キロ型潜水艦

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Kilo Submarine DN-SC-96-00528.jpg
水上航行するキロ型潜水艦
艦級概観
名前: キロ型潜水艦
建造: ルービン設計局

第199 "Krasnoe Sormovo"造船所, Nizhniy Novgorod (Gorkiy)
第112,"imeni Leninskogo Komsomola"造船所, Komsoloľsk na Amure
"Leningradskoe Admiralteyskoe Obedinenie" (Admiralteyskie Verfi)造船所, サンクトペテルブルク(レニングラード)

"Severnoe Mašinostroiteľnoe Predprijatie"造船所, Severodvinsk
運用:  ソビエト連邦海軍 20隻
 ロシア海軍 17隻
 インド海軍 10隻
 イラン海軍 3隻
 インドネシア海軍
 ポーランド海軍 1隻
 ルーマニア海軍 1隻
 アルジェリア海軍 4隻
 中国人民解放軍海軍 12隻
 ベトナム人民海軍
前級 : タンゴ型潜水艦
次級: ラーダ型潜水艦
所属期間: 1982年4月
建造: 9隻
完工: 49隻
現役: 42隻
起工済: 5隻
引退: 2隻
仕様諸元
排水量 水上航行時: 2,300-2,350 トン
潜行時:3,000-3,950 トン (満載時)
全長: 70.0-74.0 m
喫水: 6.5 m
耐圧深度: 運用時: 240 m
最深: 300 m
出力: ディーゼル・エレクトリック方式
機関: ディーゼル・電気推進
2 x 1000 kW ディーゼル 発電機
1 x 5,500-6,800 航行用電動機
1 x 固定ピッチスクリュー
速力: 水上航行時: 10-12 ノット
潜行時: 17-25 ノット
航続距離: シュノーケル使用時: 7ノットで6,000-7,500 マイル
潜行時:3ノットで 400 マイル
全速時:21ノットで 12.7 マイル
航海日数: 45日
試験深度: 300 m
総員: 52名
兵装: 6/553 mm 魚雷発射管
魚雷18本
機雷24基
SA-N-8 Gremlin8機、またはSA-N-10 Gimlet 地対空ミサイル8機 (輸出用には対空兵器は装備されていない可能性がある)

キロ型潜水艦(-がたせんすいかん Kilo class submarine)は、ソヴィエト/ロシア海軍通常動力型潜水艦である。

キロ型NATOコードネームであり、ソ連海軍の計画名は877型潜水艦(パルトゥースПодводные лодки проекта 877 "Партус"[1]であるが、自国用・輸出用も含めヴァルシャヴャンカ"Варшавянка":ワルシャワンカ(ワルシャワ労働歌の意)のロシア語表記)という愛称の方が広く用いられている。同型の改良版は西側諸国では改キロ級(Improved Kilo)と呼ばれ、この型式のロシア側名称は636号計画である。アメリカ海軍では改キロ級をKILO-Bと呼称する。

概要[編集]

浮上航行するキロ型潜水艦

本級はもともと、原子力潜水艦を補完し、自国沿岸で対潜警戒任務を行う目的で計画されたが、フォックストロット型ロメオ型の後継として友好国への輸出も考慮されていた。

最初の艦が就役したのは1982年で、当初は極東方面のコムソモリスク・ナ・アムーレで建造されていたが、のちに内陸部のニジニ・ノヴゴロド(旧ゴーリキー)でも建造されるようになり、輸出用のものはサンクトペテルブルク(旧レニングラード)で建造された。スーパーキャビテーション魚雷シクヴァルの運用が可能なディーゼル潜水艦である。

司令塔に艦対空ミサイル(SAM)の発射装置が装備されており、射程3海里程度の携帯SAMSA-N-8 Gremlinまたは9K38 イグラ(Igla、NATOコードネームSA-16ギムレット)」を18発搭載している。原潜も含めて、自衛用の対空ミサイルを搭載するのはソヴィエト・ロシア潜水艦の特色の一つだが、発射は浮上時のみで、潜航時の発射能力は今のところないと言われている。

静粛性が高いのも大きな特長である。特にロシア海軍の純正のキロ級は非常に静粛性に優れ、パッシブソナーによる被探知距離は500m程度であろうと言われている。しかし、寒冷なロシア近海での運用を想定して設計されているため冷却機構が弱く、インドイラン等に輸出されているものは、独特の冷却ポンプの騒音で探知されると言われる。

636号計画による同型の改良版は機関の冷却機構の性能を向上させており、これによりエンジン効率を向上させてフル充電の時間を約20分程度短縮することに成功している。

設計と装備[編集]

船体[編集]

船体は涙滴型船型、複殻式構造となっており、長さ51.8 m、直径7.2 m の耐圧船体(内殻)は水密隔壁により6つの区画に区切られている。 外殻の外側は1枚0.8m四方のゴム製吸音タイルで覆われており、探信音の反響軽減と、船体内部からの騒音遮蔽に効果が見込まれている。[2][3] 船体上部に直径614 mm のアクセスハッチが3箇所設けてある。 操舵装置として縦舵、横舵と潜舵を装備している。 セイル直前の船体上部に引き込み式の潜舵が設置、艦尾の操舵部分は変形の『十文字型』と言え、下部のみの縦舵と横舵の3枚で操舵が行われる。後舵、潜舵はPirit-23油圧系統により制御される。 主たる推進装置に、前期型ないし輸出用はプロペラ枚数6枚のスクリュー・プロペラを装備し、後期型および636型はプロペラ枚数7枚ハイスキュード・プロペラに替え静粛化を図っている。尚、877V型はポンプジェット推進に換装、同装置の試験に従事した。

機関[編集]

本級の主機は、ディーゼル・エレクトリック方式である。発電用ディーゼル・エンジンは、877型は4-2DL42M型、636型は4-2AA-42M型を各2基搭載しており、2基のPG-141M電動モーターを駆動する。 静粛化対策として、ラフト構造を採用している。騒音源となるディーゼル機関等の推進装置を内殻に直接設置せず、浮台(ラフト)の上に搭載し、吸振ゴムやサスペンションを挟んで船殻に設置する事で、騒音の船外への漏洩軽減を図っている。 446型鉛蓄電池を120セル2基装備している。後舵前方に2基のダクトがあり内部にそれぞれ低速用推進器が備えられており、動力源のモーターMT-168は耐圧隔壁後方に設置されている。低速用推進器により3ノットまで静粛に推進可能である。 17.5 m の潜望鏡深度まで潜航するのに120秒要する。

センサー[編集]

レーダーとして、MRK-50アルバトロス(Albatros)NATOコードネーム、スヌープ・トレイ2(Snoop Tray-2)を対空対水上用に有する。 ソナーは、艦首にMGK-400ルビコン(Rubikon)NATOコードネーム、シャーク・ギル(Shark Gill)低周波、アクティブ/パッシブ・ソナーを捜索・攻撃用にと、同じく艦首にMGK-519、NATOコードネーム、マウス・ロア(Mouse Roar)アクティブ・ソナーを機雷検出及び回避用、測距用に装備している。 電子戦装備としてMRM-25EM、NATOコードネーム、スキッド・ヘッド(Squid Head)ESMを装備している。

636計画では強化されたMGK-400EMとMG-519 Afraが同様に改良されたMG-519EMが搭載されている。強化されたソナーシステムは自動化が進み同じ操作卓を複数のシステムで共用する為、必要な運用員の人数が減った。

MGK-400EMソナーは、MGK-400ソナーの基本的な寸法を維持しつつ、通常動力潜水艦のために最適化されている。アンテナは高度な受信要素を包括している。システム機器は現代的で、高速でデータ処理可能なコンピュータと多機能表示から構成される。システムの戦術的、技術的特性(特にソナー操作範囲と目標測定精度)は、相当改良されている。システムには、雑音と妨害状態の測定と制御、主なモードによるソナー操作範囲の予測という新しい機能がある。自己診断装置は品質、信頼性、およびシステムの操作の容易さを高めている。省力化のため、MGK-400EMソナーは情報を共通表示するコンソールが用いられ、MG-519EM機雷掃討システムが組み込みまれている。

戦闘システム[編集]

本級の戦闘システムはMVU-110EM魚雷 Murena火器管制装置である。同時に3つの異なる目標の捜索、内2つの目標への攻撃が可能である。 船体前部に533 mm 魚雷発射管6門が俵積みに設置してある。魚雷発射管の内TEST-71ME有線誘導魚雷を発射できるのは、6門の内2門のみである。他に運用可能な魚雷に53-65KE、53BA、SET-53MEが有り、AM-1型機雷も搭載・運用可能である。魚雷装填は自動化されており、メインコンソールパネルにより管制され、装填から発射まで3分以内に可能である。魚雷・ミサイル等は魚雷発射管より装填される。

運用国[編集]

本級は、派生型を含めてロシア海軍向けに少なくとも24隻、海外向けは2010年前半の時点で31隻が建造され、さらに少なくとも2隻がベトナム向けに建造中である[4]。1980年にソビエト海軍で最初のキロ級潜水艦が就役した。現在ロシア海軍で稼動状態にあるのは17隻とみられている[5] [6]。その中で7隻が予備であると見られる。[7]2010年10月27日、ロシア海軍のヴィソツキー海軍総司令官は、2020年までに黒海艦隊の艦艇老朽化対策として18隻の新型艦配備、その一部に636型を6隻新たに建造する意向を示した。6隻の内の3隻は既に起工済である[8] [9]。 これまでに33隻が複数の国に輸出された。

インド海軍877EM型は、順次、亜音速の3M-54E1 クラブS(NATOコードネーム SS-N-27 シズラー)対艦巡航ミサイルの運用能力を付与する改装工事をロシアで行っており、中国海軍の636型は、1998年に取得した最初の2隻を除き、当初から3M-54E1 クラブSを搭載する。

西側では、韓国海軍への輸出が検討されたことがある。借款弁済に充当するために検討されたものだが(同様の理由によりT-80U戦車BMP-3歩兵戦闘車が輸出され韓国陸軍に配備、韓国海軍に対してもロシア製ムレナ-E型エアクッション揚陸艇が導入されている。)ロシア・韓国双方が自国での建造を主張したため不調に終わり、韓国海軍はドイツ製214型潜水艦の導入を決定した。

同型艦一覧[編集]

艦番号 艦名 建造所 起工 進水 就役 配備 状態
プロジェクト877(前期建造型)
B-248 アムール造船所 1980年3月16日 1980年9月12日 1980年12月31日 太平洋艦隊 2001年除籍
B-260 チタ
(Chita)
アムール造船所 1981年2月22日 1981年8月23日 1981年12月30日 太平洋艦隊 第19潜水艦旅団
B-227 ヴィボルグ
(Vyborg)
アムール造船所 1982年2月23日 1982年9月16日 1983年2月23日 バルト海艦隊 独立潜水艦大隊
B-229 アムール造船所 1983年2月23日 1983年7月15日 1983年10月30日 太平洋艦隊 2002年6月除籍
B-404 アムール造船所 1983年5月7日 1983年9月24日 1983年12月30日 太平洋艦隊 2002年10月除籍
B-401 ノヴォシビルスク
(Novosibirsk)
クラースノエ・ソルモーヴォ造船所 1982年10月6日 1984年3月15日 1984年9月30日 北方艦隊 修理中
B-402 ヴォログダ
(Vologda)
クラースノエ・ソルモーヴォ造船所 1983年8月24日 1984年9年29日 1984年12月30日 北方艦隊 第161潜水艦旅団
B-405 (ex Tyumenskiy Komsomolets) アムール造船所 1984年4月20日 1984年9月21日 1984年12月30日 太平洋艦隊 2002年10月除籍、2007年スクラップとして売却
B-470 アムール造船所 1985年5月6日 1985年8月27日 1985年12月30日 太平洋艦隊 2005年除籍、2007年スクラップとして売却
B-806 ドミトロフ クラースノエ・ソルモーヴォ造船所 1984年10月15日 1986年4月30日 1986年9月25日 バルト海艦隊 独立潜水艦大隊
B-439 アムール造船所 1986年4月4日 1986年7月31日 1986年12月30日 太平洋艦隊 修理中
B-445 奇蹟者聖ニコライ
(Svyatoi Nikolai Chudotvorets)
アムール造船所 1987年3月21日 1987年9月26日 1988年1月30日 太平洋艦隊 第19潜水艦旅団
B-808 ヤロスラヴリ
(Yaroslavl)
クラースノエ・ソルモーヴォ造船所 1986年9月29日 1988年7月30日 1988年12月27日 北方艦隊 第161潜水艦旅団
B-394 旧名称コムソモレスク・タジキスタナ
(ex-Komsomolsk Tadjikistana)
アムール造船所 1988年4月15日 1988年9月3日 1988年12月30日 太平洋艦隊 第182潜水艦旅団
B-800 カルーガ
旧名称ヴォロゴドスキー・コムソモーレツ
(Kaluga ex-Vologodskij komsomolets)
クラースノエ・ソルモーヴォ造船所 1987年3月5日 1989年5月7日 1989年9月30日 北方艦隊 第161潜水艦旅団
B-464 ウスチィ・カムチャツスク
(Ust'-Kamchatsk)
アムール造船所 1989年5月26日 1989年9月23日 1990年1月30日 太平洋艦隊 第182潜水艦旅団
プロジェクト877V
B-871 アルローサ
(Alrosa)
クラースノエ・ソルモーヴォ造船所 1988年5月17日 1988年9月 1990年12月30日 黒海艦隊 第247潜水艦大隊
プロジェクト877(後期建造型/4B型)
B-459 ウラジカフカース
(Vladikavkaz)
クラースノエ・ソルモーヴォ造船所 1988年2月25日 1989年4月29日 1990年9月30日 北方艦隊 第161潜水艦旅団
B-471 マグニトゴルスク
(Magnitogorsk)
クラースノエ・ソルモーヴォ造船所 1988年10月26日 1990年9月22日 1990年12月30日 北方艦隊 第161潜水艦旅団
B-494 ウスチィ・ボリシェレツェク
(Ust'-Bolsheretsk)
アムール造船所 1990年5月5日 1990年10月4日 1990年12月30日 太平洋艦隊 第182潜水艦旅団
B-177 リペツク
(Lipetsk)
クラースノエ・ソルモーヴォ造船所 1989年11月3日 1991年11月27日 1991年12月30日 北方艦隊 第161潜水艦旅団
B-187 アムール造船所 1991年5月7日 1991年10月5日 1991年12月30日 太平洋艦隊 第19潜水艦旅団
B-190 クラスノカメンスク
(Krasnokamensk)
アムール造船所 1992年5月8日 1992年9月25日 1992年12月30日 太平洋艦隊 第182潜水艦旅団
B-345 モゴーチャ
(Mogocha)
アムール造船所 1993年4月22日 1993年10月6日 1994年1月22日 太平洋艦隊 第19潜水艦旅団
プロジェクト636.3
B-261 ノヴォロシースク
(Novorossiysk)
アドミラルティ造船所 2010年8月20日 2013年11月28日 2014年8月22日 黒海艦隊 建造中
B-237 ロストフ・ナ・ドヌー
(Rostov-on-Don)
アドミラルティ造船所 2011年11月21日 2014年6月26日 2014年予定 黒海艦隊 建造中
B-262 スタリー・オスコル
(Stary Oskol)
アドミラルティ造船所 2012年8月17日 2014年8月予定 2014年11月予定 黒海艦隊 建造中
クラスノダール アドミラルティ造船所 2014年2月20日 黒海艦隊 建造中
B-268 ヴェリキー・ノヴゴロド アドミラルティ造船所 2014年予定 黒海艦隊 計画中
コルピノ アドミラルティ造船所 2014年予定 黒海艦隊 計画中


