NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班
NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班 | |
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ジャンル | テレビドラマ |
出演者 |
マーク・ハーモン マイケル・ウェザリー エミリー・ウィッカーシャム ポーリー・ペレット ショーン・マーレイ ブライアン・ディーツェン ロッキー・キャロル デヴィッド・マッカラム |
製作 | |
制作 | CBS |
放送 | |
放送国・地域 | アメリカ合衆国 |
放送期間 | 2003年 - 放送中(シーズン13) |
放送時間 | 火曜 20:00 - 21:00(ET) 43分 |
公式ウェブサイト |
『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』(エヌシーアイエス ネイビーはんざいそうさはん、原題 NCIS: Naval Criminal Investigative Service[注釈 1])はアメリカ・CBSで2003年から放送されているテレビドラマ(海外ドラマ)シリーズ。2003年に同じくCBSで放送されていた『犯罪捜査官ネイビーファイル』(原題 JAG)のシーズン8第20・21話内で実質的なパイロット版が制作・放送され、スピンオフ作品として翌シーズンから放送を開始した。アメリカではシーズン13が2015年9月22日から放送されている。
日本ではシーズン1がCS放送のFOXCRIMEで2006年9月15日より、シーズン2以降はFOXチャンネルにて放送されている。2016年2月11日からシーズン13を放送開始。
映像ソフトは2009年から2010年にかけてパラマウント・ピクチャーズ傘下のパラマウント・ジャパンからシーズン1〜2のDVDが発売されている[1]。
地上波放送ではテレビ東京が2010年2月7日から9月5日まで前述DVDからシーズン1の吹替版を放送した他[2]、2013年11月18日から12月26日までシーズン2が[3]、2014年8月19日から10月1日までシーズン3がそれぞれ『ランチチャンネル』(月 - 木曜枠)においてDlifeの吹替版で放送された他[4]、2015年2月23日からはシーズン4が『ランチチャンネル』(月 - 木曜枠)において放送された。
また、BS放送のDlifeでは2012年3月23日からシーズン1の吹替版と字幕版の放送が始まったが[5]、Dlifeの吹替版ではパラマウント版からキャストを一新した新録版として放送されている[6][注釈 2]。こちらでは2012年12月31日からシーズン2、2013年12月2日からシーズン3、2014年5月12日からシーズン4、2016年2月4日からシーズン5がそれぞれ放送されている。
解説
アメリカ海軍やアメリカ海兵隊の将兵が関わる事件を扱う海軍犯罪捜査局(Naval Criminal Investigative Service,略称NCIS)ワシントンD.C.本部を舞台にした犯罪捜査ドラマである。他の映画やドラマ、また実在の事件などをネタにしたパロディ的な要素も多い。
2008年6月に実施されたCS専門チャンネルを対象にした視聴率調査において、日本のCSチャンネルで放送されている全てのアメリカドラマの中で視聴率No.1を獲得した。
登場人物
主要レギュラー
日本語吹替キャストはパラマウントDVD版シーズン1、2 / Dlife版の順。シーズン3以降のDVDにはDlife版がそのまま収録されている。
- リロイ・ジェスロ・ギブス (Leroy Jethro Gibbs)
- マーク・ハーモン(Mark Harmon )(日本語吹替:田中秀幸 / 井上和彦)(パイロット、シーズン1第1話 -)
- NCIS特別捜査官、現場対応チーム主任。
- 本作品の主人公。元海兵隊一等軍曹の凄腕捜査官。海兵隊時代に狙撃手として砂漠の嵐作戦にも参加した経歴があり、現場でも稀に狙撃手を担当することがある[7]。卓越したリーダーシップと捜査における独自のルール(「ギブス・ルール」と称される)でチームを牽引し、事件を解決に導く。「謝罪は弱さの表れだ」と考えており、余程の事が無い限り相手の謝罪を受け付けず、また彼自身も謝ることは滅多にない。その性格から部下には恐れられているが非常に部下思いで、容疑者にメンバーの安全を脅かされた時には怒りを露わにする。部下がふざけている時によく後頭部をはたくが、それは部下への愛情表現の裏返しでもある。捜査官としては一流だが、ハッシュタグなどのネット用語を理解できない、最新式の携帯電話を「使いにくい」という理由だけで壊す、コンピューターも1人だけ旧式の物を使っている、など電子機器には非常に疎い。そのためかチームの中で唯一ローテクに慣れている。
- 斥候・狙撃部隊にいたためか人の背後に忍び寄るのが得意で、部下が無駄話やギブスの噂話をしているといつの間にか背後に居る、というシーンがしばしば劇中に登場する。また、いわゆる地獄耳であり、離れた距離にいるにも関わらず部下の話の内容に言及することもある。
- 無類のカフェイン好きであり、仕事にブラックコーヒーは欠かさない。また、報道陣によって朝のコーヒーを台無しにされたことに激怒して取材を拒否したり、遠方での捜査で泊まりがけになると自前のミルを持ち込むほど。同じくカフェイン好きのアビーには、アビーの好きな“Caf-Pow!(カフパウ)”をよく差し入れしている。
- シーズン3終盤で、輸送船への自爆テロが起こることを上層部に警告するが受け入れられず、結果的にテロが起きてしまったことで、一度はNCISを辞職しフランクスのいるメキシコに隠居する。ところが、ジヴァが濡れ衣を着せられ窮地に陥っていることを知り、ワシントンD.C.に戻ってNCIS捜査官として復帰することを志願する(捜査官が退職後に復帰する場合、一定の期間を経る必要があるが、シェパード局長が故意にギブスの退職を有給休暇として処理していた)。
- プライベートでは4度の結婚を経験しており、うち3度は離婚している(赤毛の女性が好みのようで、結婚した相手は全員赤毛)。唯一離婚しなかったのは最初の妻シャノンであるが、後にシャノンと一人娘のケリーは麻薬カルテルの構成員によって殺害されていたことが判明する[8]。
- 趣味は木工。自宅の地下室にて電動工具を全く使わないボート造りをしており、すでに数隻完成させているようだが、どのように地下室から搬出しているのかは不明。自分の過去に関してほとんど語らない男で、十年来の友人であるダッキーですらギブスの過去はよく分かっていない。
- 手話が扱えるため、同じく手話を扱えるアビーと秘密の会話を行うことがある。ロシア語も堪能で、容疑者がロシア人の場合にはロシア語を交えながら尋問し、またLA支部のカレンとロシア語でやり取りしている場面[9]がある。
- スピンオフ作品である『NCIS:ニューオーリンズ』にはクロスオーバーの回[10]以外にも出演している。
- アンソニー・“トニー”・ディノッゾ (Anthony DiNozzo)
- マイケル・ウェザリー (Michael Weatherly)(日本語吹替:居谷四郎 / 森宮隆)(パイロット、シーズン1第1話 -)
- NCIS特別捜査官、現場対応チーム上級捜査官。
- ギブスの部下。皆からはトニーと呼ばれている。ボルティモア市警など、幾つもの警察の殺人課を渡り歩いてきた経歴を持つ。ボルティモアの刑事時代に、ある事件の捜査でギブスと顔を合わせ、その後NCISへ。
