ハートの国のアリス〜Wonderful Wonder World〜
ハートの国のアリス 〜Wonderful Wonder World〜 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ジャンル | 恋愛アドベンチャーゲーム | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ゲーム | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
対応機種 | Windows98/Me/2000/XP、PS2、PSP | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
修正パッチ | あり | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
開発元 | QuinRose | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
発売元 | PC:QuinRose PS2、PSP:プロトタイプ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キャラクターデザイン | 中島みなみ(原案)、ひめりんご | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シナリオ | 五月攻 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
プレイ人数 | 1人 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
発売日 | PC:2007年2月14日 PS2:2008年9月18日 PSP:2009年7月30日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
レイティング | PC:CERO:A(全年齢対象) PS2、PSP:CERO:C(15才以上対象) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キャラクター名設定 | 可 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キャラクターボイス | 主角以外フルボイス | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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テンプレート - ノート | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
プロジェクト | ゲーム漫画・ライトノベル | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ポータル | ゲーム・漫画・文学 |
『ハートの国のアリス 〜Wonderful Wonder World〜』(ハートのくにのアリス ワンダフルワンダーワールド)は、2007年2月14日にQuinRoseから発売されたパソコン用恋愛アドベンチャーゲーム。不思議の国のアリスをモチーフとした乙女ゲーム作品である。副題は全作共通。
2008年9月18日に、新たなCGとシナリオを追加した移植版がPS2用に、2009年7月30日にPSP用にプロトタイプから発売された。2007年12月25日には続編である『クローバーの国のアリス』が、2010年4月15日にPS2用をプロトタイプから、2011年3月31日にPSP用にQuinRoseから移植されたものが発売。さらに2009年10月31日に『ジョーカーの国のアリス』が、2011年10月27日にはPSP用がQuinRoseから移植され発売。2010年3月14日にハートのボリュームアップ版としてQuinRoseから発売された『アニバーサリーの国のアリス』も、2011年7月28日に『ハートの国のアリス〜アニバーサリーVer.〜』とタイトルを変えてPSP用としてQuinRoseより移植されたものが発売。現在はアリスシリーズを通してのファンディスク『おもちゃ箱の国のアリス』が、2011年12月22日にPSP用の最新作として発売中である。本項ではこれらの続編についても扱う。
概要
QuinRose作品として、赤の世界の『ハート』は第3作目、緑の世界の『クローバー』は第4作目、四季が絡む『ジョーカー』は第7作目、3周年記念の『アニバーサリー』は第8作目に該当する。いずれも、同社のフルークハーフェン大陸シリーズとは舞台や世界観が異なるため、別レーベル「QuinRose UnderGarden」制作の作品として発売されたが、スタッフはQuinRoseと共通。また、シミュレーション要素やRPG要素もなく、QuinRose初の完全ノベル形式アドベンチャーゲームとなっている。シナリオは五月攻。原画はひめりんご。
推奨動作環境のバグ問題でユーザーから多くの問い合わせを受け、公式サイトでパッチが提供されている。が、このパッチで修正してもスチルコンプ不可能・パソコン停止などのバグが一部に残り、2010年6月現在も、完成されたパッチの公開・配布には至っていない。
ストーリー
