ワンダフルタウン (競走馬)
この記事は現役競走馬を扱っています。 |
ワンダフルタウン | |||||||||
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2020年京都2歳S | |||||||||
欧字表記 | Wonderful Town | ||||||||
品種 | サラブレッド | ||||||||
性別 | 牡 | ||||||||
毛色 | 鹿毛 | ||||||||
生誕 | 2018年1月31日(6歳) | ||||||||
父 | ルーラーシップ | ||||||||
母 | シーオブラブ | ||||||||
母の父 | ディープインパクト | ||||||||
生国 | 日本(北海道安平町) | ||||||||
生産者 | ノーザンファーム | ||||||||
馬主 | 三田昌宏 | ||||||||
調教師 | 高橋義忠(栗東) | ||||||||
競走成績 | |||||||||
生涯成績 | 7戦3勝 | ||||||||
獲得賞金 |
1億85万7000円 (2022年10月30日現在) | ||||||||
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ワンダフルタウン(欧字名:Wonderful Town、2018年1月31日 - )は、日本の競走馬。主な勝ち鞍は2020年の京都2歳ステークス、2021年の青葉賞。
馬名の意味は、曲名。
戦績
2歳(2020年)
6月28日、阪神競馬場で行われた2歳新馬戦に3番人気でデビュー。後方追走から直線で追い込んでくるもダノンザキッドの2着に敗れる[1]。続く7月25日新潟競馬場の2歳未勝利戦は道中4番手追走から直線で抜け出すと最後は後続に8馬身差をつけ初勝利を挙げた[2]。
休養を挟み、10月31日京都競馬場で行われた萩ステークスでは中団追走から脚を伸ばすもののシュヴァリエローズの3着に終わる。11月28日の京都2歳ステークスは道中後方待機から直線で末脚を伸ばすと最後はラーゴムに3/4馬身差をつけ重賞初制覇を果たした[3]。
3歳(2021年)
爪の不安による治療により復帰が遅れ、予定していた皐月賞をパスし5月1日の青葉賞に出走、5か月ぶりの実戦だったが、スタートを決め、先行勢の後ろを確保し、直線満を持して抜け出すと、内から迫ってきたキングストンボーイをハナ差凌いで重賞2勝目。日本ダービーへの優先出走権を獲得した。初のGI出走となった東京優駿は5番人気に支持される。レースは中団で脚を溜め、やや早めに進出したが伸びくれず10着に敗退。初の二桁着順を喫した。
競走成績
以下の内容は、JBISサーチ[4]およびnetkeiba.com[5]に基づく。
競走日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 距離(馬場) | 頭 数 |
枠 番 |
馬 番 |
オッズ (人気) |
着順 | タイム (上がり3F) |
着差 | 騎手 | 斤量 [kg] |
1着馬(2着馬) | 馬体重 [kg] |
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2020. 6.28 | 阪神 | 2歳新馬 | 芝1800m(稍) | 14 | 8 | 13 | 6.5 (3人) | 2着 | 1:48.8(34.7) | 0.5 | 和田竜二 | 54 | ダノンザキッド | 444 | |
7.25 | 新潟 | 2歳未勝利 | 芝1800m(稍) | 13 | 5 | 6 | 1.4 (1人) | 1着 | R1:46.5(34.0) | -1.3 | 和田竜二 | 54 | (ヴォワドアンジェ) | 448 | |
10.31 | 京都 | 萩S | L | 芝1800m(良) | 8 | 2 | 2 | 1.8 (1人) | 3着 | 1:48.3(34.1) | 0.2 | 和田竜二 | 55 | シュヴァリエローズ | 464 |
11.28 | 阪神 | 京都2歳S | GIII | 芝2000m(良) | 10 | 7 | 8 | 4.4 (3人) | 1着 | 2:01.6(35.0) | -0.1 | 和田竜二 | 55 | (ラーゴム) | 462 |
2021. 5. 1 | 東京 | 青葉賞 | GII | 芝2400m(良) | 18 | 1 | 2 | 5.0 (3人) | 1着 | 2:25.2(34.4) | -0.0 | 和田竜二 | 56 | (キングストンボーイ) | 466 |
5.30 | 東京 | 東京優駿 | GI | 芝2400m(良) | 17 | 6 | 12 | 16.2 (5人) | 10着 | 2:23.3(34.4) | 0.8 | 和田竜二 | 57 | シャフリヤール | 470 |
2022.10.30 | 阪神 | カシオペアS | L | 芝1800m(良) | 15 | 3 | 5 | 28.9 (9人) | 12着 | 1:46.9(33.5) | 0.8 | 和田竜二 | 58 | アドマイヤビルゴ | 474 |
- タイム欄のRはレコード勝ちを示す。
- 競走成績は2022年10月30日現在。
血統表
ワンダフルタウンの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | キングマンボ系 |
[§ 2] | ||
父 ルーラーシップ 2007 鹿毛 |
父の父 キングカメハメハ2001 鹿毛 |
Kingmambo | Mr. Prospector | |
Miesque | ||||
*マンファス | *ラストタイクーン | |||
Pilot Bird | ||||
父の母 エアグルーヴ1993 鹿毛 |
*トニービン | *カンパラ | ||
Severn Bridge | ||||
ダイナカール | *ノーザンテースト | |||
シャダイフェザー | ||||
母 シーオブラブ 2012 鹿毛 |
ディープインパクト 2002 鹿毛 |
*サンデーサイレンス | Halo | |
Wishing Well | ||||
*ウインドインハーヘア | Alzao | |||
Burghclere | ||||
母の母 *バランセラ2001 栗毛 |
Acatenango | Surumu | ||
Aggravate | ||||
Baranciaga | Bering | |||
Maxencia | ||||
母系(F-No.) | 19号族(FN:19) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | なし | [§ 4] | ||
出典 |
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- 母母バランセラはGIのクイーンエリザベス2世チャレンジカップステークス 、E.P.テイラーステークス2着馬。
- 近親に2016年紫苑ステークス勝ち馬のビッシュがいる。
脚注
注釈
出典
- ^ “【阪神5R新馬戦結果】ダノンザキッドが楽に突き抜けデビュー勝ち”. netkeiba.com (2020年6月28日). 2020年11月29日閲覧。
- ^ “【新潟2R・2歳未勝利】ワンダフルタウンが2歳コースレコードV 和田竜二騎手「期待通りの走り」”. スポーツ報知 (2020年7月25日). 2020年11月29日閲覧。
- ^ “【京都2歳S結果】ワンダフルタウンが差し切り重賞初制覇”. netkeiba.com (2020年11月28日). 2020年11月29日閲覧。
- ^ “ワンダフルタウン 競走成績”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年12月1日閲覧。
- ^ “ワンダフルタウンの競走成績”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd.. 2020年12月1日閲覧。