- ジョークを言ったりいたずらをしたりするのが好きな陽気なイタリア系青年で、チームのメンバー(ギブスを除く)には毎日のようにちょっかいを出すなどおちゃらける事が多く、ギブスによく後頭部を叩かれている。とはいえ、おちゃらけている時以外の仕事への評価は高く、スペイン・ロタ支部のチーム主任への昇進の話もあったほど。前任のバーリー捜査官いわく、ギブスにも見込まれているらしい。シーズン4ではギブスがNCISを引退していた間[11]、ギブスの真似事ではあるがリーダーシップを発揮してチームを牽引していた。一時期、局内のモグラ狩りを画策するヴァンス局長の手によって、空母ロナルド・レーガン駐在の捜査官に転属させられたことがある。
- 女性に目がなく、美女を見掛けるとナンパをせずにはいられない。日頃は美男子ぶりを鼻にかけ、モテ自慢を披露する事も多いが、一方で女性との真剣な交際はあまり得意では無い様子。また自信家であり、しばしば自分の肩書きを「“超”特別捜査官」と呼んでいる。しかし勝ち組を気取っている反面、少年期は全寮制の学校で生活しており、当時の風貌(度の強い眼鏡とブレザーといった地味なもの)も現在とはかけ離れていた為、マクギーにネタにされている。それだけでなく、大学時代にいじめられていたことを隠して「いじめていた」と吹聴していたように、自身の過去に関してはかなり誇張している点が多い。
- 映画や車も大好きで、捜査の度に似たシチュエーションの映画の話をしたがるため、同僚に鬱陶しがられている。
- 実家は資産家だが、12歳のときに勘当されている[12]。同じ名を持つ父親(互いを“ジュニア”“シニア”と呼び合っている)との関係は疎遠だと思われていたが、シーズン10にて和解した。
- 肺ペストに感染し、一度死にかけたことがある[13]。他にも自分の愛車が爆破されるなど、命の危機に晒されることも少なくない。
- 家では金魚を2匹飼っており、過去の同僚であるケイト、ジヴァと名付けている。
- 『犯罪捜査官ネイビーファイル』(パイロット版出演)、本作品、『NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班』(ゲスト出演)[14]『NCIS:ニューオーリンズ』の4作品とも出演しているキャラクターである。『NCIS:ニューオーリンズ』はクロスオーバーの回[10]以外に出演している。
- ティモシー・マクギー (Timothy McGee)
- ショーン・マーレイ (Sean Murray )(日本語吹替:関直人 / 会一太郎)(シーズン1第7話 -)
- NCIS特別捜査官、現場対応チーム下級捜査官。左利き。
- ギブスの部下。頭脳明晰で、ジョンズ・ホプキンス大学で生物工学の学士号を、マサチューセッツ工科大学で修士号を取得している秀才。ハッキングや暗号解読など、コンピューターを使った解析・情報収集能力に秀でた新人捜査官。ノーフォーク地区担当の常駐捜査官だったが、シーズン2から現場対応チームに配属される。ヴァンス局長のモグラ狩りの際には、局内のサイバー犯罪ユニットに転属されている。またシーズン9では、NCIS沖縄支局サイバー担当部長への昇進を打診されるが、これを断ってギブスのチームに留まっている。
- 新人(チーム最年少)である事や、オタクである事をネタにトニーから馬鹿にされる事もしばしばで、「プロビー」(「新入り」の意)または「エルフロード」、「マクギーク」[15]、「マクグー」[16]などと呼ばれている。だがトニーにイタズラをされた際には、トニーの秘密をジヴァに暴露する、もしくは特技のパソコンを用いてイタズラをやり返すのが定番になっている。
- トニーの愛車シボレー・コルベットZR-1が盗まれた際、自動車に興味を持たないことをトニーにからかわれるが、免許取得後すぐにシボレー・カマロのマニュアル・トランスミッション車を廃車にしたことを告白する[17]。
- 大学生の妹・サラ(トローヤン・ベリサリオ)がいる。また、科学捜査分析官のアビーと交際していた時期があり、親友に戻った現在でも見事なコンビネーションをみせている。
- 趣味は推理小説の執筆。その後トム・E・ジェムシティ(Thom E. Gemcity, Timothy McGeeのアナグラム)というペンネームで、チームを題材にした『Deep Six』という小説を出版した。これが好評を博したようで、次作となる『Rock Hollow』も出版された。また潜入捜査の一環で一度だけ、トム・E・ジェムシティを名乗った。
- エレノア・“エリー”・ビショップ (Eleanor "Elie" Bishop)
- エミリー・ウィッカーシャム(Emily Wickersham)(シーズン11第9話 - )
- オクラホマ州出身で、NSA(アメリカ国家安全保障局)より出向してきた分析官。ギブスとの合同捜査の際、ギブスにスカウトされてそのままチームに加わる。集中して仕事に取り組む場合はデスクに座らず、床に座ってパソコンやファイルが散乱した状態で仕事をするのが特徴。上記の行動から一見がさつに見えるが、作戦立案能力と行動力はNSA同僚の認めるところである。現場対応チームの中で唯一の既婚者で、単身赴任で来ている。チームに加わった当初はNSAとの兼任だったが、現在は専属のNCIS捜査官である。
- スピンオフ作品である『NCIS:ニューオーリンズ』にはクロスオーバーの回[10]に出演している。
- アビゲイル・“アビー”・シュート (Abigail "Abby" Sciuto)
- ポーリー・ペレット (Pauley Perrette (日本語吹替:葛城七穂 / 愛河里花子) (パイロット、シーズン1第1話 -)
- NCIS科学捜査分析官。
- ツインテールの黒髪、ゴシック系の服装を好み、タトゥーを9か所入れている。助手も持たず、様々な分野の科学捜査を1人でこなすマルチな才能溢れる人物。その実力は数々の研究機関からの分析依頼や引き抜きの話もあるほど。ギブスと同じくカフェイン好きであり、カフパウ(Caf-Pow!)というカフェイン入りの飲み物を常飲している。コンピューターを使った分析はマクギー並の腕前で、劇中では二人そろって高度なオペレーションをこなすことも多い。
- 現場には滅多に出ないものの護身術の心得と度胸があり、単独で犯人を縛り上げたこともある(シーズン3第9話)。
- しょっちゅう仲間に抱きついている(ハグ)。両親が聾唖者だったため読唇術と手話が使える。また自宅に棺があり、その中で就寝する。
- 幼い頃に生き別れた弟がおり、あるシーズンではその弟に関連するエピソードがある。弟はトリマーをしていて、アビー同様ハグしたがるところがある。
- 『犯罪捜査官ネイビーファイル』(パイロット版出演)、本作品、『NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班』(ゲスト出演)『NCIS:ニューオーリンズ』の4作品とも出演しているキャラクターである。『NCIS:ニューオーリンズ』はクロスオーバーの回[10]以外にも出演している。
- ドナルド・“ダッキー”・マラード (Dr.Donald "Ducky" Mallard)
- デヴィッド・マッカラム (David McCallum (日本語吹替:小島敏彦 / 納谷六朗(シーズン1 - シーズン4)→千田光男(シーズン5 - ))(パイロット、シーズン1第1話 -)
- NCIS検死官主任。
- スコットランド出身の薀蓄好きなNCIS検死官。NCISには少なくとも17年間勤続している。ギブスとは10年来の友人でもあり、彼を「ジェスロ」と呼ぶ数少ない人物。解剖中に遺体に話しかける癖があり、また薀蓄を熱く語るためチームのメンバーに煙たがれることもしばしば。
- 愛称のダッキーはドナルド・ダックと「伏せろ」(Duck)のダブルミーニングから。「ダック」と呼ばれることもある(主にギブス)。
- 非常に愛想が良く、ケイトが殺害された際に派遣されてきたジヴァをチームが敬遠する(ケイト殺害の犯人がジヴァの実兄であったため)中で、彼だけはジヴァと積極的に関わっていた。
