二塚駅

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二塚駅
駅舎(2006年9月7日)
ふたつか
Futatsuka
高岡 (3.3 km)
(1.3 km)
所在地 富山県高岡市二塚2209
北緯36度42分51.81秒 東経137度0分22.14秒 / 北緯36.7143917度 東経137.0061500度 / 36.7143917; 137.0061500
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
日本貨物鉄道(JR貨物)
所属路線 城端線
キロ程 3.3 km(高岡起点)
電報略号 フツ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
54人/日(降車客含まず)
-2010年-
開業年月日 1914年大正3年)2月20日
備考 業務委託駅
POS端末設置
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駅から工場へ向かう貨物列車(2009年8月12日)

二塚駅(ふたつかえき)は、富山県高岡市二塚にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)城端線である。

駅構造

単式、島式の2面3線のホームを持ち、列車交換が可能な地上駅。下りホーム側に駅舎があり、上りホームへは跨線橋で連絡している。1線は貨物が使用している。

富山地域鉄道部が管理し、JR貨物が駅業務を請け負っている業務委託駅で、POS端末による乗車券発券が可能。駅舎にはたくさんの瓢箪がつるされている。

二塚駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先
駅舎側 城端線 下り 城端方面
反対側 城端線 上り 高岡方面
  • 案内上ののりば番号は設定されていない(のりば番号標はなく、駅掲示時刻表にも番号記載はされていない)。

貨物取扱

取扱貨物は、専用線発着のコンテナ貨物である。庄川に面する中越パルプ工業二塚工場まで、全長1.4kmの専用線(単線非電化)が続いている。また、かつては駅構内に大門土石の専用線とホームもあり、砂利輸送を行っていた。

利用状況

1日の平均乗車人員は以下の通りである。

  • 66人(2004年度)
  • 64人(2005年度)
  • 70人(2006年度)
  • 66人(2007年度)
  • 70人(2008年度)
  • 59人(2009年度)
  • 54人(2010年度)

駅周辺

歴史

  • 1899年明治32年)4月3日 - 中越鉄道の高岡駅 - 戸出駅間に二塚駅(初代)が開業。
  • 1902年(明治35年)5月15日 - 二塚駅(初代)廃止。
  • 1914年大正3年)2月20日 - 中越鉄道の二塚停留場として再開業。旅客営業のみ。位置は初代同様に高岡駅 - 戸出駅間であるが、初代駅からは城端寄りの位置に設置された。
  • 1920年(大正9年)9月1日 - 中越鉄道の国有化により、国有鉄道中越線に移管。同時に駅に昇格し二塚駅(二代目)となる。
  • 1926年(大正15年)9月1日 - 貨物の取扱を開始。
  • 1942年昭和17年)8月1日 - 線路名称改定。中越線の高岡駅 - 城端駅間が城端線に改称され、当駅もその所属となる。
  • 1957年(昭和32年) - 砺波製紙(現・中越パルプ工業)二塚工場が操業開始。この頃工場への専用線が竣工。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅となる。

隣の駅

西日本旅客鉄道
城端線
高岡駅 - 二塚駅 - 林駅

関連項目

外部リンク