『ハート』の舞台は、中世の英国を思わせる世界。自宅の庭で昼寝をしていた主人公は、二本足で走る白ウサギによって不思議な世界に連れ去られる。辿り着いたのは、登場人物がほぼ何かしらの武器を携帯し銃撃戦が日常茶飯事の、メルヘンなようでメルヘンではない世界。白ウサギから無理矢理に謎の薬を飲まされ、元の世界に帰れなくなった主人公は「この世界は夢だから、覚めるまで楽しめばいい」と開き直り、行動を開始する。また追加要素は多々あるものの、『アニバーサリー』も『ハート』と舞台を同じくしている。
『クローバー』は、前作『ハート』で白ウサギに連れ込まれた世界に残り、主人公が日々を過ごしているという続編。住人全員と既に知り合いで親しくなってはいたものの、特定の誰かとの恋愛には発展しないまま、物騒な異世界に馴染みつつあった。ところがある日、主人公が目覚めると大規模な地殻変動―周囲の住人曰く「引っ越し」―が起こって世界が回転した結果、主人公の居たハートの国は唐突に、領地2つや2人のキャラクターを入れ替えたクローバーの国へと変化していた。
『ジョーカー』ではさらに、サーカスと共にエイプリル・シーズンが到来し、四季が訪れた世界は(前二作では、天候・気候が安定して変化がないという設定)『ハート』と『クローバー』の混在したものに変化する。主人公は住人全員とある程度親しいものの、特定の誰かとの恋愛には発展していないという『クローバー』的な設定から始まる。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
登場人物
- アリス=リデル (Alice Liddell)
- 声 - 釘宮理恵(劇場版アニメ・一部ドラマCDのみ)
- 年齢:特殊なので設定せず / 血液型:A型 / 身長:160cm前後。
- 主人公。名前は変更可能。
- 勝気なしっかり者で行動力もあるが、卑屈な現実主義。元の世界では、姉や白い飼い猫のダイナと同居する自宅から公立校に通い、放課後は友人の紹介である出版社でバイトしていた、働き者でもある。母親を亡くして以降、仕事を理由に家を空けがちになった父親に代わり、妹のイーディスと共に、姉のロリーナに育てられた。初恋相手で一時は恋人でもあった家庭教師の惹かれた姉が、彼に見向きもしなかった過去から姉を完璧視しており、相反する自分に複雑なコンプレックスを抱えている。
- 普段着用する青と白のエプロンドレスは、姉の好みに合わせての服装であり、嫌いではないものの、シンプルが好みな自身のものとは異なっている。
- 『クローバー』では、前作で留まると決めた異世界の非常識にはまだ驚きながらも、徐々に慣れ、楽しめるようになってきた。反面、心の奥では姉を置いてこの世界に住む事に大きな罪悪感を覚えている。会合時は、黒を基調としたドレスに身を包む。
- ブラッド=デュプレ (Blood Dupre)
- 声 - 小西克幸
- 年齢:26〜29歳(便宜上) / 血液型:B型(便宜上) / 身長:185cm〜190cm。
- 帽子屋の名を自称するマフィアで、帽子屋ファミリーのボス。主人公の元恋人である家庭教師と瓜二つの容姿だが、その強引さやセクハラ発言の連発と性格は大きく異なる。冷静沈着な策士だが、自分を楽しませてくれる物事や人物が好きで、退屈と面倒が大嫌いと非常に気紛れ。紅茶の茶葉の知識が豊富で、こよなく紅茶を愛するあまり、コーヒーを嫌ったり紅茶に関しては取り乱したりととにかく紅茶にうるさく、屋敷の庭でお茶会を楽しむのが趣味。エリオットがしつこく勧めたせいで、人参を始めとしたオレンジ色の食事を徹底的に嫌っている。
- 薔薇で奇抜かつ派手に飾られた帽子、貴族の平服と乗馬服を掛け合わせたかのような白のタキシードが特徴。急場には瞬時に、薔薇付きのマシンガンへと変化するステッキを常に持ち歩いている。
- 『クローバー』の会合時は、トランプマークをあしらった黒いスーツを着用。薔薇のタイピンがお気に入り。
- エリオット=マーチ (Elliot March)
- 声 - 最上嗣生
- 年齢:23〜26歳(便宜上) / 血液型:A型(便宜上) / 身長:195cm〜200cm。
- 三月ウサギの通り名を持つ、ブラッド率いる帽子屋ファミリーのNo.2。かつて禁忌とされる大罪に手を染めて投獄されていた所を、ブラッドの助力で脱獄に成功。以来、ブラッドを盲信的に敬愛し、絶対服従を誓っている。気の短い、自他共に認める危険な男であり、以前はすぐ銃を撃っていたが、現在は発砲前に少し考えるようになり、ブラッドの制止があれば止めるようにもなった。だが、仲間や一度気に入った者には無類の好意を示す素直な性格で面倒見も良いため、周囲からは双子の上司でありながら、保護者扱いされている。食事は常に大好きな人参料理や人参菓子な一方、人参そのものは嫌い。
- 逞しい体格で、常にベルトに挟んだ愛用の銃は、フリントロック式。肩には巻いた紫のストールからは所々に麦の穂が覗いている。肩まで波打つ金髪からは立派なウサギ耳が生えているものの、ウサギである事は完全否定して「ブラッドの犬」を自称している。ウサギ耳の手触りの抜群さや性格の健気さから、主人公に引っ張られる事が稀にある。
- 『クローバー』の会合時は、ロング丈の黒いスーツとコートを着用。ネクタイはストールと同じ柄。
- トゥイードル=ディー、トゥイードル=ダム (Tweedle Dee,Tweedle Dum)
- 声 - 福山潤(2役)
