休刊

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休刊(きゅうかん)もしくは廃刊(はいかん)は、出版されている「新聞雑誌」などの編集・発行を停止すること。

新聞休刊日のような単発的な発行休止と、編集部を廃止してその後の発行を完全に停止する場合のいずれも同じく休刊と呼ぶ。本項では後者の件について記述する。

概要

実際には廃刊であっても、復刊を目指して、あるいは読者や関係各所に匂わせて、休刊と公称するケースが多い。雑誌の場合、廃刊すると雑誌コードを返上しなければならないが、再取得は困難なため、復刊の目処の有無にかかわらず休刊と公称するのが通例。ただし、出版社が倒産した場合は廃刊と呼ばれることが多い。

休刊した雑誌が復刊するよりも、その雑誌コードで別の雑誌が創刊される場合がほとんどである。休刊された雑誌に連載されていた作品については、他誌に引き継がれる(移籍)ものや、著者が自費出版として出すものがある。

休刊後、復刊した雑誌

1980年代

1990年代

2000年代

2010年代

  • アニメスタイル美術出版社→スタジオ雄) - 2000年休刊、2011年5月復刊
  • GiRLPOPソニー・マガジンズ) - 2006年休刊、2011年6月復刊
  • ワイアード(DDPデジタルパブリッシング→コンデナスト・ジャパン) - 1998年11月休刊、2011年7月復刊
  • ホットバージョン2&4モータリング社→HVプロジェクト) - 2011年4月休刊、同年8月復刊
  • 旅と鉄道鉄道ジャーナル社朝日新聞出版山と渓谷社) - 2009年休刊、2011年9月復刊
  • プレイドライブ芸文社→サンク) - 2007年7月休刊、2008年6月復刊、2012年3月再休刊、同年6月再復刊
  • Gun(国際出版→ユニバーサル出版) - 2011年11月休刊、2012年9月「Gun Magazine」の題字で復刊
  • 盆栽世界(新企画→エスプレス・メディア出版) - 2012年3月休刊、同年7月復刊
  • セガマガジン - フリーペーパーとして復刊。その後再休刊
  • 週刊ゴング(日本スポーツ出版社→アイビーレコード、徳間書店) - 2007年3月休刊、2015年1月不定期刊として復刊、2016年再休刊
  • ラブベリー徳間書店) - 2012年2月休刊、2015年12月よりムックの形で復刊
  • 小悪魔ageha(イン・フォレスト→ネコ・パブリッシング→トランスメディア) - 2014年5月会社倒産のため廃刊、2015年復刊、2017年10月再休刊、同年12月再復刊
  • COSMODE→COSPLAY MODE(イン・フォレスト→ファミマ・ドット・コム→シムサム・メディア) - 2014年5月会社倒産のため廃刊、同年9月「COSPLAY MODE」に改題して復刊
  • SHOXX音楽専科社→EMTG) - 2016年9月休刊、2017年2月ムック形式で復刊準備号を発行
  • Pick-up Voice(音楽専科社→辰巳出版→EMTG) - 2016年9月休刊、同年10月に辰巳出版が「声優 Pick-up Actor」に改題してムックの形で刊行するも1回限りで再び休刊、2017年1月になりEMTGよりムックの形で元の名称にて復刊(実質的には月刊)
  • CONTINUE太田出版) - 2010年休刊、2018年復刊

2020年代

  • 映画秘宝洋泉社→双葉社) - 2020年1月休刊、同年4月復刊、2022年3月再休刊[1]
  • Febri(一迅社) - 2020年8月休刊、2022年11月復刊[2]

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク