039A型潜水艦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

039A型潜水艦とは、中国海軍が運用を計画中の攻撃型潜水艦NATOコード元級。の039型の後継として開発され、日本では2004年にその存在が確認された。

解説[編集]

騒音が極めて大きく、さらに電気火災を起こした事のある明型潜水艦が尚も主力の位置を占め、宋型潜水艦の配備も遅れていた中でキロ型潜水艦の配備を進めていた中国人民解放軍海軍であったが、キロ型を初めとする通常動力型潜水艦では長期間潜行能力に欠けるという問題があった。長期間の潜行能力は原子力潜水艦が最も優れている(一例としてアメリカ海軍の潜水艦は全て原潜)が建造費が高く、放射能漏れ事故の危険性もあった。そこで中国人民解放軍海軍はAIP化された通常動力潜水艦を開発する事とした。

中国人民解放軍海軍はまず実験的に宋型、明型潜水艦をAIP化した。このAIP技術の出所に関しては中国の友好国であるパキスタンがアゴスタ90B級潜水艦を建造する際にフランスの技術協力で得たAIP技術であると推測される。

元型の外観は艦首部分がキロ級に酷似し、艦尾部分が宋型に酷似している。そのため、宋型をベースとし、キロ級の技術を導入した潜水艦である。国産の製品がどれほど使われているかは不明だが、エンジンはMTU社製16V-396ディーゼルエンジンだと思われる。

武装[編集]

中国製およびロシア製魚雷を発射可能な533mm魚雷発射管を6門持ち、YJ-82対艦ミサイルおよびCY-1対潜ミサイルの発射能力があるとされる。

外部リンク[編集]