- 年齢:13〜16歳(便宜上) / 血液型:AB型(便宜上) / 身長:155cm〜160cm。
- 「ブラッディ・ツインズ(血まみれの双子)」の二つ名を持つ、帽子屋屋敷の雇われ門番の双子。子供特有の無邪気さと、相手を傷つける事に喜びを見出す残忍な性質を持ち、猟奇的な所業を遊びとして好む。そのため、愛用の身長より大きなトランプマーク付きの斧(二人色違いの短銃にも変化)で屋敷に近づく者を、敵でも客でも切り刻んでしまうので、屋敷に近付く者は少ない。年上の主人公を「お姉さん」と呼んで慕い、暇さえあれば子供である事を盾に甘え、遊んで欲しがる。
- 青い服と瞳で休暇にこだわるのがディー、赤い服と瞳でお金にこだわるのがダム。だが頻繁に服を取り替え、カラーコンタクトで目の色も変えるため、どちらなのか見分けるのは困難。背の低さを気にしており、長身のエリオットを上司にもかかわらず「馬鹿(ひよこ)ウサギ」と罵る。
- 『クローバー』では、時折大人に変身。その際、ディーは長髪を青い紐で結い、ダムは短髪の前髪を赤いピンで止めているため、通常時より見分けやすい。会合時は、ネクタイの色が異なる白い縦縞の入った黒スーツを着用。
- ビバルディ (Vivaldi)
- 声 - 甲斐田裕子
- 年齢:29〜32歳(便宜上) / 血液型:B型(便宜上) / 身長:165cm〜170cm。
- 領地外での通称はハートの女王の、艶やかなハートの城の支配者。ハートの王であるキングも健在ではあるものの、城における実権はほぼビバルディが握っている。罪の有無に関係なく、気分次第で誰の首も刎ねたがる傍若無人でヒステリックな性格。お気に入りの主人公には寛容に接し、女友達やぬいぐるみと遊ぶように可愛がってくれる。可愛いぬいぐるみ集めの趣味や自室を知るのは、極一部の者のみ。幼くして役持ちとなり城へ上がったため、ブラッドが実弟である事を知る者はほぼ皆無ながら、大の紅茶派で、他の花は認めないほど赤い薔薇の生花を好むのは同じ。そのため、自身の香水や風呂は勿論、ハートの城内は薔薇尽くしになっている。
- 豪勢な真紅のドレスに黒リボンで斜めに留めたクラウン、ハートのルビーが着いた錫杖を常用。稀に錫杖をリボルバー式の短銃などに変化させて発泡する場合もあるが、戦闘シーンはほとんど描かれていない。左の口元に黒子があり、グラマー。
- 『クローバー』では、猫好きが発覚。それによりボリスには優しいが、ネズミのピアスは大嫌いで見ると激しく怯える。会合時は、胸元の開いた黒いスーツを着用し、普段は結い上げた巻き毛をウェーブにして垂らており、黒いミニハットからはレースが掛かっている。
- ペーター=ホワイト (Peter White)
- 声 - 宮田幸季
- 年齢:18〜23歳(便宜上) / 血液型:A型(便宜上) / 身長:175cm〜180cm。
- ハートの城の宰相を務める、白ウサギ。主人公をハートの国に連れ込むべく、強制的に穴に落として薬を飲ませた張本人。白ウサギの通称とは対照的に、その狡猾さから陰では黒ウサギとも囁かれている。顔と地位と金回りはいいが極度の潔癖症につき、他者は雑菌扱いで、大好きな主人公以外には触れる事も許さない。また、ミニチュア化した服装を身に付けた本物のウサギへも、任意で変身可能。主人公には偏った無償の愛情を一途に注ぎ続けているが、人の意見に聞く耳を持たず、他者への言動が嫌悪と殺意剥き出しの非道で突飛なものに終始している事から、常に「電波ウサギ」と主人公の不興を買っている。
- 薄ピンクのワイシャツに、赤チェックのジャケットの上から、チェーンで大きな金時計をたすき掛けにしている。戦闘時はこの金時計を主に拳銃に変化させるが、細剣にする事も可能。服装の至る所にある釦の意匠も金時計で、丸眼鏡を常用している。
- 『クローバー』では、自分達の世界に残ってくれた主人公に喜びを感じる反面、独占欲が芽生えつつある。会合時は、黒スーツに赤ネクタイで太いベルトを締め、金時計の文字盤も花柄になっている。
- エース (Ace)
- 声 - 平川大輔
- 年齢:23〜26歳(便宜上) / 血液型:O型(便宜上) / 身長:185cm〜190cm。
- ハートの城で軍事責任者を務める“ハートの騎士”だが、自室に辿り着くのも難しいほど、常に迷子になる才能の持ち主。迷子先で誰かに会う度、鍛錬と称して手合わせを申し込むだけあり、剣術の腕は抜群。やや勧んでトラブルに突っ込みながら「俺って、ツイてないんだ」と笑って前向きに済ませる、ドジッ子気味の一見爽やかな好青年だが、素で毒を吐き、性格の黒さを隠すことなく振り撒いている。『ハート』『アニバアーサリー』ではユリウスの親友や部下を名乗りその手伝いをしていたが、『クローバー』ではユリウスが引っ越しで弾かれ別々になったため、少々不安定になっている。ここでは自分をビバルディの部下だと名乗っているが、早くユリウスの部下に戻りたい様子で、よく主人公同様に扉の声に惑わされる。主人公が変わる事で置いて行かれるのを恐れている様子も伺え、ヤンデレ要素が強まっている。
- 普段は黒のスウェットの上に赤いコートで、胸ポケットにはハートのAマーク。ハート柄の鞘の大剣を携帯している。
- 会合時は、ダブルの黒いスーツの上に、デザイン違いの赤いコートを着用。
- ボリス=エレイ (Boris Airay)
- 声 - 杉山紀彰
- 年齢:16〜19歳(便宜上) / 血液型:B型(便宜上) / 身長:170cm〜175cm。
