VAWW-NETジャパン
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VAWW-NETジャパン(Violence Against Women in War Network Japan、バウネット・ジャパン、正式名称「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク)は、「戦争と女性への暴力のない21世紀をめざして」を標榜し、慰安婦問題、国家主義と軍事主義の問題、武力紛争と女性への暴力などを扱うことを目的として活動する日本の団体である。
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[編集] 概要
1998年6月発足。設立・初代代表は松井やより。旧日本軍による女性に対する暴力問題のみを扱う(同時期に行われていたアメリカやイギリス、ソ連やオーストラリアなどの連合国軍による女性に対する暴力問題は黙殺している)。現在の共同代表は西野瑠美子と東海林路得子。公表会員数は約700人。
[編集] 主張・活動
[編集] 慰安婦について
1991年より日本の戦後問題として取り上げ始められていた慰安婦について、これが「本国家による女性への性犯罪」であるというジェンダー的視点にて厳しく批判し、「慰安婦制度とは売春婦ではなく強姦・拷問などの性犯罪であり、人道に対する罪としての国際法違反である」と主張した。「これらの犯罪は国際法の男性中心性により東京裁判でも取上げられなかった」とする。
[編集] 連合国の「慰安所」に対する見解
しかしながら、アメリカ軍を中心とした連合国軍や連合国軍最高司令官総司令部の許可によって第二次世界大戦後に日本国内に置かれた「慰安所」については、なぜかそこで働いていた「慰安婦」を含めて取り上げることはなく、「慰安所」の設置を推進した連合国軍最高司令官総司令部を批判することもない。
[編集] 「慰安婦」の呼称について
「慰安婦という呼称は実態から甚だしくかけ離れている」として、「慰安婦」という括弧付きの表記を行っている。この場合その意味は軍性奴隷あるいは強姦被害者を意味していおり、英文でも“sex slave”“comfort women”と表現している。なお、かつては「従軍慰安婦」という造語が広く一般的に用いられていたが、戦後に創作された言葉であり、歴史教科書からの削除以降、急速に、廃語といってよいほど使われなくなっている。VAWW-NETジャパンは、2005年2月12日・13日の第七回日本軍「慰安婦」問題アジア連帯会議 にて「従軍慰安婦」という言葉への見解と提案を公開している。
[編集] 女性国際戦犯法廷
2000年12月8日から3日間、「民衆法廷」として戦時中の「日本軍性奴隷制」問題を扱った女性国際戦犯法廷という市民運動を主催し、これは2001年1月30日にNHK教育テレビ(ETV2001「戦争をどう裁くか(2)戦時性暴力」)で放送された。
番組の内容について、VAWW-NETジャパンおよびNHKの間で事前に同意していた企画内容とはかけ離れているとして、裁判が起こされている(NHK番組改変問題参照)。賛否を問わずこの番組は当時の「従軍慰安婦問題」において大きな注目を集めた。裁判そのものは2008年6月にVAWW-NETジャパン側の敗訴が確定している。

