ナコンラチャシーマ駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

ナコンラチャシーマ駅(ナコンラチャシーマえき、タイ語สถานีรถไฟนครราชสีมา)は、タイ王国イーサーン地方ナコーンラーチャシーマー県ムアンナコーンラーチャシーマー郡にある、タイ国有鉄道東北本線である。

ナコンラチャシーマ駅*
ナコンラチャシーマ駅
ナコンラチャシーマ駅
นครราชสีมา
Nakhon Ratchasima
プーカオラッ (6.21km)
(2.63km) タノンチラ
所在地 タイ王国の旗 タイ王国
ナコーンラーチャシーマー県
ムアンナコーンラーチャシーマー郡
駅番号 2114
所属事業者 タイ国有鉄道
等級 一等駅
所属路線 東北本線
キロ程 263.65km(クルンテープ駅起点)
電報略号 รส.
駅構造 地上駅
ホーム 3面5線
開業年月日 1900年12月21日
備考 * 1934年にコラート駅から改称

概要[編集]

ナコンラチャシーマ駅は、タイ王国東北部ナコーンラーチャシーマー県県庁所在地であり、人口45万人が暮らすムアンナコーンラーチャシーマー郡にある。町の中心部に位置する為、利便性が良い。駅の正面側(側)が、市街地である。バンコクから263.65km地点に位置し、特急列車利用で4時間15程度である。

通常は1日38本(19往復)の列車が発着し、正月やソンクランの日には臨時列車がある。2008年には約80万人が利用した。当駅を中心とするローカル列車の運行もあり[1]機関区も設置されている。

当駅の隣のタノンチラ駅及び2駅下り方(ノーンカーイ方面)のバーンコー駅にはコンテナ貨物の取扱施設が設けられており、コラート地区に発着する貨物を取り扱っている。

歴史[編集]

約110年前の1900年12月21日に、東北本線の最初の計画区間であるクルンテープ駅 - ナコンラチャシーマ駅間が全通し、以後当駅の歴史がスタートした[2]。当初はコラート駅と呼ばれていたが、1934年に現在の駅名に改称された。開業後当駅よりウボンラーチャターニーまで延伸させる事になり、最初の工事区間であるターチャンまでの区間が1922年5月1日に開業した。この時点で当駅は終着駅から中間駅となった[3]第二次世界大戦時に爆撃を受け、破壊されたが、1955年6月24日に再建された。

  • 1897年3月26日 【開業】 クルンテープ駅 - アユタヤ駅 (71.08km)
  • 1897年5月1日 【開業】アユタヤ駅 - ケンコーイ駅 (54.02km)
  • 1898年3月3日 【開業】ケンコーイ駅 - ムワックレック駅 (27.20km)
  • 1899年5月25日 【開業】ムワックレック駅 - パークチョン駅 (27.63km)
  • 1900年12月21日 【開業】パークチョン駅 - ナコンラチャシーマ駅 (83.72km)
  • 1922年5月1日 【開業】ナコンラチャシーマ駅 - ターチャン駅 (21.75km)
  • 1934年 【駅名変更】コラート駅→ナコンラチャシーマ駅
  • 1955年6月24日 【駅舎再建】ナコンラチャシーマ駅

駅構造[編集]

単式及び島式2面の複合型ホーム3面5線をもつ地上駅であり、駅舎はホームに面している。

駅周辺[編集]

駅前の蒸気機関車261号機

駅前に、退役した蒸気機関車261号機(1928年Hanomag製、製造番号10601[4])が静態保存されている。

  • バスターミナル(1.7km)

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 『鉄道ピクトリアル』2000年6月号(No.686)p.102
  2. ^ 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)p.25
  3. ^ 岡本和之 『タイ鉄道旅行』 (めこん、1993年)p.131
  4. ^ 高田隆雄 『タイ国の蒸気機関車』 (エリエイ出版部、1978年)p.17

参考文献[編集]

  • 高田隆雄 『タイ国の蒸気機関車』 (エリエイ出版部、1978年)
  • 岡本和之 『タイ鉄道旅行』 (めこん、1993年)ISBN 4-8396-0080-5
  • 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)ISBN 978-4-87698-848-8
  • 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)ISBN 978-4-286-13041-5

関連項目[編集]