艦番号 艦名 建造所 起工 進水 就役 配備 状態
プロジェクト877EKM
364 Yuan Zhend 64 Hao クラスノエ・ソルモヴォ造船所 1989年3月23日 1994年5月31日 1994年11月10日 東海艦隊
365 Yuan Zhend 65 Hao クラスノエ・ソルモヴォ造船所 1990年11月18日 1995年3月31日 1995年8月14日 東海艦隊
プロジェクト636
366 Yuan Zhend 66 Hao アドミラルティ造船所 1996年7月16日 1997年4月26日 1997年8月26日 東海艦隊
367 Yuan Zhend 67 Hao アドミラルティ造船所 1997年8月28日 1998年6月18日 1998年10月25日 東海艦隊
プロジェクト636M
368 Yuan Zhend 68 Hao アドミラルティ造船所 2002年10月18日 2004年5月27日 2004年10月20日
369 Yuan Zhend 69 Hao アドミラルティ造船所 2002年10月18日 2004年8月19日 2005年5月5日
370 Yuan Zhend 70 Hao アドミラルティ造船所 2004年 2005年5月 2005年
371 Yuan Zhend 71 Hao アドミラルティ造船所 2004年 2005年 2005年
372 Yuan Zhend 72 Hao クラスノエ・ソルモヴォ造船所 2005年 2005年 2005年8月5日
373 Yuan Zhend 73 Hao アドミラルティ造船所 2004年5月8日 2005年8月5日
374 Yuan Zhend 74 Hao セヴマシュ造船所 2003年5月29日 2005年5月21日 2005年12月30日
375 Yuan Zhend 75 Hao セヴマシュ造船所 2003年5月29日 2005年7月14日 2005年12月30日


プロジェクト877EKM

艦番号 艦名 建造所 起工 進水 就役 状態
S55 シンドゥゴーシュ(INS Sindhughosh) アドミラルティ造船所 1983年5月29日 1985年6月29日 1986年4月30日 改装済
S56 シンドゥヴァジ( INS Sindhudhvaj) アドミラルティ造船所 1986年4月1日 1986年7月27日 1987年6月12日
S57 シンドゥラジ( INS Sindhuraj) アドミラルティ造船所 1986年 1987年 1987年10月20日 改装済
S58 シンドゥヴィル( INS Sindhuvir) アドミラルティ造船所 1987年5月15日 1987年9月13日 1988年8月26日 改装済
S59 シンドゥラトナ( INS Sindhuratna) アドミラルティ造船所 1987年 1988年 1988年12月22日 改装済
S60 シンドゥケサリ( INS Sindhukesari) アドミラルティ造船所 1988年4月20日 1988年8月16日 1989年2月16日 改装済
S61 シンドゥキルティ( INS Sindhukirti) アドミラルティ造船所 1989年4月5日 1989年8月26日 1990年1月4日 改装済
S62 シンドゥヴィジャイ( INS Sindhuvijay) アドミラルティ造船所 1990年4月6日 1990年7月27日 1991年3月18日 改装済
S63 シンドゥラクシャク( INS Sindhurakshak) アドミラルティ造船所 1995年2月16日 1997年6月26日 1997年12月24日 改装済
2013年8月14日事故の為沈没[23]
S65 シンドゥシャストラ( INS Sindhushastra アドミラルティ造船所 1998年12月12日 1999年10月14日 2000年7月19日


プロジェクト877EKM

艦番号 艦名 建造所 起工 進水 就役 引渡
901 タレク(Tareq) アドミラルティ造船所 1991年5月4日 1991年9月25日 1991年12月25日 1992年11月22日
902 ヌール(Noor) アドミラルティ造船所 1992年4月3日 1992年10月16日 1992年12月31日 1993年6月6日
903 ユネス(Yunes) アドミラルティ造船所 1992年2月5日 1994年7月12日 1996年9月2日 1996年11月25日


艦番号 艦名 建造所 起工 進水 就役
プロジェクト877EKM
012 Rais Hadi Mubarek クラスノエ・ソルモヴォ造船所 1985年 1986年 1986年11月29日
013 Rais Hadi Slimane クラスノエ・ソルモヴォ造船所 1986年 1987年 1987年11月25日
プロジェクト636M
022 アドミラルティ造船所 2006年 2008年11月20 2009年8月28日
023 アドミラルティ造船所 2007年 2009年4月9日 2009年10月29日