- チェシャ猫の通り名を持つ、遊園地の居候の猫。少年らしく快活で人当たりは良いが、性格は猫そのもので自由奔放。ナゾナゾが大好きで主人公にもよく出すが、答えをはぐらかす事もあり、対応は気紛れ。改造・銃オタクで、常用の短銃以外にも大量の銃をコレクションしている自室は、原型を留めていないほどに改築されている。その器用さで、遊園地内のアトラクションのメンテナンスや一部の改造も勝手に行なっている。帽子屋の双子とは趣味も近く仲の良い友達。
- 髪・耳・尻尾、さらには巻きつけるファーや愛用の短銃に至るまでピンク色。耳や尻尾には、首から繋ぐ鎖と同じ金色のピアスを数多く着ける。
- 『クローバー』では、ネズミのピアスの存在に食欲や嗜虐心が刺激され、発見するとナイフとフォークを手に追いかけ回す。また、扉を媒介に空間の切り貼りが出来る能力が披露されているが、領主の居る領土内で大きく力を行使するには事前許可が必要。会合時は、開襟のシャツで首にネクタイ代わりの白黒のリボンを巻き、黒いスーツとファーを纏う。
- メリー=ゴーランド (Mary Gowland)
- 声 - 堀内賢雄
- 年齢:32〜35歳(便宜上) / 血液型:O型(便宜上) / 身長:190cm〜195cm。
- ハートの国の遊園地オーナーにして、侯爵。音楽をこよなく愛し、人前でよく自前のバイオリンを始めとした演奏をしたがるものの、音楽センスは無自覚ながらも壊滅的。「公害」「兵器」と称されており、周囲には呆れられている。普段は温厚で、主人公にとっては実の父親よりも父親らしく感じる落ち着きは、居候のボリスにはおっさんと弄られている。だが、普段はあまりの恥ずかしさで周りに「ゴーランド」と呼ばせているフルネームをからかわれると、大砲級の破壊力のライフルへとバイオリンを変化させて攻撃してくる。豹変は短時間しか続かず、すぐにいつもの性格に戻る。
- 普段は木馬の飾りを下げ、音符柄の黄色いロングジャケットに丸眼鏡で、襟足は三つ編み。意匠がデタラメなバイオリンを携帯。
- 『クローバー』には登場せず『ジョーカー』で復帰する。
- ユリウス=モンレー (Julius Monrey)
- 声 - 子安武人
- 年齢:28〜31歳(便宜上) / 血液型:A型(便宜上) / 身長:190cm〜195cm。
- 時計塔の番人で、通称は時計屋だが、葬儀屋とも揶揄される。ハートの国を始めとした異世界で、全住人の命である「時計」を修理する役割を担い、主人公以外で時間帯を変更できる、唯一無二の職人。仕事以外で塔から外出する事はほぼないという、根暗で厭人家の仕事中毒人間。当初は主人公のことも厄介者として扱ったが、次第に態度を軟化させ、自分と同じく自信を持てない主人公を不器用ながらも励まし、素直に照れるようになる(ツンデレ)。自分より不幸な人間を見ると幸せになるため、エースとは友達。コーヒー派。
- 金のベストの上から黒のロングジャケットで、左の耳飾りを始め、随所にローマ数字表記の金時計のアクセサリーを装着。黒の半縁眼鏡の着用は、仕事中のみ。時折手にしている工具(レンチ)は、戦闘時に小銃に変化する。
- 『クローバー』には登場せず『ジョーカー』で復帰する。
- ナイトメア=ゴットシャルク (Nightmare Gottschalk)
- 声 - 杉田智和
- 年齢:25〜28歳(便宜上) / 血液型:B型(便宜上) / 身長:175cm〜180cm。
- 『ハート』『アニバーサリー』では、眠っている主人公の夢に現れる、夢を司る夢魔。モチーフの不思議の国のアリスに従えば、通り名は芋虫になるのだがそれを嫌がり、蓑虫を自称している。夢では常に浮遊し、他人の心を読み、夢を自在に変化させる能力を持つ。大量の吐血を繰り返すほどの病弱だが、注射や薬の苦味を嫌って通院も投薬も徹底して拒否、煙草も常用しているため、完治の見込みはない。
- 常に身に着けている眼帯の下の右目は役割上、決して開くことはない。黒の半袖のスウェットに、白い細布がナイトメアを囲むように浮き、薄紫のスカーフを胸ポケットに飾っている。
- 『クローバー』では、クローバーの塔の領主として夢以外にも姿を現し、会合を主催している。が、地位の高さに反した子供っぽい我儘や逃亡で周囲を困らせ、部下のグレイに多くの職務を代行させている。会合の有無にかかわらず、普段から金糸をあしらったスーツを着用し、薄紫のスカーフは下ポケットの飾りになっている。
- ピアス=ヴィリエ (Pierce Villier)
- 声 - 保志総一朗
- 年齢:16〜17歳(便宜上) / 血液型:AB型(便宜上) / 身長:165cm〜170cm。
- 『クローバー』が初登場の、眠りネズミ。『クローバー』では帽子屋屋敷から森に移り住んではいるが、現在もファミリーの一員。好き嫌いを素直に示すあどけない性格で、稚拙な物言いに、大きな目をした顔も愛らしい。が、拷問や死体・現場の後処理を担当している残忍な面も持ち、掃除屋として重宝されている一方、猫のボリスや双子の門番に苛められており、屋敷を出ている。命の危機を感じないウサギ(エリオットとペーター)、コーヒー好きの性分が祟って眠れない自分に睡眠を与えてくれるナイトメアの事は慕っている。チーズと甘いものが好きで、拾い癖がある。
- 丸い大きな耳と細長い尻尾が生え、普段は緑のジャケットにチーズのピン、黒い帽子を斜めに被っている。
- 会合時は、シングルボタンの黒いスーツを着る。
- グレイ=リングマーク (Gray Ringmarc)
- 声 - 中井和哉