- 検視官としてはとても優秀で、高齢になってもなお勉学に励んでおり、シーズン4にて心理学の学位を取得し更にスキルアップした。そのスキルを活かし、被害者の私物から私生活・行動パターンを推測するなど、通常の検死ができない場合でも捜査に貢献している。シーズン9最終回で、パーマーの結婚式に向かう途中でNCIS本部が爆破された事を知り、ショックで心臓発作を起こすが一命を取り留め、療養後に復帰した。
- 愛車はモーガン。趣味はオペラ観賞。
- 長く独身を貫いており、当初は自宅で年老いた母親と2人で暮らしていたが、母親が死去して以来一人暮らしをしているようである。
- 演じているデヴィッド・マッカラムは、『0011ナポレオン・ソロ』の主人公イリヤ・クリヤキン役などで知られた名優であり、この事は作中でも度々ネタにされている。例えばシーズン2では「若い頃のダッキーはどんな人物だったか」というケイトの問いに対して、ギブスが「イリヤ・クリヤキンだ」と答えている。
- スピンオフ作品である『NCIS:ニューオーリンズ』ではクロスオーバーの回[10]以外に出演している。
- ジミー・パーマー(Jimmy Palmer)
- ブライアン・ディーツェン (Brian Dietzen (日本語吹替:津久井教生 / 玉木雅士)(シーズン1第21話 - )
- NCIS検死官助手。
- ジェラルドの負傷後、後任としてダッキーのアシスタントになる。
- ダッキーを尊敬しており、彼の蘊蓄をいつも興味深げに聞いている。時折、自分の方からも蘊蓄を振ることがある。ダッキーの心理学の学位取得にあたっては、卒業試験の勉強を親身になって手伝っていた。
- 事件現場出動時によく道に迷う、閉所恐怖症、軽度の糖尿病でインスリンを使用、靴フェチ、トニーから「検視室のグレムリン」とあだ名される等、細々としたエピソードが多い。丸眼鏡をかけた気弱な優男といったキャラクターとして描かれているが、その裸身を初めて見たギブスが驚きを隠せなかったほどの、鍛え上げられた見事な肉体を持っている。また、一時期本部内でリー捜査官と関係を持っていたことがある。
- シーズン5第17話では、事件現場で銃撃されて危うい目に遭うエピソードもあった。死化粧師のブリーナ・スレーターと付き合っており、シーズン10にて結婚した。
- シーズン10よりレギュラーに昇格[18]。
- スピンオフ作品である『NCIS:ニューオーリンズ』ではクロスオーバーの回[10]に出演している。
- レオン・ヴァンス (Leon Vance)
- ロッキー・キャロル (Rocky Carroll)(シーズン5第14話 -)
- NCIS副局長( - シーズン5第19話)、NCIS局長(シーズン5第19話 - )。
- アフリカ系アメリカ人。ジェニーの死亡により副局長から局長に昇進した。ギブスやジヴァの父イーライとは以前から面識がある。特にイーライとはお互いがNISの情報員・モサドの工作員だった時からの友人である。良くも悪くも冷徹な人物で、仕事の為には平然と厳しい命令を出す。それでいて真意を明かさないため、ギブスを除く部下からは不信感を抱かれている。仕事は家に持ち帰らない主義で、自分の家族に対しては大きな愛情を抱いている。
- 局長に就任後、手始めにギブスの部下達(トニー、マクギー、ジヴァ)を異動させチームを解散、新たなメンバーも勝手に招集してしまうが、その真意はNCIS内の内通者を探り出すモグラ狩りを行うためであった。内通者探しが一段落した後はイーライに直接連絡してジヴァを呼び戻すなど、再び元のメンバーを招集してギブスのチームを再結成させる。
- シーズン8最終話では、連続殺人犯ポートキラーが誕生するきっかけとなっていた事が発覚した。
- シーズン10で自宅が襲撃された際、妻のジャッキーが流れ弾に当たり死亡したが、セラピーを受けながら立ち直ろうとしている。家族が亡くなる辛さを体験しているせいか、ギブスの父であるジャクソンが亡くなった際には、仕事漬けだったギブスに対して休職命令を出し、半ば強引にスティルウォーターに帰郷させようとしている。
- スピンオフである『NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班』や『NCIS:ニューオーリンズ』にも度々登場している(日本語吹替:中村秀利)。
過去の主要レギュラー
- ケイトリン・“ケイト”・トッド (Caitlin "Kate" Todd)
- サーシャ・アレクサンダー (Sasha Alexander)(日本語吹替:佐古真弓 / 斎藤恵理)(シーズン1第1話 - シーズン3第2話)
- NCIS特別捜査官
- シークレットサービスに所属し、大統領の警護官の1人として任務に就いていたが、テロリストの仕込んだ毒により死亡した海兵隊の将校との交際が発覚してしまい、辞職。その後、ギブスに誘われNCISへ。プロファイリングを得意としており、捜査に役立てていた。
- シーズン2最終話において、アリに狙撃され殉職した。大統領自由勲章を授与される。
- 似顔絵が得意。トニーとは姉弟のような関係であった。
- ジェニー・シェパード(Jenny Shepard)
- ローレン・ホリー (Lauren Holly)(日本語吹替:野沢由香里)(シーズン3第1話 - シーズン5第18話)
- NCIS局長(シーズン3第1話 - シーズン5第18話)
- 武装政府機関初の女性局長。過去にはギブスの下で学んだ経験があり、肉体関係を持った過去を持つ。
- 立場上現場には出ないが、ギブス曰く「現場向き」で、局長の仕事をしながらもギブス担当の事件の情報を短時間で調べ上げたことがある。
- シーズン5第18話にて、自分が9年前の任務の事で命を狙われている事に気づく。その任務にはギブスも関わっていたため、決着を付けようと暗殺者と対峙、複数人を相手にしながらも全て撃退したが、彼女自身も命を落とした。最期は殉職した形となったが、すでに重い病気を患っていたため余命いくばくもなく、密かに血液検査を頼まれていたダッキーは、検死台の上に横たわる彼女を見て「この方が楽だったかもしれない」と語っていた。
- ジヴァ・ダヴィード (Ziva David)
- コート・デ・パブロ (Cote de Pablo)(日本語吹替:大津愛理)(シーズン3第1話 - シーズン11第2話)
- イスラエル諜報特務庁(モサド)からNCISへの元連絡将校。
- ギブスの部下。モサド局長のイーライ・ダヴィードを父に持つ暗殺、尋問、スパイ活動のスペシャリスト(特に、暗殺は「証拠も残さず殺害ができる」と自他ともに認めるほどの実力)。イスラエル人。
- ケイト殺しの犯人だと疑われていた異母兄・アリをNCISから守るために派遣されたが、アリがケイトを射殺した事実が裏付けられると、ギブスの命を狙っていたアリを自らの手で射ち殺した。その後、父親に不信感を抱き、モサドを離れるためNCISとの連絡将校に志願。ヴァンス局長のモグラ狩りの影響で、連絡将校の制度が廃止になってからは一時帰国しモサドでの任務を再開させるものの、シーズン7中盤から正式にNCIS捜査官として配属され、後に合衆国の市民権を得る。
- 語学に堪能で、ヘブライ語、英語、スペイン語、アラビア語、トルコ語、フランス語を操り(英語はまだ完璧ではないようで、時々言い間違いが見られる)、ドイツ語、イタリア語、ロシア語も日常会話程度なら話す事が出来る。
- 車の運転が荒く、交通違反は日常茶飯事。ジヴァが運転する車には、トニーやマクギーはまず乗りたがらない。
- ナイフ投げなど、ナイフの扱いも得意。左の足首に予備の銃を装備している。タリという妹がいたが、16歳の時にハマスの自爆テロにより亡くなっている。
- 父親との関係は冷えきっており、父親がNCISの捜査に介入しようとすると、露骨に不機嫌な態度を取ることがある。
- 自身のボドナー殺害がきっかけでギブスが司法妨害で拘束された際、チームとともに抗議の意味を込めて辞職。トニーとマクギーが復帰する中で彼女だけはイスラエルに帰国し、「ギブスのために辞める」ことを貫くためにNCISに戻らない意志を固めた。
海軍犯罪捜査局(NCIS)関係
