ターロー駅

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ターロー駅
ท่าฬ่อ
Tha Lo
ピチット (7.47 km)
地図
所在地 タイ王国の旗 タイ王国
ピチット県
ムアンピチット郡
北緯16度30分44秒 東経100度19分47秒 / 北緯16.51222度 東経100.32972度 / 16.51222; 100.32972
駅番号 1109
所属事業者 タイ国有鉄道
等級 三等駅
所属路線 北本線
キロ程 354.26 km(クルンテープ駅起点)
電報略号 ทฬ.
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1908年1月24日
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ターロー駅(ターローえき、タイ語:สถานีรถไฟท่าฬ่อ)は、タイ王国北部ピチット県ムアンピチット郡にある、タイ国有鉄道北本線である。

概要

ターロー駅タイ王国北部ピチット県県庁所在地で、人口約11万人が暮らすムアンピチット郡に位置する。駅の正面側は西向きであり、ナーン川が駅正面側400m程の所を流れている。クルンテープ駅より354.26km地点に位置し、普通列車利用で7時間50程度である。

当駅は三等駅であり1日に6本(3往復)の普通列車のみが発着する。また本駅を含むロッブリー駅より終点チェンマイ駅までは、単線区間である。

歴史

1897年3月26日にタイ官営鉄道最初の区間が、クルンテープ駅 - アユタヤ駅間に開業した[1]1900年12月21日に当初計画のナコンラチャシーマ駅まで完成した。この頃北本線チエンマイまで整備する事なり、少しずつ延伸開業の後1908年1月24日ピッサヌローク駅まで完成し、これに伴い当駅も開業した。当駅開業の約14年後の1922年1月1日に、チエンマイ駅までの全通完成を見た[2]

  • 1908年1月24日 【開業】パークナムポー駅 - ピッサヌローク駅 (138.66km)

駅構造

単式ホーム1面1線をもつ地上駅であり、駅舎はホームに面している。

駅周辺

脚注

  1. ^ 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 p.25
  2. ^ 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 p.25 - p.28

参考文献

  • 岡本和之 『タイ鉄道旅行』 (めこん、1993年)ISBN 4-8396-0080-5
  • 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)ISBN 978-4-87698-848-8
  • 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)ISBN 978-4-286-13041-5

関連項目