- 年齢:28〜31歳(便宜上) / 血液型:A型(便宜上) / 身長:185cm〜190cm。
- トカゲの通り名を持ち、『クローバー』が初登場のナイトメアの部下。クローバーの塔でナイトメアの補佐に就いているが、我儘な上司がサボった業務の代行や、病弱な彼の生活の世話も率先して引き受けている苦労性な役回りから、主人公には「お父さん・お母さん」みたいだと言われ、やや戸惑う。元はナイトメアを暗殺しようと面倒を見ているうちに、それが定位置となってしまったものの、酷薄な面は未だ健在。主人公の世界の常識に匹敵する言動と、落ち着いた印象の持ち主だが、料理の腕前は破壊的。が、ココアやコーヒーなど飲み物を淹れる腕は良い。
- 首筋にトカゲの刺青があり、ナイトメア同様、普段からスーツとロングコートを着用。短剣の二刀流の使い手で、その腕はエースと互角。
- ジョーカー (Joker)
- 声 - 石田彰
- 『ジョーカー』で初登場。サーカスの団長と監獄の所長を兼任している。多重人格なわけではないが、仮面とも入れ替わったりで、主人公からはいつも表に出ている方を「ホワイトさん」、監獄によく出てくる方を「ブラックさん」と呼び分けされている。なお、ブラックさんは口は悪いが比較的良い奴であり、ホワイトさんは口調は柔らかいが実は性格が悪い。
- ホワイトさんは黒の上下と道化帽子。ホワイトさんは黒い軍服に軍帽で、どちらも仮面を何処かしらに携帯している。
- ロリーナ=リデル (Rolina Liddell)
- 声 - 神田みか
- ゲームの回想・劇場版に登場。リデル家三姉妹の長女で、母親亡き後のリデル家でその代わりとして大方の家事をこなす。一般的に華やかな女性ではないが、読書家で心理学などの学術書にも通じるほどに真面目で、ピアノも嗜む、アリスにとっては優雅さや女らしさ・知性・教養と全てを併せ持った淑女そのものの、憧れでありコンプレックスの元でもある姉。『ハート』・『アニバーサリー』冒頭で、モチーフの不思議の国のアリスを読んでいる。
- アリスと同色の長い髪を脇だけ縦ロールにしていて、紫のドレスと揃いの帽子を着用。
- イーディス=リデル
- ゲームの回想でのみ登場。リデル家三姉妹の三女で、寄宿制学校の寮で生活しているため、公立校に通うのに自宅で姉と同居するアリスとは現在離れて暮らす、無邪気で子どもらしい素直な妹。
- アリスと同色の長髪。
- 王(king)
- ハートの城の王で、人の良さそうな初老の男性。城における実権はほぼビバルディに握られているため、影は非常に薄いが、ビバルディ・ペーター・エースのサボった分をほぼ肩代わり出来るほど、実は有能な人物。ビバルディとは役割上だけの関係なので婚姻はしておらず、互いに複数の愛人が存在する。
- 真っ赤な貴族服に、金の錫杖を常用。『クローバー』では、会合時に壮年の男性に若返っている。
作中用語
- 役持ち
- この世界において顔がハッキリと誰にでも見え、高い戦闘力に身体能力や特殊技能を持つ、数少ない特権階級の人間。皆フルネームとは別に通り名か、それに変わる役職名が付いている。役持ち同士は既定の順番に従って、定期的に出会っては撃ち合う必要がある。『ハート』『クローバー』『アニバーサリー』では、攻略対象キャラにキングを加えた12名が一国に出現し、その顔触れで何の国になるかが決まるとされている。が、現在登場している15人以上の役持ちが存在するとされているが、詳細は不明。
- 役無し(顔無し)
- この世界において役持ちからは勿論、当人達すら「替えがきく」としてその生死を軽視している大多数の住人。顔がぼんやりとして見えず、個を認識されづらいので、見分けを付けたりそれぞれ別人と捉える主人公の思考は、とても希少なもの。
- 余所者
- この世界における、異世界からの来訪者のこと。従って、別世界から連れ込まれた主人公を指す事になる。「この世界の者に愛されるべくやって来た者」「この世界の住人に愛されやすい者がやって来る」と言われており、住人達に比べると戦闘力・身体能力の面では劣る。領主達は感覚で判別可能。
- 領主
- 『ハート』『アニバーサリー』で、ゲームのために領土争いを繰り広げているハートの城・帽子屋ファミリー・遊園地に時計塔と夢の世界(『クローバー』では時計塔に代わりクローバーの塔)を加えたそれぞれのトップ5人―ビバルディ・ブラッド・ゴーランド・ユリウス・ナイトメアのこと。『ジョーカー』ではさらに、サーカス兼監獄の主であるジョーカーが加わる。自領では好きなルールを作れ、ほぼ無敵を誇り、自らの力だけで時間帯を変えられる。その反面、他領主を招いてのイベントの定期開催や、そのイベントでしか基本的には時間帯を変えられないなど、他の役持ちよりルールの制約も多い。
- ゲーム(ルール)
- 住人曰く、この世界を成り立たせる、全住人にとっての生きる意味がゲームであり、その継続にルールが必要。従って勝者はなく、領土や役割によってゲームもルールもバラつきがあり、またルール全てを厳守する必要はない。
- 役割(役目)
- この世界の全住人の身分・職種・特殊技能・一部の相関関係(例:ビバルディとキング)のこと。「全てはカードを配られるように」個人に選択権はなく、しかも絶対的なもので、転職や変更は「ゲームを下りる」と表現され、決して有り得ない。それによりどんなに職務をサボろうと降格・解雇はないが、ビバルディを始め「昔は顔無しの子供だった」との発言がちらほらある事からすると、一定条件で昇進する事はある。
