、オロチと血の契約を結んで八稚女を完成させた」という部分は共通している。

八神一族は八尺瓊の力とオロチの血を受け継いでいるため、操る炎の色がオロチ八傑集であるクリスと同じく青紫となっている[7]。その影響で一族は短命であり、庵もまた命を削りながら炎を揮い、八神家の660年の罪を背負い、人とオロチの狭間で苦しんでいる(『'96』・『'97』三種の神器チームのエンディング)。なおオロチの封印が緩んでいる場合は症状が更に悪化するようである。

血の暴走

オロチの封印が緩むと「血の暴走」を起こすことがある(後述)。『'96』のエンディングではそれが起こり、チームを組んでいたマチュアとバイスの体を引き裂いた。また、オロチの封印が緩んでいる時は度々吐血している。2008年に10年ぶりにリメイクされた『'98UM』では、オロチとの戦闘前の掛け合いで暴走しかけるも、我を取り戻すという演出が加えられた。『XI』にて無界がオロチの封印を解いたために、チームストーリーでも吐血したとも取れる描写がある。

ゲーム上の特徴

庵は飛び道具と対空迎撃技を備えており、比較的スタンダードな性能を持つ(『XII』では炎を奪われている設定のため、それまでとは必殺技の性能が大きく異なる)。下段のしゃがみ弱キックや、キャラクター特有の低いジャンプからの攻撃、めくりを狙える「外式・百合折り」や、『'96』にて追加された相手のガードを崩す「屑風」など、ガードを崩す手段が豊富で、これらを決めてから「百弐拾七式・葵花」や「禁千弐百拾壱式・八稚女」につなげる連続技を決めていくことができる。相手を転ばせ、起き上がりからの択一攻撃で強引に押し切って倒すこともできる。反面、通常技の癖が強く、全体的に技後の隙が大きいものが多いため、出しどころを誤るとすぐに崩される危うさを持っているが、その攻撃能力の高さから、シリーズ全般を通して「強いキャラクター」として評価されている。

技の解説

「血の暴走」を除き、詳細は八神流古武術を参照。

通常投げ

逆剥ぎ(通常投げ、腹部に手を突き刺し上方向へ肉をはぎ取るように切り裂く投げ技)
逆逆剥ぎ(「逆剥ぎ」の背面バージョン、尾骶骨あたりに手を突き刺し上方向へ肉をはぎ取るように切り裂く投げ技)
燧杵(相手の胸倉をつかみ、そのまま相手の顔の前で炎を爆発させる投げ技)

特殊技

外式・夢弾
外式・抗月
外式・轟斧 陰「死神」(相手の顎を脚で跳ね上げ、そのままその足を踵落としの要領で相手に充てる特殊技)
外式・百合折り

必殺技

百式・鬼焼き(草薙京と同様の技だが京のものより上方向へ飛び横方向に出ない。無敵があり、京のものよりも対空性能は良好)
百八式・闇払い(地を這う飛び道具技。スピードもそこそこあり、牽制にも役立つ)
百九式・黄泉払い
百弐拾七式・葵花(フック、ショートアッパー、たたき落としの順番で連続入力する突進技)
弐百拾弐式・琴月 陰(基本的には京の「琴月 陽」と同様だが相手をつかみ地面にこすり付けた後に爆発させる演出になっている)
参百拾壱式・爪櫛(相手にとびかかりながら引っ掻くように炎を浴びせる突進技)
屑風(「逆逆剥ぎ」が実装されるまでは相手との位置が入れ替わる通常投げだったが、実装されてからは相手の状態を崩しながら背面へ移動させる技になった)
百四式・鵺討ち
百弐拾九式・明烏
弐百参式・槌椿
四百壱式・衝月