- トーマス・モロー (Thomas Morrow)
- アラン・デイル (Alan Dale) (日本語吹替:石川英郎 / 有本欽隆)(パイロット、シーズン1第1話 - シーズン3第1話、シーズン10第20話-24話)
- NCIS局長→国土安全保障省副局長
- パイロット版からのドラマ当初の局長。政治的手腕にも長けておりFBIの折衝なども自ら行っていた。
- ジェニーに職を譲り、国土安全保障省副局長に就任、シーズン10終盤で国土安全保障省の副局長として再登場する。
- ビビアン・ブラックアダー(Vivian Blackadder)
- ロビン・ライヴリー (Robyn Lively) (パイロット)
- NCIS特別捜査官
- 元FBI捜査官。米艦コール襲撃事件で兄を亡くし、その捜査の機会を得ようとNCIS捜査官に転職。死体に対する耐性がなく、死体に関する話になると気分を悪くする。
- 捜査活動で度々兄の事件にとらわれた言動があり、ギブスに叱責されていた。
- ジェラルド・ジャクソン (Gerald Jackson)
- パンチョ・ドミンゴス (Pancho Demmings)(シーズン1第1話 - シーズン3第2話)
- NCIS検視官助手
- ダッキーのアシスタント。アリに左肩を撃たれ、負傷により休職。休職中にアリに拉致された事もある。
- 率直な性格で、ダッキーの蘊蓄には耳栓で対抗していた。
- スタンリー・バーリー(Stanley "Stan" Burley)
- ジョエル・グレッチ(Joel Gretsch)(シーズン1第6話、シーズン9第22話)
- NCIS特別捜査官
- トニーの前任の捜査官で、現在は空母エンタープライズ勤務。エンタープライズで起こった事件の応援を、ギブスのチームに要請した。今でこそギブスからは「気が利く」という評価を受けているが、共に働いていた最初の2年間は目も見て話してもらえなかった、自分の名前を正確に覚えてもらうまでに4週間かかった、などという扱いを受けていた。ギブスに認められていないと落胆するトニーにそのことを明かし、「見込まれている」と激励する。シーズン9では空母ブルワーがテロ攻撃の対象となっていることをチームに報告し、トニーとジヴァを交えて捜査するが、潜んでいたテロリストの攻撃によって負傷してしまう。ギブス曰く、捜査官になる前は上院議員の補佐官をしていたらしい。
- ポーラ・キャシディ (Paula Cassidy)
- ジェシカ・スティーン (Jessica Steen)(日本語吹替:中友子 / MAI) (シーズン1第8話 - シーズン4第19話)
- NCIS特別捜査官
- トニーと交際していたこともある女性捜査官。ケイト殉職後、ギブスのチームに一時在籍。
- 昇進し自分のチームを持つが、捜査中に部下2人を失う。事件を引き継いだギブスの捜査に加わるも、追悼儀式の警護任務中に現れた自爆犯に飛びかかり、自らを犠牲にして皆を守った。
- クリストファー・“クリス”・パッチ (Christopher Pacci)
- ティム・ケルファー (Tim Kelleher) (シーズン1第16話、第18話、第19話、シーズン8第22話、シーズン9第14話)
- NCIS特別捜査官
- シーズン1にて、ケイトの真後ろのデスクで勤務していた男性捜査官。独自に捜査していた未解決事件についてギブスに相談しようとしたが、ギブスが多忙だったため「明日にします」と伝えた翌朝、頸部を撃たれた上に腹部を切り裂かれ、内臓が飛び出した惨殺死体となって発見された。撃たれてから絶命するまでのわずかな間に、自身の検死解剖で発見されることを予想して証拠のメモリーチップを飲み込んでおり、パッチの目論見どおりこれをダッキーが発見したことから事件の真相(事故死したと思われていた海軍将校が別人に成りすまして生存しており、殺人および横領を犯した逃亡犯であった)が明らかになった。ギブスの口からはっきりと「友人」と呼ばれている、数少ない人物である。なおシーズン1第19話で殉職した後も回想シーン等で何度か登場している。
- キャシー・イエーツ (Cassie Yates)
- タマラ・テイラー (Tamara Taylor) (シーズン2第22話、シーズン3第22話)
- NCIS特別捜査官
- ノーフォーク駐在の麻薬取締班。ノーフォーク時代のマクギーとは駐車場が隣で面識があった。
- チャールズ・“チップ”・スターリング (Charles "Chip" Sterling)
- マイケル・ベリサリオ(Michael Bellisario)(シーズン3第6話 - シーズン3第9話)
- NCIS科学捜査分析官
- 多忙なアビーのアシスタントとして採用される。しかし刑事時代のトニーによって以前の職場を解雇された過去があり、その復讐目的でNCISへもぐりこんだことが判明。
- トニーを殺人犯に仕立て上げて逮捕直前という状況まで追い詰め、最終的にアビーに襲い掛かるが逆に捕まってしまう。
- ミシェル・リー (Michelle Lee)
- ライザ・ラピラ (Liza Lapira) (シーズン4第1話 - シーズン6第9話)
- NCIS特別捜査官
- ギブスの引退中にトニーのチームで働いていた、アジア系の女性捜査官。ギブスの復帰後は元々所属していた法務部に戻った。
- 軍事計画の奪取を目的とした犯罪者に妹を人質に取られ、NCIS内の内通者として活動していた。パーマーと関係を持っていたが、これも内通者としての活動に彼を利用していたためであった。結局はヴァンス局長をはじめとするNCIS側に活動がばれ、ギブス達と共に犯人を追うが、追いつめられた犯人に今度は彼女自身が盾にされてしまう。事態の収束のため彼女はギブスに自分ごと犯人を撃つように願い、ギブスもそれに応え、犯人と共に死亡した。
- ニッキー・ジャーディン(Nikki Jardine)
- スーザン・ケレチ・ワトソン(Susan Kelechi Watson)(シーズン5第5話 - 第15話)
- NCIS情報分析官
- 中東専門で、アラビア語とクルド語が堪能。
- 手で触れるところは予め除菌シートで拭いておかなければ気が済まない程、極端な潔癖性だが、人目を気にせず大胆なシャツ姿で屋内を歩き回るがさつな面もある。
- バグダッドでの海兵隊予備役大尉殺人事件にて、自ら現地行きを志願しトニーと共に捜査を行った。
- バグダッドで負傷した海兵隊員の弟がいる。
- ブレント・ランガー(Brent Langer)
- ジョナサン・ラパーリア(Jonathan LaPaglia)シーズン5第11話、シーズン6第1話)
- NCIS特別捜査官
- NCISでギブスの部下だったがFBIに転職。その後再びNCISに復帰し、情報漏洩事件を捜査するヴァンス局長の思惑で再びギブスの部下に戻る。
- 情報漏洩の犯人がリーであることに気付き、銃を向けようとするが逆に撃たれ死亡。リーによって犯人の濡れ衣を着せられたが、ギブスは直感でランガーの犯行ではないと気づいていた。
- ララ・メイシー (Lara Macy)
- ルイーズ・ロンバード (Louise Lombard)(シーズン6第22話、第23話、シーズン7第23話)
- OSP(Office of Special Projects) 管理部長
- ロサンゼルスを拠点に覆面捜査や偵察を専門とする潜入捜査班・OSPの管理部長。
- 元海兵隊MP中尉で、当時同じ基地の一等軍曹だったギブスをある事件で捜査していたことがある。その経緯もあってギブスとは微妙な間柄だった。
- その後OSPからNCISのマルセイユ防衛部門に異動。空母勤務の女性軍人の事件を追ってマルセイユからワシントンD.C.に来ていたところ、メキシコの麻薬カルテルに雇われた元特殊部隊員によって殺害された。
- エリカ・ジェーン・“E.J.”・バレット(Erica Jane "E. J." Barrett)