- 舞踏会・会合・サーカス
- 領主達にルールで定期開催が義務付けられている中でも、ゲームの主催者となるビバルディ・ナイトメア・ジョーカーが催す一大イベント。舞踏会は『ハート』『アニバーサリー』でのビバルディによるハートの城主催、会合は『クローバー』でのナイトメアによるクローバーの塔主催、そしてサーカスは『ジョーカー』の主催イベント。開催時には全役持ちの出席、正装での参加、互いになるべく争わない事、主催側は全出席者を客としてなるべく丁重にもてなすなど、種々のルールがある。集まる事に重点が置かれているため、イベントの質は問われない。
- 砂時計
- この世界の時間帯-昼・夕・夜の3つのうち、念じた通りのものに変更できるアイテム。随所に落ちている。時・分・秒の単位はこの世界にもあるが、3つがランダムに入れ替わるので当てにならず、時間帯を単位に住人は暮らしている。
- ハートの小瓶
- 主人公が白ウサギから無理矢理に飲まされた、謎の苦い薬が入っていた、ガラスの小瓶。クリスタルのように筒状の透明な本体にはハート型の彫りが一つあり、ハートの付いた蓋で、服用後に拾って以来、ずっと主人公の持ち物になる。中身を飲んだせいで元の世界には帰れなくなったが、住人達との触れ合いの中でいつの間にか薬は溜まり、瓶が満タンになれば帰れると主人公は思っている。
主題歌
ハート
- オープニングテーマ「Wonderful Wonder World」(歌 - ヒサノ)
- エンディングテーマ「be in decline」(歌 - 勝杏里)、「底なしの世界」(歌 - 且優矢)、「賛美」(歌 - QuinRose)、「あなたに花を」(歌 - ヒサノ)
クローバー
- オープニングテーマ「Wonderful Wonder World -CLOVER-」(歌 - ヒサノ)
- エンディングテーマ「迷路の夜明け」(歌 - frederic "N")
ジョーカー
- オープニングテーマ「Wonderful Wonder World -JOKER-」(歌 - ヒサノ)
- エンディングテーマ「Stray Child」(歌 - ソラリズム)、「知らない街とトランクの中身」(歌 - QuinRose)、「くるくる回る」(歌 - ヒサノ)
劇場版アニメ
ハートの国のアリス 〜Wonderful Wonder World〜 | |
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監督 | 大庭秀昭 |
脚本 | 五月攻 |
出演者 | 釘宮理恵、他 |
製作会社 |
旭プロダクション QuinRose |
配給 | クロックワークス |
公開 | 2011年7月30日 |
上映時間 | 86分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
2011年にQuinRoseの公式サイトにて劇場版の製作が発表され、2011年7月30日に公開された[1]。公開劇場は全国8箇所の小規模公開。劇場版ならではのオリジナルストーリーが描かれ、ゲームをプレイした人はもちろん、プレイしていない人でも楽しめる内容となる[1]。
限定前売券には劇場版とアニメイト版でそれぞれオリジナルドラマCDが付属。来場者全員特典としてブックレットをプレゼント。リピートキャンペーンとして半券2枚提示で特製トランプをプレゼント。
キャッチコピーは「心を奪われたら、帰れない。」。
スタッフ(劇場版)
- 原作・監修・キャラクター原案 - QuinRose
- 監督・絵コンテ・演出 - 大庭秀昭
- 企画・脚本 - 五月攻
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 原修一
- コミカライズ・劇場版デザイン - 藤丸豆ノ介
- 作画監督 - 服部憲知、柴田志朗、野崎麗子、小倉典子、牧内ももこ
- 美術監督 - 鈴木路恵
- 美術設定 - 平澤晃弘
- 色彩設計 - 大塚奈津子
- 撮影監督 - 増元由紀大
- 編集 - 吉武将人
- 音楽制作 - 鞠
- 音響演出 - 西村智博
- プロデューサー - 大橋豊、曽根孝治
- アニメーション制作 - 旭プロダクション
- 製作 - QuinRose/アートムーヴ
- 配給 - クロックワークス
主題歌(劇場版)
- 「Wonderful Wonder World」
- 作詞 - 五月攻 / 作曲 - 鞠 / 歌 - ヒサノ
- エンディングテーマ「迷宮の万華鏡」
- 作詞 - 五月攻 / 作曲 - 鞠 / 歌 - QuinRose
その他
南町奉行所によるOVAの製作が発表されたが、発売延期となり2011年現在発売は未定。
CD
- Eternal Alice エターナル・アリス
- Alice in deep forest 〜深い森の国のアリス〜
- Alice in deep Sea 〜深い海の国のアリス〜
- ハートの国のアリス ラジオドラマCD 全4巻
- クローバーの国のアリス 〜Wonderful Wonder World〜 ドラマCD 全3巻
- ラジオの国のアリス〜 Wonderful Wonder Radio〜 ラジオドラマCD 全3巻
- ブラック・アニバーサリー
ガイドブック
- ハートの国のアリス 〜Wonderful Wonder World〜 公式ビジュアルファンブック エンターブレイン発行(2007年7月2日) ISBN 978-4-7577-3655-9