超必殺技

禁千弐百拾壱式・八稚女(初登場時から使用している乱舞技。相手の鮮血をまき散らせて攻撃する)
裏百八式・八酒杯(同じ「裏百八式・大蛇薙」と対となる技。技名はヤマタノオロチの8つの首に酒を飲ませ、動きを封じる際に使った杯。この技も相手の動きを封じる技になっている)
裏参百拾壱式・析爪櫛(「参百拾壱式・爪櫛」の強化版で、当たると相手を掴んだまま上昇しながら鬼焼きを決める。『'99』・『2002UM』と『頂上決戦最強ファイターズ』などで実装している)
裏千弐百七式・闇削ぎ
裏百式・鬼焔(『CAPCOM VS. SNK』オリジナル。「鬼焼き」を3回連発する対空向きの超必殺技)
裏千弐拾九式・焔甌
禁七拾七式・禍風
禁千弐百拾八式・八咫烏
裏参百壱拾六式・豺華
三神技之弐
夢月洗禮(『熱闘KOF'96』において追加された乱舞技で、覚醒庵が使用する技。「禁千弐百拾壱式・八稚女」によく似ているが威力がMAX版に近く、至近距離で放つと最初のポーズにも攻撃判定がある)
血の暴走
SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS』(以下『SVC CHAOS』と表記)でEXCEEDとして追加。その場で苦しみ出し、攻撃を受けると「豺華」の引き裂く動作で反撃をする当て身打ち技となっている。
ネオジオバトルコロシアム』では高い軌道で飛び込み相手を捕まえてから、『'96』のエンディングで起こした様を再現するが、こちらは『SVC CHAOS』のEXCEEDと違い、ゲージ消費が少ないせいかダメージはそれほど高くはない。

キャラクターのバリエーション

ツキノヨルオロチノチニクルフイオリ

オロチ編(『'95』 - 『'97』)では、オロチの復活が近付いた結果「血の暴走」と呼ばれる現象を引き起こしていた。「血の暴走」が起きると理性を無くし、本能[8]のまま目に付いた者に襲い掛かるようになってしまう。暴走中はさながら獣のような叫び声を上げ、京の名を叫ぶ以外は人の言葉を発しないが、『SVC CHAOS』の掛け合いや『XI』のエンディングなど片言ながら人語を話す描写もある。ネスツ編以降(『'99』 -)は収まっていたが、オロチの封印が解けた後の『XI』のエンディングで再び暴走を起こしている。

一部の作品では隠し要素として、この「血の暴走」を起こした状態の庵を「ツキノヨルオロチノチニクルフイオリ」という個別のキャラクター(俗称として暴走庵とも称する)として使用できる。技の仕様が変わるようなことは無いが、ジャンプやダッシュなどの動作スピードが異常に速くなる。また、『CAPCOM VS. SNK』や『SVC CHAOS』では通常の庵にない技が追加されたり、引き換えに一部の通常の庵にもある技が削除されたりなどの差別化がなされるようになった。なお、『熱闘KOF'96』でのみ他作品と異なり、名前が「IORI'(庵 ダッシュ)」となっており、動作速度はあまり変わらないが技の仕様が異なる。

ミスX

SNK GAL'S FIGHTERS』では「クィーン・オブ・ファイターズ」を開催したボスキャラクター「ミスX」が登場する。サングラスにマスク(如月影二が付けているのと同じもの)で顔を隠し、ロングスカートのセーラー服というスケバン風の衣装であるが、前に伸びた赤い髪のせいで庵の変装した姿であるのは一目瞭然である。本人もこれには納得しているわけではないらしく、正体がバレそうになると慌てて誤魔化す。また、ナコルルの持つ刃物(宝刀チチウシ)を見て反則だとツッコミを入れるなど、『KOF』本編の庵と比較してコミカルな印象が強い。

取り巻きとしてビリー・カーンと如月影二、マチュアとバイスがいるが、ビリーと影二がほぼ庵と同じ姿であるのに対し、マチュアとバイスはサングラスをかけているだけである。ソウマトウフラッシュには彼ら以外に草薙京とのツーショットもあり、エンディングでも声をかけてくることから、京もこの奇行には気付いているようである。

『SVC CHAOS』で暴走庵がデミトリの「ミッドナイトブリス」を受けるとこの姿に変化する。

ミスXの技

ここではミスX独自のもののみを記述する。

参百拾壱点伍式・鉤爪櫛(かぎつまぐし)
必殺技。通常の八神庵の「参百拾壱式・爪櫛」とほぼ同じ技。
裏参百拾壱点伍式・折曲爪櫛(おれまがりつまくし)
超必殺技。こちらも通常の八神庵の「裏参百拾壱式・析爪櫛」とほぼ同じ技である。
裏九拾壱式・八束脛(やつかはぎ)
超必殺技。画面外に消えた後、スクーターに乗って相手に突撃する。

