女たちの戦争と平和資料館

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女たちの戦争と平和資料館(おんなたちのせんそうとへいわしりょうかん)(wam:Women's Active Museum on war and peace)は、東京都新宿区西早稲田にある博物館。主に旧日本軍による慰安婦と、戦時下における女性への暴力をテーマとしている。

概要[編集]

日本軍性奴隷制を裁いた女性国際戦犯法廷を発案し、実現に奔走したジャーナリスト松井やよりの遺志を継いで、2005年8月に、「ジェンダー正義の視点で戦時性暴力に焦点をあて」「被害と同時に加害責任を明確にし」「平和と非暴力の活動の拠点を目指す」ことを目的に設立された[1]。設立主体はNPO法人女たちの戦争と平和人権基金」。日本キリスト教協議会からキリスト教視聴覚センター(AVACO:Audio Visual Activities Commission)のビル内を提供されている。

常設展示として女性国際戦犯法廷の概要を説明するパネルとともに、アジア各国の「慰安婦」被害に関する企画展、日本軍兵士の証言、今も世界で続く戦時性暴力に関するパネル等を展示している。展示内容はほぼ年1回変更がある。企画としては、日本の中学生を対象とした「中学生のための『慰安婦』展」などがある[2]。この中学生向けの展覧会をめぐっては、2009年8月に三鷹市で「フィリピン元『慰安婦』支援ネット・三多摩(ロラネット)」主催によって開催された際に在日特権を許さない市民の会が妨害活動をおこなっている。

2008年5月3日に『日本軍慰安婦』を出版。同著において日本軍「慰安婦」制度について「国家による組織的な性奴隷制度であった」と定義している[3]。現在は、新日本婦人の会などと協力し、国連などで日本への糾弾を行っている[4]

小泉純一郎首相在任中の2006年8月15日靖国神社への参拝をおこなったことを非難した[5]ほか、天皇制の粉砕を訴える集会[6]も開催している。

所在地・運営者・設計[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ wam アクティブ・ミュージアム 女たちの戦争と平和資料館
  2. ^ 朝鮮新報 2007.6.13 "2日から「中学生のための『慰安婦』展」"[1]
  3. ^ 中央日報 - 「従軍慰安婦は国家組織の性奴隷」日本の市民団体がガイドブック出版 [2]
  4. ^ 新日本婦人の会 第57回国連女性の地位委員会 「女性と少女に対する暴力のない、平和な世界を日本軍慰安婦問題でワークショップ開催」 [3]
  5. ^ 2006年8月16日 朝日新聞 「戦死の特攻隊員、誰も喜ばない」「我欲だけで行動の人が首相、日本の皆さんかわいそう」
  6. ^ 紀元節反対!天皇制粉砕!2.11集会(東京・早稲田)[4]

外部リンク[編集]