- クローバーの国のアリス 〜Wonderful Wonder World〜 公式ファンブック ピクト・プレス発行(2008年7月23日) ISBN 978-4-904312-08-7
- WonderfulWonderBook AliceArchives RedCover ハート&クローバー&ジョーカーの国のアリス 公式副読本 宙出版発行(2010年2月10日) ISBN 978-4-7767-9564-3
- 劇場版・ハートの国のアリス 〜Wonderful Wonder World〜 ビジュアルファンブック 一迅社発行(2011年8月2日) ISBN 978-4-758012-34-8
漫画
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- ほしの総明作画・マッグガーデン発行(月刊コミックブレイドアヴァルスにて連載)
- ISBN 978-4-86127-517-3 (2008年7月10日)
- ISBN 978-4-86127-580-7 (2009年1月10日)
- ISBN 978-4-86127-632-3 (2009年6月10日)
- ISBN 978-4-86127-683-5 (2009年12月10日)
- ISBN 978-4-86127-741-2 (2010年6月10日)
- ISBN 978-4-86127-798-6 (2010年12月15日)
- 彩景でりこ作画 篠月あうる構成・マッグガーデン発行
- ハートの国のアリス 〜My Fanatic Rabbit〜(月刊コミックブレイドアヴァルスにて連載中)
- ISBN 978-4-86127-802-0 (2010年12月15日)
- ISBN 978-4-86127-885-3 (2011年8月12日)
- ハートの国のアリス 〜My Fanatic Rabbit〜(月刊コミックブレイドアヴァルスにて連載中)
- 藤丸豆ノ介作画・一迅社発行
- ジョーカーの国のアリス〜サーカスと嘘つきゲーム〜(月刊コミックZERO-SUMにて連載中)
- ISBN 978-4-75805-629-8 (2011年8月25日)
- ISBN 978-4-75805-670-0 (2012年2月25日)
- ジョーカーの国のアリス〜サーカスと嘘つきゲーム〜(月刊コミックZERO-SUMにて連載中)
アンソロジーコミック
- 藤丸豆ノ介 作画・一迅社発行
- クローバーの国のアリス〜ブラッディ・ツインズ〜 (2009年8月25日)ISBN 978-4-75805-430-0
- クローバーの国のアリス〜ハートの騎士〜(2009年12月25日)ISBN 978-4-75805-472-0
- クローバーの国のアリス〜チェシャ猫とワルツ〜(QuinRose携帯サイトにて連載)
- ISBN 978-4-75805-471-3 (2009年12月25日)
- ISBN 978-4-75805-494-2 (2010年3月25日)
- ISBN 978-4-75805-520-8 (2010年6月25日)
- ISBN 978-4-75805-533-8 (2010年7月24日)
- ISBN 978-4-75805-558-1 (2010年11月25日)
- ISBN 978-4-75805-569-7 (2010年12月25日)
- ISBN 978-4-75805-617-5 (2011年6月25日)
- アニバーサリーの国のアリス〜時計屋〜(2010年3月25日)ISBN 978-4-75805-493-5
- よぶ作画・一迅社発行(QuinRose携帯サイトにて連載)
- クローバーの国のアリス〜ナイトメア〜 (2010年2月25日) ISBN 978-4-75805-489-8
- クローバーの国のアリス〜トカゲの補佐官〜 (2010年2月25日) ISBN 978-4-75805-490-4
- ジョーカーの国のアリス〜夜明け前にみる夢〜 (2010年7月24日) ISBN 978-4-75805-535-2
- ジョーカーの国のアリス〜真昼にみる夢〜 (2010年12月25日) ISBN 978-4-75805-570-3
- ジョーカーの国のアリス〜真夜中におちる夢〜 (2010年6月25日) ISBN 978-4-75805-619-9
- ハートの国のアリス〜騎士の心得〜 (2011年7月25日予定)ISBN 978-4-75805-627-4 ※刊行予定のみ。未発行
- 木崎ナユ作画・一迅社発行
- クローバーの国のアリス 〜白ウサギと時計仕掛けの罠〜(QuinRose携帯サイトにて連載)
- ISBN 978-4-75805-521-5 (2010年6月25日)
- ISBN 978-4-19900-299-1 (2010年7月24日)
- ISBN 978-4-75805-559-8 (2010年11月25日)
- クローバーの国のアリス 〜白ウサギと時計仕掛けの罠〜(QuinRose携帯サイトにて連載)
- 岩城そよご作画・一迅社発行
- クローバーの国のアリス〜三月ウサギ〜(2010年11月25日)ISBN 978-4-75805-560-4
- 佐倉リコ作画・一迅社発行
- ハートの国のアリス〜帽子屋と深夜のお茶会〜(QuinRose携帯サイトにて連載)
