クリアビジョン
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クリアビジョンとは日本におけるEDTV(Enhanced Definition Television)方式の愛称である。EDTVは標準解像度のテレビ方式であるSDTV、すなわち日本ではNTSCと上位互換性を持たせて画質を改善したものである。
1989年8月24日に放送開始されたクリアビジョンは送信側、受信側でそれぞれ高画質対策を行う日本独自の拡張方式でクリアビジョンで制作された番組を対応テレビ受像機で視聴すると意図した高画質化が実現できる。
送信側の高画質化技術
受信側の高画質化技術
- ゴースト除去信号を用いたゴースト除去
- フレームメモリーを追加することにより順次走査方式を実現
- 3次元輝度信号/色信号分離(Y/C分離)技術による輝度・色解像度の向上
クリアビジョン非対応テレビでも通常通りの映像を実現できるほか、従来方式で制作した番組でもゴースト除去対応テレビであればゴーストを軽減して視聴することができた。
対応テレビは増えることが無かったために対応番組は減り、アナログテレビ放送の終焉に至って運命をともにした。
関連項目
- ワイドクリアビジョン(EDTV II)
- ハイビジョン
- NTSC
- EDTV