登場作品

八神庵
ツキノヨルオロチノチニクルフイオリ
  • ザ・キング・オブ・ファイターズ'97、2002(PS2版のみ)、'98UM
  • 熱闘ザ・キング・オブ・ファイターズ'96
  • キングオブファイターズR-1
  • 頂上決戦 最強ファイターズ SNK VS. CAPCOM
  • CAPCOM VS. SNKシリーズ
  • SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS
ミスX
炎を取り戻した庵
  • ザ・キング・オブ・ファイターズXIII(家庭用予約特典、後に有料配信された)

担当声優

なお、安井と小板橋は『ザ・キング・オブ・ファイターズ完全読本』の付録CDに収録されている「美形会議 -DOKUHON-」で共演している。

脚注

  1. ^ 『KOF XII』の開発者インタビューより。
  2. ^ 『'97』にて主人公チームをゲームを進め、特定の条件でオロチを倒すことで理由が明かされる。京は庵に対し、なぜ自分を殺すことにこだわっているのかを聞くと、庵は「気に入らないから」と返答している。『KOF京』では京に対し、「たとえ生まれ変わっても何度でも殺す」と話している。
  3. ^ しかし、「血の暴走」を除けば、庵自身の意志で仲間割れを起こしたのは『'95』のみである。『'95』のチームストーリーでは、自分のことを仲間とは思わないように釘を刺した上で、「利用できるものは利用するだけ」ということをビリーと影二に話していた。
  4. ^ CAPCOM VS. SNK』シリーズや『ネオジオバトルコロシアム』では再び「新しい彼女」が大切なものになっている。
  5. ^ 『ALL ABOUT ザ・キング・オブ・ファイターズ'95』(電波新聞社)112Pの八神庵プロフィールより。
  6. ^ ゲーメストムックvol.93『ザ・キング・オブ・ファイターズ'97オフィシャルコレクション』18p、プランナーへの開発秘話のインタビューより。
  7. ^ 『'96』の三種の神器チームのエンディングで庵はゲーニッツに炎を放っているが、その際の炎は青紫ではなく紅であった(ちづるはこれを「人間としての本能が生み出した」と指摘した)。以後もオロチ封印時や超必殺技である「三神技之弐」使用時(『2003』のみ)に炎の色が紅くなっている。
  8. ^ プロフィールがある場合、格闘スタイルも「本能」のみになる。

関連人物

  • 草薙京 - 三種の神器一族の末裔の1人・払う者、三種の神器チームのチームメイト、ライバル
  • 神楽ちづる - 三種の神器一族の末裔の1人・護りし者、三種の神器チームのチームメイト、後見人
  • 矢吹真吾 - 自称「草薙京の一番弟子」、『KOF XI』の神楽ちづるの代理のチームメイト
  • レオナ・ハイデルン - 同じオロチ一族の力を受け継いだ者
  • 七枷社 - バンドのライバル
  • オロチ - 三種の神器一族の宿敵
  • ビリー・カーン ― 『KOF'95』ライバルチーム
  • 如月影二 ― 『KOF'95』ライバルチーム
  • マチュア ― オロチ八傑集、『KOF'96』、『KOF'98』、『KOF 2002』、『KOF XIII』のチームメイト
  • バイス ― オロチ八傑集、『KOF'96』、『KOF'98』、『KOF 2002』、『KOF XIII』のチームメイト
  • セス - リング機関エージェント、『KOF 2001』のチームメイト
  • ヴァネッサ - リング機関エージェント、『KOF 2001』のチームメイト
  • ラモン - ルチャドール、『KOF 2001』のチームメイト
  • アッシュ・クリムゾン - 八神庵から八神(八尺瓊)一族の力とオロチ一族の力を奪う
  • 豪鬼 - カプコンとのクロスオーバー『頂上決戦 最強ファイターズ』においてのライバル

関連項目