APS水中銃
| APS | |
|---|---|
| 種類 | 軍用アサルトライフル |
| 製造国 | |
| 設計・製造 | ヴラジーミル・シモノフ |
| 仕様 | |
| 種別 | アサルトライフル 水中銃 |
| 口径 | 5.56mm |
| 銃身長 | 372mm |
| ライフリング | なし |
| 使用弾薬 | 5.56mm×40MPS |
| 装弾数 | 26発 |
| 作動方式 | ガス圧利用、ターンロックボルト |
| 全長 | 840mm(ストック使用時) 614mm(ストック未使用時) |
| 重量 | 2700g |
| 発射速度 | 350発/m |
| 銃口初速 | 365m/s |
| 有効射程 | 100m(地上) 30m(水深5m) 20m(水深20m) 11m(水深40m) |
| 歴史 | |
| 設計年 | 1960年代 |
| 配備先 | ソビエト連邦軍 |
APS水中銃(ロシア語:Автомат Подводный Специальный АПСアフタマート・ポドヴォドヌィイ・スペチアリヌィイ アーペーエス、英Avtomat Podvodnyy Spetsialnyy APS)は、ソビエト連邦が1960年代に開発した特殊作戦用水中銃である。
目次 |
概要 [編集]
APS水中銃は、特殊部隊向け兵器開発を専門とするロシア・キリモフのセントラル・インスティチュート・フォー・プレジョション・マシナリー・コンストラクション(TsNIITochMash)でアクアラングなどの水陸特殊作戦を行う特殊部隊用に弾薬と共に開発された。銃自体はブラディミール・シモノフによって開発されており、弾薬はピオトル・サゾノフとオレグ・ラフチェンコが担当した。銃本体は作動部分にかかる水圧を減らすため、水抜きの大穴がレシーバー前後に開いている。
26発装填できる専用の箱型マガジンを使用し、一般的なアサルトライフルと同じく、セミオートとフルオートの切り替えができる。
1960年代に開発され、以降30年近くもその存在が秘匿されておりソ連は自国にしか供給しなかった。 また、北朝鮮の工作員が密輸しようとした際、KGBに逮捕されている。西側にその存在が知られたのは1989年のマルタ会談で、会談を警備していたスペツナズが装備していたのを目撃されたのが初めてである。現在は自由化に伴い海外への輸出も行われている。
弾薬 [編集]
APS水中銃で使用されるMPS弾の弾頭は11.5cm程でスチール製のものが使用されている。 これは水の抵抗により弾頭が銃身内に長く留まるという水中銃の特徴から、ライフリングとそれによるジャイロ効果を得られないことに由来する。APSではジャイロ効果による安定の代わりに重量と長さによる直進安定性を確保している。
銃弾の構造としては他の弾丸と変わらず、陸上での使用も一応は可能であるが、水中射撃に特化した上記特色の為に射撃精度は劣悪で、また銃身の消耗も激しいため180発以上の射撃は難しいとされる。
APSは日没後、または夜明け前など薄暗い水中での使用が想定されており、弾道確認の為に曳光弾が用意されている。