プロジェクト6361

艦番号 艦名 建造所 起工 進水 就役
HQ-182 ハノイ(Hà Nội) アドミラルティ造船所 2010年8月25日 2012年8月28日 2013年11月7日
HQ-183 ホーチミン(Hồ Chí Minh City) アドミラルティ造船所 2011年9月28日 2012年12月28日 2014年
HQ-184 Hải Phòng アドミラルティ造船所 2012年3月 2013年8月 2014年
HQ-185 Đà Nẵng アドミラルティ造船所 2015年
HQ-186 Khánh Hòa アドミラルティ造船所 2015年
HQ-187 Bà Rịa-Vũng Tàu アドミラルティ造船所 2016年

各型[編集]

  • 877型 初期型
  • 877K型 火器管制システムを強化
  • 877M型 有線誘導魚雷を2基の魚雷発射管から発射可能
  • 877E型 輸出向けダウングレード版
  • 877EM型 輸出向け型の改良型。877M型に準じる
  • 877V型 B-871アルローサのみ。ポンプジェット推進を採用した実験艦。黒海艦隊に配備。
  • 636型 機関の冷却機構を向上させた改良型 NATO名称”改キロ級”アメリカ海軍名称”キロ-B”
  • 636M型 636型の改良版
  • 636.3型 ロシア海軍向けに起工された636型の改良版

諸元[編集]

キロ型潜水艦の模式図

キロ型潜水艦には複数の派生形式がある。以下の情報には入手した情報の最小値と最大値を併記する。[24]

  • 全長 70–74m
  • 全幅 9.9m
  • 喫水 6.2-6.4m
  • 排水量 2,300t / 3,000t
  • 水上航続距離 11,100km (6000海里) /7kt
  • 水中航続距離 400海里 (700 km) /3ノット (6 km/h)
  • シュノーケル潜行時の水中航続距離 6,000海里 (11,000 km)/7ノット (13 km/h)(強化型キロ級の場合、7,500マイル)
  • 最大潜行深度 300 m (作戦時:240–250 m)
  • 最大速度 水上:10-12ノット、潜行時:17-25ノット
  • 推進 ディーゼル・電気推進:5,900 shp (4,400 kW)
  • 航海日数 45日
  • 兵装 533mm魚雷発射管×6 (53-65 ASuWまたはTEST 71/76 ASW 魚雷またはVA-111 シクヴァル18基又は機雷24基) SA-N-8 Gremlin8機、またはSA-N-10 Gimlet [25] 地対空ミサイル8機 (輸出用には対空兵器は装備されていない可能性がある)
  • 乗員 52人
  • 1隻あたりの値段はUS$200–25000万ドル (中国では8隻の636計画キロ級潜水艦は約US$1.5-20億ドル)

後継艦[編集]

プロジェクト677による「ラーダ級」(Lada class)の1番艦が2005年に就役している。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ "Партус"とはロシア語で「オヒョウ」を意味する
  2. ^ 吸音タイルは船殻と安定板に貼られており、アクティブソナーの音波を減衰する事によって探信音の反響を低減する効果がある。
  3. ^ キロ型潜水艦
  4. ^ http://rusnavy.com/news/navy/index.php?ELEMENT_ID=10118
  5. ^ warfare.ru 877/636 Kylo class
  6. ^ 軍事研究2007年8月号「ロシア&中国の海軍戦力整備」p56
  7. ^ http://www.warfare.ru/?linkid=1758&catid=307
  8. ^ ★くろいあめ、あかいほし ★黒海艦隊増強計画について
  9. ^ [1]
  10. ^ http://warfare.ru/?lang=&catid=307&linkid=1758&linkname=877-/-636-Kylo-class
  11. ^ http://www.sinodefence.com/navy/sub/kilo.asp
  12. ^ http://www.naval-technology.com/projects/kilo877/
  13. ^ http://www.globalsecurity.org/military/world/china/kilo.htm
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  24. ^ http://www.fas.org/man/dod-101/sys/ship/row/rus/877.htm
  25. ^ Project 877 Kilo class Project 636 Kilo class Diesel-Electric Torpedo Submarine Specifications”. GlobalSecurity.org (2006年4月22日). 2008年7月20日閲覧。

外部リンク[編集]