中華人民共和国衛生部
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中華人民共和国衛生部(ちゅうかじんみんきょうわこくえいせいぶ)は、中華人民共和国国務院に属する役所で日本の旧厚生省(現厚生労働省)に相当する政府機関。
主な業務は中国国内の医療を監督し直属に医科大学が設置されている。また医師国家試験も作成する業務がある。
歴任部長
- 李徳全
- 銭信忠
- 劉湘屏
- 江一真
- 銭信忠
- 崔月犁
- 陳敏章
- 張文康(1998年-2003年4月)
- 呉儀(2003年4月 - 2005年4月)
- 高強(2005年4月 - 2007年6月)
- 陳竺(2007年6月 - )
下位機構
補足
現部長の陳竺は中国共産党党員ではなく、いわゆる学者部長で、1981年上海第二医科大学(上海交通大学医学院)で修士の学位を得て、1989年フランス・パリ第7大学で博士号を取得し、1990年上海第二医科大学付属瑞金病院の教授を担当した。1995年中国科学院アカデミー会員となり、1998年国家ヒトゲノム南方研究センターの主任担当、国家「973」計画の首席科学者で、血液学、分子生物学などの領域に高い造詣があり成果を得ている。フランス抗ガン連盟賞、国家科学技術進歩2等賞などの多数の賞を獲得している。第三世界の科学院アカデミー会員、ヨーロッパ科学院の外国籍アカデミー会員、米国科学院の外国籍アカデミー会員、フランスの科学院アカデミー会員。2000年10月から中国科学院の副院長を担当し、 2007年6月に衛生部部長に就任した。 血液学専門医師であり、臨床経験が豊富な閣僚である。無党派の閣僚就任は建国以来3人目。
なお陳竺の前に部長を務めていた高強は陳竺の就任と同時に副部長に降格(党組書記はそのまま)されたが、理由は明らかにされていない。