- サラ・ジェーン・モリス (女優)(Sarah Jane Morris)(シーズン8第17話 - )
- NCIS特別捜査官
- ロタ、グアム、佐世保での水兵連続殺人犯・ポートキラー(Port-to-Port Killer)捜査のため、スペインのロタ支局より本部に異動。部下2人とのチームでこの捜査を担当した。
- 勝ち気な性格であり、D.C.でも事件を起こしていたポートキラーの捜査を巡り、ギブスと幾度となく衝突した。
- 実はフィリップ・ダベンポート海軍長官の姪であり、ポートキラーも彼女を利用して長官殺害を図ろうとしていた。
- 事件終結後、特別捜査官の職を一旦離れる。
- トニーとは共通点から惹かれ合い、本部に異動して間もなく深い関係になった。
- ネッド・“ドーニー”・ドーニゲット (Ned Dorneget)
- マット・ジョーンズ (w:Matt L. Jones) (シーズン9第10話、第17話、第23話、シーズン10第17話)
- NCIS捜査官
- 若い見習い男性捜査官で、マクギー、ジヴァに続く新たな「プロビー」。初登場時は殺人容疑をかけられNCISに身柄を拘束されたディノッゾ・シニアの監視役であったが、ディノッゾ・シニアに言われるがまま愚直に世話係をこなし、彼に気に入られた。その後は証拠保管室の記録係をしていたが、ギブス率いる現場対応チームに憧れており、何とかチームの一員になれないかと試行錯誤している。
- ズボンのチャックを閉め忘れたままトイレから出てくる、臨時に現場へ出動した際に銃の携帯を忘れる、相手に掲示した身分証明書が上下逆さま、など間抜けな行動が目立つ。幼い頃に警察官だった父親を事故で亡くしている。
- ゲイであるため女スパイが使う色気は通用しないが、自分自身がドーニゲットのタイプであることを知ったディノッゾは閉口していた。
- シーズン12にて特別捜査官に昇進。本部のサイバー犯罪班に所属していたが、テロ組織”コーリング”の爆弾テロに巻き込まれて殉職。
その他準レギュラー出演者
- トバイアス・C・フォーネル (Tobias C. Fornell)
- ジョー・スパーノ (Joe Spano)(日本語吹替:斎藤志郎 / 後藤哲夫) (シーズン1第1話 - )
- FBI特別捜査官
- ギブスとはお互い認め合っている関係で、数少ないギブスの親友。事件の管轄や捜査などで度々関わってきて、時には協力したり、時には反対にNCISを捜査したりする。そういった現状から、NCISとFBIの窓口的役割もしている。
- 一時は国土安全保障省に出向していた。
- ギブスの二番目の元妻・ダイアンと結婚し一児(娘)の父となったが、後に離婚。シーズン9第7話では、ダイアンの三番目の夫が巻き込まれた事件をギブスと共に捜査するはめになった。
- スピンオフ作品である『NCIS:ニューオリンズ』にもゲスト出演している。
- マイク・フランクス(Mike Franks)
- ミューズ・ワトソン (Muse Watson)(日本語吹替:西村知道) (シーズン3第24話 - )
- NIS(現NCIS)元捜査官
- ギブスが自爆テロに巻き込まれて重傷を負った際に現れる。湾岸戦争中に麻薬カルテルによる連邦捜査官暗殺を目撃してしまったギブスの妻子が口封じに殺害された事件の捜査を担当、既に犯人が国外逃亡しておりNCISには手出しが出来なかったためギブスの前でわざと捜査ファイルを置き忘れたまま席をはずして彼に犯人の居場所を伝え、報復殺人に協力した。ギブスをNCISに誘った張本人であり、元上司。ギブスをプロビー呼ばわりできる唯一人の男。ギブスが大きな影響を受け、ギブスルールや後頭部をはたく癖、ギブスの信条である「謝罪は弱さの表れ」も元を辿ればフランクスに行き着く。テロの警告を上に聞き入れてもらえず、それに失望しNCISを辞職した。メキシコで悠々自適に暮らしていたが、ギブスから連絡が来た時などは事件に関わり、捜査や尋問に協力することもある。
- シーズン8第23話にて、連続殺人犯ポートキラーと格闘の末、死亡した。またその後のエピソードで、マイクは肺がんでそう長くない命であったことが伺える。それを知っていたギブスはマイクのために棺を制作しており、その棺に納められ海軍による葬儀が行われた。それ以降は幽霊や回想として毎シーズン1〜2回登場する。
その他
- バド・ロバーツ海軍少佐 (Lieutenant Commander Bud Roberts)
- パトリック・ラビオートー (Patrick Labyorteaux)(日本語吹替:古田信幸)
- JAG(Judge Advocate General's Corps)法務官
- 『犯罪捜査官ネイビーファイル』のレギュラー出演者。シーズン1第2話にゲスト出演する。
- フェイス・コールマン海軍少佐 (Lieutenant Commander Faith Coleman)
- アリシア・コッポラ(Alicia Coppola)(パイロット、シーズン1第18話、シーズン2第7話、第21話)
- JAG法務官
- 職務でも私生活でも隙のない几帳面な性格の女性法務官。パイロット版ではギブスが逮捕したハーモン・ラブ・ジュニア海軍中佐(『犯罪捜査官ネイビーファイル』の主人公)の弁護を担当。
- その後もギブスチームの捜査に対しJAGが絡むエピソードに登場。
- NCIS本部を訪れた時、休日返上の捜査でケイトとアビーが行けずじまいだったスパの話をして、二人から羨ましがられるエピソードもあった。
- 尚、演じているアリシア・コッポラは『NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班』にて、別の配役(FBI捜査官役)でゲスト出演している。
- “A・J”アルバート・ジェスロ・チェグウィデン(Rear Admiral Albert Jethro "A.J." Chegwidden)
- ジョン・M・ジャクソン (John M. Jackson)(パイロット、シーズン10第24話)
- 海軍上級少将→弁護士
- 元JAGの法務部長で有り海軍上級少将。退官後は法務部長の経験を活かし弁護士になった様子。ギブスがパーソンズによって拘束された時ヴァンスの依頼によりギブスの弁護人となる。ディノッゾは本作で顔を合わせていたはずだが誰だか覚えて居なかった。
- ホリス・マン陸軍中佐 (Lieutenant Colonel Hollis Mann)
- スザンナ・トンプソン (Susanna Thompson)(シーズン4第7話 - シーズン5第3話、シーズン11第12話)
- CID(Criminal Investigation Command、アメリカ陸軍犯罪捜査司令部)中佐
- CIDとNCISの合同捜査でNCIS本部を訪れるようになる。「謝罪は弱さの表れだ」とするギブスに対し「強くなければ謝れない」と返した女性。BZガスのテロ事件でギブスの命を助けてからは、彼と深い関係になった。またシェパード局長からは退役後にNCISへと誘われていた。
- 何度かの合同捜査や私生活での関係は続いていたが、ギブスが今でも元妻シャノンと娘ケリーを想い続けていることを知り、結局別れることになる。
- 陸軍を退役後、ハワイ島に移住。
- シーズン11にて、防衛省の幹部として本土へ帰ってきている。
- ジャクソン・ギブス(Jackson Gibbs)
- ラルフ・ウェイト(Ralph Waite)
- ギブスの父親。妻に先立たれた後、男手一つでギブスを育て上げ、現在はペンシルベニア州スティルウォーターで雑貨屋を営んでいる。ギブスが海兵隊に入隊した以降、NCISの任務でスティルウォーターを訪れるまで長らく再会することはなかった。わだかまり解消後の親子関係は良好だが、ギブスが仕事に没頭しているせいで疎遠になっている。パロマがギブスに復讐しようとジャクソンの雑貨屋を襲撃した際、一時的だがウィンチェスター銃で追い返すなど豪胆な一面もある。
- 演じているラルフ・ウェイトが死去した際には追悼エピソードが放映され(シーズン11第24話)、エピソード終盤には追悼メッセージが載せられた。
