Yak-28 (航空機)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
Yak-28I ブリュワーC (1985年)

Yak-28(Jak-28;ヤク28)は、ソ連ヤコヴレフ設計局で開発された超音速戦術または防空戦闘機である。北大西洋条約機構(NATO)は、識別のため戦術戦闘機型に「ブリュワー」、防空戦闘機型に「ファイアバー」というNATOコードネームをつけた。複座の戦闘練習機型の存在もしられており、コードネームは「マエストロ」である。

肩翼配置の主翼の両側に強力なツマンスキー製ジェットエンジンを収めたポットを装備した双発機で、降着装置はタンデム型に配置されていた。1960年頃から生産が開始され約700機生産されたが、他のソ連の友好国には輸出されなかったため、西側諸国においては本機は長い間その実態が把握されていなかった。

スペック[編集]

  • 翼幅:12.06 m
  • 全長:21.36 m
  • 全高:4.30 m
  • 翼面積:35.25 m²
  • 最大離陸重量:7,220 kg
  • エンジン:ツマンスキー R-11AF-2 ターボジェットエンジン ×2
  • 出力:6,120 kg/s
  • 最高速度:2,060 km/h
  • 航続距離:1,950 km
  • 乗員:2 名
  • 武装:R-3S 空対空ミサイル×4

派生型[編集]

戦術戦闘機仕様のYak-28PP。緑と茶色の塗装が特徴。
練習機仕様であるYak-28U。黒と灰色のコントラストが目立つ。
離陸する姿勢のYak-28。前後に配置された車輪が目をひく。

Yak-129

試作機。

Yak-28

正式な量産型。

Yak-28BブリュワーA

JATOシステムを搭載した仕様。

Yak-28LブリュワーB

Aタイプの発展型。

Yak-28IブリュワーC

レーダーを改修した仕様機。

Yak-28UVP

試作機。主にシステムと飛行方式の変更。

Yak-28Uマエストロ

練習機仕様。

Yak-28RブリュワーD

攻撃力を上げた発展型。

Yak-28SR

試作機。性能の向上を促した。

Yak-28SR

防衛戦使用。

Yak-28TARK

カメラを内蔵した撮影機仕様。

Yak-28RR

エンジンを改修した発展型。

Yak-28RL

武装を一部新規化した攻撃型。

Yak-28PPブリュワーE

純粋な局地戦闘仕様。

Yak-28VV

エンジンのシステムを改修した防衛型。

Yak-28LSh

空対空戦闘に準じた攻撃型。

Yak-28Pファイアバー

防空戦闘機に改造された仕様機。

Yak-28PM

Pタイプの試作機。

Yak-28URP

ロケットを追加装備した試作機。

Yak-28-64

戦闘力を向上させた試作機。

関連項目[編集]