小郡駅
表示
小郡駅 | |
---|---|
駅舎(2015年11月) | |
おごおり OGŌRI | |
◄立野 (2.5 km) (0.7 km) 大板井► | |
下は西鉄小郡駅 | |
所在地 | 福岡県小郡市祇園一丁目 |
所属事業者 | 甘木鉄道 |
所属路線 | ■甘木線 |
キロ程 | 3.8 km(基山起点) |
電報略号 | オコ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,021人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1939年(昭和14年)4月28日[1] |
乗換 | 西鉄小郡駅(西日本鉄道天神大牟田線) |
備考 | 無人駅 |
小郡駅(おごおりえき)は、福岡県小郡市祇園一丁目に所在する甘木鉄道甘木線の駅。西日本鉄道西鉄小郡駅と相互乗換駅。
歴史
[編集]- 1939年(昭和14年)4月28日:国鉄甘木線の基山駅 - 甘木駅間の開通に伴い、筑後小郡駅(ちくごおごおりえき)として開業[1]。
- 1960年(昭和35年)
- 1973年(昭和48年)4月1日:荷物および小口扱い貨物の取り扱い廃止[3]。無人駅となる[4]。
- 1986年(昭和61年)4月1日:甘木鉄道に転換[5]。同時に約500メートル甘木寄りの西日本鉄道(西鉄)天神大牟田線との交差地点そばに移転し、小郡駅に改称[5]。西鉄小郡駅も従来の出口より90メートル甘木鉄道寄りに出口を新設[5]。これにより従来600メートルほど離れていた西鉄小郡駅との距離が、120メートルほどに短縮された[5]。
駅構造
[編集]下り列車進行方向(甘木方向)に向かって右側に単式ホーム1面1線を有する高架駅。無人駅であるが駅構内の事務室で回数券、一日乗車券の発売と定期券の取次ぎをしている。トイレはホーム基山側末端に設置されている(水洗式)。飲料の自販機は駅階段の下及びホームに設置されている。列車接近時に自動放送あり(基山行は男声、甘木行は女声)。
利用状況
[編集]2008年度の1日平均乗車人員は1,011人である[6]。
2019年度の1日平均乗車人員は1,021人である[7]。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2008年 | 1,011 |
2009年 | |
2010年 | |
2011年 | 982 |
2012年 | 1,010 |
2013年 | 1,079 |
2014年 | 1,140 |
2015年 | 1,043 |
2016年 | 1,025 |
2017年 | 1,000 |
2018年 | 1,043 |
2019年 | 1,021 |
駅周辺
[編集]駅のすぐ横を大分自動車道が通っている。防音壁があるので大分自動車道からは駅が見えない。小郡市の中心部に位置するが、当駅の周囲は閑散としている。駅のすぐ東側で甘木線が西鉄天神大牟田線をまたぎ越す。なお、当駅から西鉄小郡駅までは南へ250メートル程の距離である。
バス・タクシーは当駅前からは発着せず、西鉄小郡駅西側のロータリーに発着する。
筑後小郡駅
[編集]旧筑後小郡駅は現在の小郡駅から基山寄りに約500メートル西側の甘木線と大分自動車道の交差地点(北緯33度23分50.2秒 東経130度32分57.5秒 / 北緯33.397278度 東経130.549306度)にあり[5]、高速道路の真下にホームがあった[5]。駅舎跡はマンションが建っているが、近年まで当時のホームと待合所の屋根などが残存していた。2021年初頭時点では待合所の屋根が撤去されている。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、699頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b 「八駅の業務委託問題が解決 門鉄」『交通新聞』交通協力会、1960年4月28日、1面。
- ^ 「日本国有鉄道公示第459号」『官報』1973年3月31日。
- ^ 「通報 ●甘木線筑後小郡駅ほか1駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1973年3月31日、11面。
- ^ a b c d e f 『鉄道ジャーナル』第21巻第10号、鉄道ジャーナル社、1987年8月、98-101頁。
- ^ 小郡市データボックス (交通・通信) 甘木鉄道各駅の乗車人員数の推移
- ^ “令和2年度版 九州運輸要覧” (PDF). 2021年6月2日閲覧。