- イーライ・ダヴィード(Ely David)
- マイケル・ノウリ(Michael Nouri)
- ジヴァやアリの父でモサド局長。良くも悪くも冷徹で、目的のためなら手段を選ばない。現役諜報員時代に任務のことを第一に考えて家族のことを顧みなかったため、ジヴァとの関係は冷え切っている。ヴァンス局長とは若かりし頃にオランダでの任務を共に遂行、現在でもホームパーティーに招かれる程の仲で、利害関係で揉めることもあるが基本的に関係は良好である。
- イランの諜報員と非公式に会見したことにより、ヴァンス局長宅に会食にきていたところを暗殺者に襲撃され(イーライの方針を不服とした腹心のボドナーの策略)、ヴァンスの妻とともに死亡した。
- リチャード・パーソンズ(Richard Parsons)
- コリン・ハンクス
- 国防省直属の独立法務官。過去にギブスが関わったある未解決事件やボドナーを殺害したジヴァに関して、司法妨害や証拠捏造の疑いでギブスのチームに対して取り調べを行なう。法律こそが正義だと考え、自分の考える正義の達成については手段を選ばない。自身のキャリアアップの為に大物に関する事件のみを担当するため目立ちたがり屋という印象を受けがちだが、それらの事件を利用して大物との関係を構築するなど世渡り上手な一面がある。NCISの中でも検挙率の高いギブスを拘束することでキャリアアップを狙うが、後に「疑いの同胞団」に自分が利用されてる事に気付きギブスに協力する。
- アビゲイル・ボーリン(Abigail Borin)
- ダイアン・ニール(Diane Neal)(シーズン7第18話、シーズン8第11話、シーズン9第5話、シーズン10第4話、シーズン11第6話、シーズン12第5話)
- CGIS(Coast Guard Investigative Service)捜査官
- 女ギブスと呼ばれる程、ギブスと似た性格。
- 初登場のシーズン7第18話「縄張り争い」以降、シーズン12まで毎シーズン1話ゲスト出演している。その後、ワシントンから異動になったのかスピンオフ作品である『NCIS:ニューオーリンズ』にゲスト出演している。
登場する敵
- アリ・ハスワリ(Ari Haswari)
- ルドルフ・マーティン (Rudolf Martin)(シーズン1第16話 - シーズン3第2話)
- イスラエル諜報特務庁(モサド)局員
- 父親はイスラエル諜報特務庁局長のイーライ・ダヴィードであり、母親はアラブ系。ジヴァの異母兄弟の兄。
- 幼い頃からスパイ養成訓練を受け、英国の医学部への留学経験がある。
- モサドのスパイとしてハマスに潜入するも、母を捨てた父親に対する怒りからモサドを裏切る。ギブスと父親を重ね合わせ、彼を精神的に追い込むことを目的にケイトを射殺。その後も次々と部下を狙い、あと一歩でギブス殺害という状況まで追い詰めるが、最期は自身の妹であるジヴァに射殺される。
- なお、留学した医学部はダッキーと同じであるため、数十年の差はあるもののダッキーの後輩にあたる。
- マイケル・リフキン (Michael Rivkin)
- メリク・タドロス (Merik Tadros)(シーズン6第1話 - 第25話)
- イスラエル諜報特務庁(モサド)局員
- モサッドでイスラエルの敵を追う暗殺部門・キドンに所属する局員。ジヴァとは幼なじみであり、同僚であり、深い関係でもあった。
- 一時モサドに復帰したジヴァとモロッコの潜入捜査を担当。
- その後、アメリカ国内に潜伏するテロ組織を壊滅するべく、ロサンゼルスにてOSPの潜入捜査に割り込みG・カレン(『NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班』の主人公)達と対峙。ワシントンD.C.ではダベンポート海軍長官宅の会合に潜入を試み、警護の捜査官を死亡させた。これらの独断的な行動にメイシー、ギブス、トニーから忠告を受けるが聞き入れず、ついに逮捕に踏み切ったトニーともみ合いになり撃たれ、その怪我が原因で死亡。
- リフキンの死亡は、ジヴァの二度目のイスラエル帰国のきっかけとなった。
- テッド・バンクストン(Ted Bankston)
- デビッド・エイゲンバーグ(David Eigenberg)シーズン6第9話
- 元NSAの分析官。シーズン6の鍵となる軍事機密、ドミノ計画(イスラエルが攻撃された場合の軍事行動、経済状況を予測するもの)の管理を担当していた。リー捜査官が義妹のアマンダを人質にとられていたのと同様に、バンクストンも1年前に妻を人質にとられ、スパイ行為に加担させられていた。ドミノ計画が流出した際に発生する軍事的、経済的なあらゆる被害をNCISに説明し、協力を申し出た。
- 正体はドミノ計画に関する一連の事件の黒幕であり、ドミノ計画によって発生する大金がねらいだった。妻は人質にとられたと思われていたが、実は計画のために既に殺害されていた。ドミノ計画の受け渡し場所で自身の計画が露見したと分かると、リー捜査官を人質にして立てこもった。その後ギブスによってリーごと射殺された。シーズン中に登場する強敵の中で、テロなどではなく純粋に大金目当てで犯行に及んだ珍しい人物。
- ラ・グルヌイユ (La Grenouille)
- アーマンド・アサンテ(Armand Anthony Assante, Jr.)シーズン4第14話〜シーズン5第1話(不定期)
- シェパード局長が10年以上追っていた、「カエル」のコードネームを持つフランスの武器商人。本名はレネ・ブノワ(Rune Benoit)。ジャンヌという娘がいる。シェパードはこの人物の逮捕に対しては特に執着(父の死の原因と考えていたため)しており、その一環としてトニーをジャンヌへ接近させた。シェパード局長によるラ・グルヌイユ確保のための作戦はCIAに妨害され、確保には至らなかった。シーズン5にて、運河で射殺体として見つかった。
- パロマ・レイノサ
- ジャクリーン・オブラドース(Jacqueline Obradors)
- シーズン7第22話〜シーズン8第1話
- メキシコの麻薬カルテルのボスで、ギブスによって殺害されたペドロ・ヘルナンデスの娘。父親を殺したギブスを憎み、ベル大佐とマイク・フランクスを囮にメキシコにギブスをおびき寄せて軟禁する。ギブスに同じ思いをさせるために彼の父親であるジャクソンを襲撃するが迎撃にあって失敗、その後アメリカに勢力を拡げながらギブスを徐々に追い詰めるが、最後はギブスとヴァンスの策により弟のアレハンドロ・リヴェラによって射殺された。
- アレハンドロ・リヴェラ
- マルコ・サンチェス(Marco Sanchez)
- シーズン7第22話〜シーズン8第1話、シーズン11第24話
- メキシコの司法省の高官だが、姉のパロマ・レイノサによって政府内部に送り込まれた麻薬カルテルのシンパ。姉と違い短慮。父親を殺したギブスをすぐに殺すべきだと主張するが、姉に反対される。シーズン8の第1話にて、ギブスと思って発砲した相手が実は姉のパロマであり、自身が殺害してしまった事を後悔していた。その後収監されていたが、シーズン11にて父と姉が築き上げたカルテルの遺産を使い、ギブスに恨みを持つ疑いの同胞団の残党と共にギブスへの復讐を試みるが、僅か数日で事が露見、更には疑いの同胞団の残党まで一掃され、自分の立場を更に悪化させる結果となってしまった。
- ポートキラー/ジョナス・コッブ(The Port to Port Killer/Jonas Cobb)
- カー・スミス(Kerr Smith)(シーズン8第23話-第24話)
- 佐世保、ロタ、ハワイなどの軍港で海兵を殺害していた連続殺人鬼で、フランクスを殺害した張本人。正体はジョナス・コッブ海軍大尉で、CIAやヴァンス局長などがアルカイダの撲滅のため、軍人を冷徹な殺人マシーンへと成長させるために立案した「フランケンシュタイン作戦」の被験者である。
