スティーブ・ドール

スティーブ・ドール
プロフィール
リングネーム	スティーブ・ドール; スティーブン・ダン
本名	スティーブン・ライル・ドール
身長	178cm - 183cm
体重	104kg - 109kg
誕生日	1965年12月9日
死亡日	2009年3月22日（43歳没）
出身地	アメリカ合衆国; テネシー州; サムナー郡ヘンダーソンヴィル
デビュー	1984年
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レックス・キングとのタッグチーム、サザン・ロッカーズ（The Southern Rockers）およびウェル・ダン（Well Dunn）などで活躍した。

来歴

1984年にトレーニングを開始し、1985年5月にルイジアナ州シュリーブポートでディック・スレーターを相手にデビュー。以降、ビル・ワット主宰のMSWAでジョバーを務め、スティング&ロックのブレード・ランナーズとも対戦した。

1987年より太平洋岸北西部のNWA所属団体パシフィック・ノースウェスト・レスリング（PNW）にて、アイドル系のベビーフェイスとして活動。初期はスコット・ピーターソンとのタッグで活動し、バディ・ローズ&カーネル・デビアーズのベテラン・コンビと抗争。シングルではザ・グラップラー、ビリー・ジャック・ヘインズ、ロン・ハリスを破り、NWAパシフィック・ノースウェスト・ヘビー級王座を3回獲得^[3]。同タッグ王座にはピーターソンをはじめ、スコッティ・ザ・ボディ、ジミー・ジャック・ファンク、クラッシュ、そしてレックス・キングらをパートナーに、17回に渡って戴冠している^[4]。

1990年、レックス・キングとのサザン・ロッカーズ（The Southern Rockers）でテネシー州メンフィスのUSWAに参戦、2月にブライアン・リー&ロバート・フラーからUSWA世界タッグ王座を奪取した^[5]。同年9月には、揃って全日本プロレスに来日している^[1]。

その後、古巣のPNWやプエルトリコのWWCを経て、1993年にレックス・キングと共にWWFに登場。WWFではハービー・ウィップルマンをマネージャーに迎えてヒールに転向し、レックスはティモシー・ウェル（Timothy Well）、自身はスティーブン・ダン（Steven Dunn）を名乗り、チーム名も双方の姓の連名が "well‐done" のダブル・ミーニングとなるウェル・ダン（Well Dunn）と改名。マンデー・ナイト・ロウのアンダーカードで活動し、ザ・ブッシュワッカーズと抗争を展開した。

WWF離脱後はUSWAに戻り、再びベビーフェイスのサザン・ロッカーズとして活動。1993年4月にザ・ムーンドッグスを破り、USWA世界タッグ王座に返り咲いている^[5]。1996年からはフラッシュ・フラナガンやポール・ダイヤモンドを新パートナーに、ハリス・ブラザーズ、PG-13（J・C・アイス&ウルフィー・D）、トゥルース・コミッションなどのチームとタッグ王座を争った。1997年7月にはドゥームズデイを破りUSWAヘビー級王座を獲得、USWA閉鎖前の最後のヘビー級王者となった^[6]。USWA閉鎖後はIWAミッドサウスなどのインディー団体を転戦した^[2]。

2006年に腸の病気で入院、手術に成功して退院したが、2009年 3月22日に死去^[2]。43歳没^[2]。

NWAパシフィック・ノースウェスト・ヘビー級王座 : 3回^[3]
NWAパシフィック・ノースウェスト・タッグ王座 : 17回^[4]（w / スコット・ピーターソン×7、レックス・キング×4、スコッティ・ザ・ボディ×1、ジミー・ジャック・ファンク×1、クラッシュ×1、ザ・グラップラー×4）

^ ^a ^b ^c 『全日本プロレス来日外国人選手 PERFECTカタログ』P87（2002年、日本スポーツ出版社）
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j “Steve Doll”. Cagematch.net. 2013年12月5日閲覧。
^ ^a ^b “NWA Pacific Northwest Heavyweight Title”. Wrestling-Titles.com. 2013年12月5日閲覧。
^ ^a ^b “NWA Pacific Northwest Tag Team Title”. Wrestling-Titles.com. 2013年12月5日閲覧。
^ ^a ^b ^c “USWA World Tag Team Title”. Wrestling-Titles.com. 2013年12月5日閲覧。
^ ^a ^b “USWA Heavyweight Title”. Wrestling-Titles.com. 2013年12月5日閲覧。