LOST&FOUND

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LOST&FOUND
JUN SKY WALKER(S)スタジオ・アルバム
リリース
録音 STUDIO CRY BABY
ジャンル ロック
J-POP
時間
レーベル IVY Records
プロデュース JUN SKY WALKER(S)
チャート最高順位
JUN SKY WALKER(S) アルバム 年表
B(S)T
2012年
LOST&FOUND
(2012年)
FLAGSHIP
2013年
『LOST&FOUND』収録のシングル
  1. 青春
    リリース: 2008年9月10日
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『LOST&FOUND』(ロスト・アンド・ファウンド)は、JUN SKY WALKER(S)11作目のオリジナル・アルバム2012年4月25日に発売元のIVY Recordsからリリースされた。

概要[編集]

キャッチフレーズは『ジュンスカ、ロック極める。』。

再結成後初となるオリジナル・アルバムで、リリースは前作『EXIT』より、実におよそ16年ぶりとなった。

寺岡曰く、本作のテーマは『ロックバンドは最高!』[1]

公式サイトには、アルバムの特設サイトが開設された。

寺岡による本作のセルフライナーノーツ[1]Mr.Children桜井和寿タレント千秋など、JUN SKY WALKER(S)と縁のある有名人による推薦文[2]などが掲載された。

編曲家鈴木Daichi秀行を迎えており、#2,9,10で共同編曲を行っている。

作詞・作曲のクレジットは#8以外、全て「J(S)W」で統一されている。

本作は通常盤CDとDVD付初回限定盤の2形態で発売。DVDには『LOST&FOUND』レコーディング模様、『NO FUTURE』ミュージック・ビデオを収録。

ブックレット巻末にファンへのメッセージが掲載されている。

収録曲[編集]

CD
全作詞・作曲: JUN SKY WALKER(S)(※特記以外)。
#タイトル作詞作曲・編曲編曲時間
1.「ロックの資格〜Rock' n Roll License〜」JUN SKY WALKER(S)(※特記以外)JUN SKY WALKER(S)(※特記以外)JUN SKY WALKER(S)
2.「LOST&FOUND」JUN SKY WALKER(S)(※特記以外)JUN SKY WALKER(S)(※特記以外)鈴木Daichi秀行 & JUN SKY WALKER(S)
3.「ラットレース〜出世狂騒曲〜」JUN SKY WALKER(S)(※特記以外)JUN SKY WALKER(S)(※特記以外)JUN SKY WALKER(S)
4.「WAGON」JUN SKY WALKER(S)(※特記以外)JUN SKY WALKER(S)(※特記以外)JUN SKY WALKER(S)
5.「NO FUTURE」JUN SKY WALKER(S)(※特記以外)JUN SKY WALKER(S)(※特記以外)JUN SKY WALKER(S)
6.「ロックフェス」JUN SKY WALKER(S)(※特記以外)JUN SKY WALKER(S)(※特記以外)JUN SKY WALKER(S)
7.「依存 BABY」JUN SKY WALKER(S)(※特記以外)JUN SKY WALKER(S)(※特記以外)JUN SKY WALKER(S)
8.青春 (Album Mix)」(※作曲: 寺岡呼人)JUN SKY WALKER(S)(※特記以外)JUN SKY WALKER(S)(※特記以外)JUN SKY WALKER(S)
9.「タイムカプセル」JUN SKY WALKER(S)(※特記以外)JUN SKY WALKER(S)(※特記以外)鈴木Daichi秀行 & JUN SKY WALKER(S)
10.「シンフォニー」JUN SKY WALKER(S)(※特記以外)JUN SKY WALKER(S)(※特記以外)鈴木Daichi秀行 & JUN SKY WALKER(S)
11.「ロックンロール☆ミュージック」JUN SKY WALKER(S)(※特記以外)JUN SKY WALKER(S)(※特記以外)JUN SKY WALKER(S)
合計時間:
初回限定盤DVD
#タイトル作詞作曲・編曲
1.「making of ’’LOST&FOUND’’」  
2.「NO FUTURE」(Music Video)  

楽曲解説[編集]

  1. ロックの資格〜Rock' n Roll License〜
    寺岡曰く、「ロックの心で生きよう」という、ポジティブなジュンスカのロック解放宣言ソング。
    学生時代にジュンスカのテープを初めて聴いた時の衝撃やサウンドを、この『ロックの資格』で再現したかったと語っている[1]
  2. LOST&FOUND
    アレンジは、ジュンスカがスタジアムでやっているイメージで行われたとのこと。寺岡は森のギターサウンドについて、「スタジアムクラスの許容力があると改めて思った。」と述べている[1]
  3. ラットレース〜出世狂騒曲〜
    ライブのイントロでは、「ジュンタ」と叫ぶのが恒例となっている。これは、メンバーでAC/DCのライブを観に行き、イントロの所で「ここは“アンガス!(AC/DCのギタリスト)”の代わりに“ジュンタ!”になったらいいね」と話していたことがきっかけであったとのこと[1]。また、サビ直前の台詞は、小林が担当している。
  4. WAGON
    2008年の再結成時のツアーで、メンバー4人だけで回っていたことがモチーフとなっている[1]
  5. NO FUTURE
    寺岡曰く、ネガティブなタイトル名だけど、思いっきりポジティブな内容。アルバム中、いわゆる「ジュンスカっぽい」唯一の曲[1]
    Music Videoが製作され、本作の初回盤DVDにも収録された。
  6. ロックフェス
    寺岡曰く、「ピストルズ的なビートな曲」。レコーディングでも、1曲目に行われたとの事。また、小林は、この曲が一番好きだと述べている[1]
  7. 依存 BABY
    寺岡曰く、アメリカンポップスをパンクバンドがやったら、、、。というイメージ。[1]
  8. 青春 (Album Mix)
    12作目のシングルで、再結成後、初のシングルでもある。再録されており、2008年バージョンを敢えて聴かずに行ったと述べている[1]
  9. タイムカプセル
    寺岡曰く、ラブソングにみえて、そうじゃない風にもとれるバラード。完全復活のジュンスカも、ロックとバラードの両方が進化している事を出したい。と述べている。また、歌入れはこのアルバムでは一番時間が掛かったとのこと[1]
  10. シンフォニー
    TSUTAYAレンタル限定シングル。寺岡は当初、デモの段階でまだジュンスカとしての、馴染み感があまりなかったため、アルバム候補から外れるかなと思っていたが、宮田は「この曲が一番いい」と言い続けており、その言葉に後押しされるように、“ジュンスカに馴染む”方向性を探って完成させたと述べている。また、宮田が「これシングルにしよう」と言っていた[1]
  11. ロックンロール☆ミュージック
    2008年の20周年終了後、森と寺岡だけでギターとベースでセッションを行い、その膨大なセッションの中から、切り出して作り上げられた[1]

参加ミュージシャン[編集]

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]