オリエント・タイ航空

オリエント・タイ航空
Orient Thai Airlines

IATA OX ICAO OEA コールサイン Orient Thai
設立	1995年
ハブ空港	スワンナプーム国際空港
保有機材数	14機
就航地	9都市
本拠地	タイ バンコク
代表者	Manassanant Tantiprasongchai (CEO)
外部リンク	http://www.orient-thai.com/

オリエント・タイ航空（Orient Thai Airlines）はタイの航空会社。

概要

国内線、国際線を格安運賃で運航するほか、チャーター便も数多く運航している。かつて国内線は、子会社のワン・トゥー・ゴー航空（One-Two-GO Airlines）が格安運賃で運航していた。

定期路線

• バンコク（スワンナプーム） - 香港
• バンコク (ドンムアン) - チェンマイ
• バンコク (ドンムアン) - チェンライ
• バンコク (ドンムアン) - プーケット
• バンコク (ドンムアン) - ハートヤイ
• バンコク (ドンムアン) - トラン
• バンコク (ドンムアン) - ムアンナコーンシータンマラート
• バンコク (ドンムアン) - ウドーンターニー
• チェンマイ - パーイ (Kan Air運航によるコードシェア便)

2011年現在

機材

ボーイング747

• ボーイング737-300 3機
• ボーイング747-300 2機
• ボーイング747-400 2機
• MD-81 2機
• MD-82 5機

（2011年3月現在）

その他

• 2004年9月19日深夜、羽田空港へ向けて着陸途中であったチャーター機が、通常の着陸進入ルートを外れ、東京タワーに約200メートルまで接近するという異常事態が起きた。
• 2011年3月、ピッサヌローク空港に駐機していたボーイング747型機から部品、エンジンを取り外し転売したとされ、脱税容疑で警察が調査していることが明らかとなった。

ワン・トゥー・ゴー航空

ワン・トゥー・ゴー航空
One-Two-GO Airlines

IATA OG ICAO OTG コールサイン Thai Express
設立	2003年12月3日
ハブ空港	ドンムアン空港 (バンコク)
親会社	オリエント・タイ航空
本拠地	タイ バンコク
代表者	Udom Tantiprasongchai

ワン・トゥー・ゴー航空のMD-82型機

ワン・トゥー・ゴー航空（One-Two-GO Airlines）はタイの国内線を運航する格安航空会社であった。

概要

オリエント・タイ航空が出資して設立された。全路線において、オリエント・タイ航空とのコードシェアを実施していた。2010年6月より、全便をオリエント・タイ航空として運航されている。

運航停止及び安全問題

2008年7月21日に、同社のウェブサイトにて、全便の運航を同年9月15日まで停止すると発表した。同日、タイの民間航空局が安全基準を満たしていないことを理由に、7月22日から30日間、運航停止を命じた。乗務員の訓練など、更なる運航上の問題が発生し、更に30日間の運航停止が命じられた。問題が解決されない場合は、運航免許を剥奪される見通しもあった。。運航再開に向けて管理体制を改善しているが、2008年10月現在でも運航できない状態であった。2008年12月5日から一部路線で運航を再開した。

2009年4月8日に欧州委員会（EU）から上記の安全運航問題により危ない航空会社に指定され、EU圏内への乗り入れが禁じられた。2009年7月、この指定リストから外された。

サービス

格安航空会社ではあるが、上述の運航再開後は機内でおにぎり、ジュースを無償で提供、各種手数料、燃油サーチャージ、事前座席指定の無料化などで、タイ・エアアジア、ノックエアなどに対抗するサービスを実施していた。

事故

2007年9月16日、プーケット国際空港で、OG269便（MD82）が着陸に失敗する航空事故を起こした。
詳細はワン・トゥー・ゴーOG269便着陸失敗事故を参照。

外部リンク

• オリエント・タイ航空（英語）