3世紀の危機

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3世紀の危機(さんせいきのきき)とは、ローマ帝国における時代区分の一区画。セウェルス朝の終焉から軍人皇帝時代、そしてディオクレティアヌスの帝位就任までの一連の動乱の時期を示す。この時代にローマでは皇帝の権威が低下し、市民の生活水準は低下、周辺諸族の侵入は頻発するなど、国力の低下が目立った。

この3世紀の危機と呼ばれる50年間(235年 - 284年)で、元老院の認可を受けた正式な皇帝は21人、自称を含めれば40人を超えるとされ、2・3年ですら政権を維持できない短命の皇帝が乱立した。しかしこの危機もディオクレティアヌスの尽力によってひとまずの沈静化が成された。

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