- シーズン8の終盤、フランケンシュタイン作戦によって人格、人生を歪められたポートキラーは、作戦関係者(CIA、ヴァンス局長、海軍長官)に復讐を開始。ロタから海兵を殺害し始めたのも、当時ロタで勤務していた海軍長官の姪であるバレットを誘き出すためであった。最終的に彼はNCIS本部にて、その場にいたパーマーとバレット、さらにはCIA工作員のコルトまでも拉致し、ギブスやヴァンス、海軍長官を誘い出すことに成功するも、ギブスとヴァンスによって射殺された。
- ハーパー・ディアリング(Harper Dearing)(シーズン9第23話-シーズン10第2話)
- リチャード・シフ(Richard Schiff)
- ドナルドヒルズ・インベストメント社の前CEO。シーズン9、10での最大の敵。海軍にいた息子をテロ攻撃で亡くし、その攻撃を予測できなかったことや息子を攻撃のあった空母に配属したことから、海軍を逆恨みしている。自身の会社の欠陥ケーブルが採用されている海軍の船に目を付け、部下に次々と破壊工作を仕掛けさせた。
- ギブスが一連の事件の黒幕が彼だと知ると、最重要指名手配犯の壁にディアリングの顔写真を貼付け、NCIS職員に彼を徹底マークするように呼びかける。一見すると初老の男性だが、自分の正義(息子の復讐)のためなら手段を選ばない危険人物で、シーズン9最終話ではヴァンス局長の車に強力な爆弾を仕掛けてNCIS本部を爆破し、多数の死傷者を出す。
- イラン・ボドナー(Ilan Bodnar)
- オデッド・フェール(シーズン10第11話、12話、21話、22話)
- モサドに所属するイーライが最も信頼している副官。イスラエルと対立しているイランと平和的に関係を築きたいイーライとは違い、イランに対しては戦争による解決を主張するなど、強硬的な姿勢を示している。イーライがイランの諜報員と非公式に会合を行っていたことを受け、イスラエル本国の強硬派からイーライを排除したらモサド局長にすると約束され、傭兵を使いイーライをヴァンスの妻ごと殺害する。ジヴァによってイーライ殺害の黒幕がボドナーということが裏付けられるとベルリンへ逃亡、NCISを撹乱しながら追跡を振り切っていく。逃亡資金であるダイヤモンドをドイツで奪われるが、奪還するためにジヴァとトニーをアメリカで襲撃した。
- アフリカ行きの船に乗り込み潜伏していたが、後を追ってきたジヴァによって船から突き落とされ、死亡する。この一件は正当防衛として処理されたが、ギブスのチームに新たな危機をもたらすことになった。イーライ殺害の疑惑がかかったことで、あてにしていたイスラエル政府の強行派からも見放され、CIAにはイランの上級工作員暗殺の犯人にまで仕立てあげられる、という不遇な扱いを受けた。
- ベンサム・パーサ(Benham Parsa)
- カラン・オベロイ(シーズン11第1話、14話)
- パキスタンはミンゴラ生まれのテロリストで、反米テロ組織「疑いの同胞団」のリーダー。ジャーヴィス海軍長官をワシントンD.C.で爆殺し、別の爆弾でマクギーの恋人であるデライラを下半身不随になるほどの重傷を負わせた。その他にもカイロやバーレーンなどの爆弾テロに関与していたとされ、NCISの指名手配者リストの中でも上位にランクづけされている。それだけでなくギブスが司法妨害になるきっかけを作った遠因の事件の首謀者でもあった。
- 少年時代にアメリカ軍のUAVで家族を殺されている。ビショップはNSA時代から彼を追跡しており、パーサとは何かの因縁がある様子。パキスタンに潜伏していたところを急襲されて捕まり、その際に負傷、艦内で取り調べを受けていたが脱走し、ギブスに射殺された。
- マシュー・ルソー(Mathew Rousseau)
- インターネットを利用して自爆テロ犯にするために少年をリクルートするイラクの過激派組織、"コーリング"の通信担当。Sマインを調達し、ドーニゲットを殉職させる爆弾テロを起こす。
スタッフ
- 製作総指揮/企画 - ドナルド・P・ベリサリオ、マーク・ハーモン(一部エピソードを製作総指揮として)
- 企画 - ドン・マギル (Don McGill)
エピソード
放送期間 | 放送時間(ET) | 話数(シーズン) | 話数(通算) | 平均視聴者数 | ランキング | |
---|---|---|---|---|---|---|
シーズン1 | 2003年9月23日 - 2004年5月25日 | 木曜20時台 | 23 | 1 - 23話 | 1184万人 | 26位 |
シーズン2 | 2004年9月28日 - 2005年5月24日 | 23 | 24 - 46話 | 1363万人 | 22位 | |
シーズン3 | 2005年9月20日 - 2006年5月16日 | 24 | 47 - 70話 | 1530万人 | 16位 | |
シーズン4 | 2006年9月19日 - 2007年5月22日 | 24 | 71 - 94話 | 1450万人 | 18位 | |
シーズン5 | 2007年9月25日 - 2008年5月20日 | 19 | 95 - 113話 | 1565万人 | 10位 | |
シーズン6 | 2008年9月23日 - 2009年5月19日 | 25 | 114 - 138話 | 1789万人 | 5位 | |
シーズン7 | 2009年9月22日 - 2010年5月25日 | 24 | 139 - 162話 | 1933万人 | 4位 | |
シーズン8 | 2010年9月21日 - 2011年5月17日 | 24 | 163 - 186話 | 1946万人 | 5位 | |
シーズン9 | 2011年9月20日 - 2012年5月15日 | 24 | 187 - 210話 | 1949万人 | 3位 | |
シーズン10 | 2012年9月25日 - 2013年5月14日 | 24 | 211 - 234話 | 2134万人 | 1位 | |
シーズン11 | 2013年9月24日 - 2014年5月13日 | 24 | 235 - 258話 | 2331万人 | 2位 | |
シーズン12 | 2014年9月23日 - 2015年5月12日 | 24 | 259 - 282話 | 2400万人 | 1位 | |
シーズン13 | 2015年9月22日 - | 24 | 283 - |
※アメリカのテレビドラマのシーズンは、おおむね9月下旬にスタートし、翌年の5月上旬に終了する(一部の例外を除く)。
日本国内での放送
- サスペンスシアター FOXCRIME
- シーズン1
- シーズン3
- FOXチャンネル
- シーズン1
- シーズン1(吹替版)
- シーズン2
- シーズン2(吹替版)
- シーズン3
- シーズン4
- シーズン5
- シーズン6
- シーズン7
- シーズン8
- シーズン9
- シーズン10
- シーズン11
- シーズン12(2015年2月12日〜)
- シーズン13(2016年2月11日〜)
- テレビ東京
- シーズン1 - 2010年2月7日(2月6日深夜)から9月5日(9月4日深夜)まで吹替版を放送。
- シーズン2 - 2013年11月18日から12月26日まで『ランチチャンネル』(月 - 木曜枠)にて吹替版を放送。
- シーズン3 - 2014年8月19日から10月1日まで『ランチチャンネル』(月 - 木曜粋)にて吹替版を放送。
- シーズン4 - 2015年2月23日から4月2日まで『ランチチャンネル』(月 - 木曜粋)にて吹替版を放送。
- Dlife
- シーズン1(吹替版)
- シーズン1
- シーズン2(吹替版)
- シーズン2
- シーズン3(吹替版)
- シーズン3
- シーズン4(吹替版)
- シーズン4
- シーズン5(吹替版) - 2016年2月4日〜
- シーズン5 - 2016年2月11日(2月10日深夜)〜
テレビ東京 土曜27:20枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