- ISBN 978-4-75805-571-0 (2010年12月25日)
- ISBN 978-4-75805-628-1 (2011年7月25日)
- ハートの国のアリス〜帽子屋と深夜のお茶会〜(QuinRose携帯サイトにて連載)
- 源一実作画・一迅社発行
- クローバーの国のアリス〜黒いトカゲと苦い味〜(QuinRose携帯サイトにて連載)
- ISBN 978-4-75805-618-2 (2011年6月25日)
- ISBN 978-4-75805-626-7 (2011年7月25日)
- ISBN 978-4-75805-630-4 (2011年9月24日)
- クローバーの国のアリス〜黒いトカゲと苦い味〜(QuinRose携帯サイトにて連載)
- 七里慧作画・一迅社発行
- クローバーの国のアリス〜双子の恋人〜 (2011年8月25日)ISBN 978-4-75805-631-1
- 架月リョウ作画・一迅社発行
- クローバーの国のアリス〜三月ウサギの革命〜 (2012年2月25日)ISBN 978-4-75805-689-2
- 浅井西作画・一迅社発行
- クローバーの国のアリス〜騎士の心得〜(QuinRose携帯サイトにて連載)
- ISBN 978-4-7580-5688-5 (2012年2月25日)
- クローバーの国のアリス〜騎士の心得〜(QuinRose携帯サイトにて連載)
- 恋愛おとぎ話(同社の他作品も含むアンソロジー)・一迅社発行
- 恋愛おとぎ話〜Toy Box〜 (藤丸豆ノ介 作画、2009年8月25日)ISBN 978-4-75805-429-4
- 恋愛おとぎ話〜ハッピー・アソート〜(アツキ緑化作画、2009年12月25日)ISBN 978-4-75805-473-7
- 恋愛おとぎ話〜ショコラ・ドラジェ〜(茶々屋トネ作画、2010年2月25日)ISBN 978-4-75805-491-1
- 恋愛おとぎ話〜ローズ・プティクール〜(カワハラ恋作画、2010年3月25日)ISBN 978-4-75805-495-9
- 恋愛おとぎ話〜シャンパン・カーニバル〜(S.濃すぎ作画、2010年6月25日)ISBN 978-4-75805-5222
小説
- 魚住ユキコ著・講談社X文庫ホワイトハート発行
- ハートの国のアリス 〜The Scent of Roses〜 (2008年2月5日) ISBN 978-4-06-286514-2
- ハートの国のアリス 〜The Wind of Midnight〜 (2008年7月4日) ISBN 978-4-06-286557-9
- ハートの国のアリス 〜Memories of the Clock〜 (2008年11月5日) ISBN 978-4-06-286567-8
- クローバーの国のアリス 〜Sweet Pain,Bitter Love〜 (2009年4月3日) ISBN 978-4-06-286590-6
- クローバーの国のアリス 〜A Little Orange Kiss〜 (2009年9月4日) ISBN 978-4-06-286613-2
- クローバーの国のアリス 〜The Daydream Lover〜 (2009年12月3日) ISBN 978-4-06-286626-2
- ジョーカーの国のアリス 〜Mask of the Circus〜 (2010年6月4日) ISBN 978-4-06-286645-3
- ジョーカーの国のアリス 〜Sugary Love Stories〜 (2010年9月3日) ISBN 978-4-06-286655-2
- ジョーカーの国のアリス 〜My Honey Children〜 (2011年3月4日) ISBN 978-4-06-286671-2
- ハートの国のアリス 〜Sunny Day Sunday〜 (2011年7月1日) ISBN 978-4-06-286688-0
- ジョーカーの国のアリス 〜Romantic Second Love〜 (2012年3月2日) ISBN 978-4-0628-6713-9
- 文月ナナ作画・一迅社文庫アイリス発行
- ハートの国のアリス 〜時計仕掛けの騎士〜 小牧桃子著(2008年7月19日) ISBN 978-4-7580-4017-4
- ハートの国のアリス 〜ローズ・ティーパーティ〜 館山緑著(2009年2月20日) ISBN 978-4-7580-4049-5
- クローバーの国のアリス 〜ガーディアン・ゲーム〜 館山緑著(2009年6月20日・限定版はドラマCD付き) ISBN 978-4-7580-4079-2
- クローバーの国のアリス 〜ホワイト・コーリング〜 白川紗奈著(2010年2月19日) ISBN 978-4-7580-4140-9
- クローバーの国のアリス 〜プロミス・レッド〜 白川紗奈著(2010年3月20日) ISBN 978-4-7580-4145-4
- ジョーカーの国のアリス 〜シーズン・オブ・ローズ〜 白川紗奈著(2010年12月18日・限定版はドラマCD付き) ISBN 978-4-7580-4199-7
- ハートの国のアリス 〜ドリーム・ワーカー〜 白川紗奈著(2011年07月20日) ISBN 978-4-7580-4251-2
- ハートの国のアリス 〜リドル・オブ・キャット〜 白川紗奈著(2011年11月19日) ISBN 978-4-7580-4276-5