コールドケース 迷宮事件簿
シーズン2 (月1回は月刊MelodiX!) |
||
ランチチャンネル(月 - 木曜) | ||
NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班
シーズン2 |
NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班
シーズン2 |
CSI:マイアミ
シーズン10 |
CSI:科学捜査班
シーズン12 |
NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班
シーズン3 |
WHITE COLLAR
天才詐欺師は捜査官 シーズン1〜3 |
NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班
シーズン4 |
日本語版DVDリリース
- 「NCIS ネイビー犯罪捜査班 シーズン1 コンプリートBOX」 2009年12月18日発売
- 「NCIS ネイビー犯罪捜査班 シーズン2 コンプリートBOX」 2010年4月9日発売
スピンオフ
2009年9月22日より、スピンオフ作品『NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班』のシーズン1の放送がアメリカで開始された。本放送に先駆け、『NCIS』シーズン6の第22話と第23話(2009年4月28日と同5月5日放送)でパイロット版が放送された。
2014年9月23日より、スピンオフ作品『NCIS: ニューオーリンズ』シーズン1の放送がアメリカで開始された。本放送に先駆けて、『NCIS』シーズン11の第18話と第19話(2014年3月25日と同年4月1日放送)でパイロット版が放送された。
その他
- 本物のNCISが制作に協力しており、現役捜査官が脚本家にアドバイスを行っている。
- 主演のマーク・ハーモンは製作に協力しているNCIS捜査官からまるで本物の捜査官のようだと高い評価を得ている。その評価を証明するエピソードとして以下のような出来事があった。シーズン1の撮影中、NCISロサンゼルス支局に海軍本部から審査官が来る事となった。この際、ハーモンはイタズラを思いついたリチャード・W・ワーマック特別捜査官の依頼でNCISロサンゼルス支局に赴き、NCIS捜査官のフリをして審査官に支局の運営管理報告を行ったところ、審査官はハーモンを本物のNCIS捜査官だと信じて疑わなかったという[19]。
- イスラエル人のジヴァを演じるコート・デ・パブロはチリ出身であり、ヘブライ語は全く話せない。またシーズン6第1話でジヴァが歌手に扮して歌う場面があるが、これは彼女自身が歌っている。
- 総合プロデューサーのベリサリオはマクギー役のショーン・マーレイの母親と再婚しており、ショーンは義理の息子である。
- マクギーの妹のサラを演じるトローヤン・ベリサリオ、アビーの助手のチップを演じるマイケル・ベリサリオはプロデューサの実子。
- 初期設定ではFBIのフォーネルとNCISの面々はシーズン1の第1話で初対面という設定であったが、後に元々面識があったという設定に変更された。
- 若い頃のギブスを演じているのは、マーク・ハーモンの実子ショーン・ハーモン。
- トニーの父を演じたのはベテラン俳優ロバート・ワグナー(シーズン7第12話)であるが、トニー役のマイケル・ウェザリーは2004年のテレビ映画"The Mystery of Natalie Wood"(ナタリー・ウッドの謎)で、ウッドの夫であったワグナーを演じたことがある。
- オープニングテーマはNumeriklab(公式サイト)というグループによる作品である。
- 2012年10月1日、シーズン10で10周年を向かえるこの番組の主演として、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームにマーク・ハーモンの星形プレートが埋め込まれた[20]。当日のセレモニーにはハーモンを始め、マイケル・ウェザリー、ショーン・マーレイ、コート・デ・パブロ、ポーリー・ペレット、デヴィッド・マッカラム、ロッキー・キャロル、ブライアン・ディーツェンらのメインキャストが勢揃いした。
関連項目
脚注
注釈
- ^ シーズン1の間はNCISの前にNavyがついていた
- ^ スーパー!ドラマTVで放送された『犯罪捜査官ネイビーファイル』でのパイロット版では、パラマウントDVD版やDlife版とは別の日本語吹き替えキャストで放送されていた。
出典
- ^ “パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン ∥ DVD/Blu-ray情報 ∥ NCIS ネイビー犯罪捜査班”. パラマウント・ピクチャーズ・ジャパン. 2012年8月24日閲覧。
- ^ “NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班 :テレビ東京”. テレビ東京. 2012年8月24日閲覧。
- ^ “NCIS2 〜ネイビー犯罪捜査班シーズン2 :テレビ東京”. テレビ東京. 2013年11月7日閲覧。
- ^ “NCIS3 〜ネイビー犯罪捜査班シーズン3 :テレビ東京”. テレビ東京. 2014年8月7日閲覧。
- ^ “Dlife 3月17日開局「リベンジ」「プリティ・リトル・ライアーズ」「エレンの部屋」他”. TVグルーヴ・ドット・コム (2012年2月6日). 2012年8月24日閲覧。
- ^ “NCIS ネイビー犯罪捜査班 シーズン1”. Dlife. 2012年8月24日閲覧。
- ^ シーズン7第1話「砂漠の捕虜」
- ^ ギブスはこの件に対して秘密裏に報復を実行、ライフルによる狙撃で復讐を果たしていた。後にアビーにより公式なレポートが作成されてしまうが、シーズン10最終話でヴァンス局長がその証拠を抹消した
- ^ シーズン6第22話「LA特殊捜査班・前編」
- ^ a b c d e f NCIS: S13E12「Sister City, Part I」,NCIS:New Orleans S2E12「Sister City, Part II」
- ^ 実際には有給休暇として処理された
- ^ シーズン3第11話「スーパーモデル」
- ^ シーズン2第22話「死の口づけ」
- ^ NCIS:LA S7E5「Blame It on Rio」
- ^ 名前と「ギーク」という言葉をかけたあだ名
- ^ メキシコから来た捜査官に「マクグー」と名前を間違えられたことから
- ^ 米国にはAT限定免許制度はないが、シーズン3第2話でジェラルドがダッキーのモーガンを運転できなかった事からも分かる様に、ほとんどの人間はAT車両の運転しかできない
- ^ 「NCIS〜ネイビー犯罪捜査班」ジミー役俳優、8年越しの念願叶いレギュラー昇格 海外ドラマ&セレブニュース TVグルーヴ.2012年6月22日.2013年2月9日閲覧。
- ^ 『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』シーズン2DVD収録のNCISノーフォーク支局長(当時)リチャード・W・ワーマック氏のインタビュー
- ^ “Hollywood Walk of Fameによる公式サイト”. Hollywood Walk of Fame. 2012年10月1日閲覧。(英語)
外部リンク
- CBSによる公式サイト(英語)
- FOXチャンネルによる公式サイト(日本語)
- パラマウントによるDVD公式サイト(日本語)
- NCIS - IMDb(英語)
- Website - NCIS: The Official TV Soundtrack
- NCIS Database(英語)
- テレビ東京
- Dlife