障害物競走

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障害物競走[1](しょうがいぶつきょうそう)はコース中に設けられたさまざまな障害を超えながらゴールに到達する早さを競う競技。

概要[編集]

障害物競走のコースにはさまざまな障害物が設置されている。競技者はその障害を順番に超えながらゴールを目指す。

障害物競走における代表的な障害物として、網くぐり、輪抜け、平均台跳び箱ハードル(跳躍)、(周回)などがある[2][3]

具体例[編集]

麻袋[編集]

コース中に競技者の人数と同数の麻袋が置かれている。その置かれている地点から次の定められた地点までの間、競技者は麻袋の中に両足を入れて両手で袋を持ちジャンプをしながら進む。

網くぐり[編集]

コース中の地面にが広げて置いてある。競技者はその網と地面の間を進む。

ハシゴ[編集]

コース中の地面に梯子が横向きに立てた状態で置いてある。競技者は梯子の狭い枠の中を進まなくてはならないが、梯子の枠は硬いため抜け出すのは容易でない。

トンネル[編集]

コース中の地面に設置される合成樹脂製のアーチ型のトンネル。競技者は匍匐前進することになる。

アメ食い[編集]

コース中にアメ食い競走の用意がされており、競技者は手を使わずにアメを拾って先に進む。

キャタピラ[編集]

コース中に競技者の人数と同数の段ボールが置かれている。この段ボール箱は底面を外し、側面だけにしたものである。競技者は段ボールの置かれた地点から次の定められた地点までの間段ボールの中に入り、かがんだ状態で段ボールを回転させながら進まなくてはならない。この様が戦車ブルドーザーなどのキャタピラに似ているためこの名で呼ばれる。

三輪車[編集]

コース中に競技者の人数と同数の幼児用の三輪車が置かれている。その地点から次の定められた地点までの間、競技者は三輪車に乗って進まなくてはならない。

スプーン[編集]

コース中にスプーン(おたまを利用する場合もある)と鶏卵(近年は代用品としてしばしばピンポン球を用いる)が置かれており、その地点から次の定められた地点までの間、競技者はスプーンの上に卵を乗せたまま進む。落としてしまった場合は落とした地点からやり直す。

タイヤ[編集]

コース中に競技者の人数と同数の紐をつけたタイヤ(大型車用の大きなサイズのものであることが多い)が置いてあり、その置いてある地点から次の定められた地点までの間、競技者は紐を引っ張ってタイヤを引きずりながら進む。

跳び箱[編集]

コース中に数台の跳び箱が設置されており、基本的に競技者はその跳び箱を超えて進む。

縄跳び[編集]

コース中に競技者の人数と同数の縄跳びの縄が置かれている。その置かれている地点から次の定められた地点までの間、競技者は縄跳びを跳びながら進まなくてはならない。

ハードル[編集]

コース中にコースに沿って数台、陸上競技用のハードルが設置されている。競技者はそのハードルを越えながら進まなくてはならない。主な越え方として、大きなハードルの場合はハードルをくぐり、そうでないものは飛び越えていく。

バット[編集]

コース中に野球用のバットが置いてある。競技者の人数と同数、又はそれより少し少ない本数であるのが一般的。競技者は、その置かれた地点の付近で、バットのヘッドを地面に、バットのエンドを自分のにつけ、バットを軸にして定められた回数(5回から10回程度)だけ回らなくてはならない。このことからこの障害を「ぐるぐるバット」と呼ぶ人も多い。回った後の競技者は目が回っているので容易には進むことができない。

パン食い[編集]

コース中にパン食い競走の用意がされており、競技者は手を使わずにパンを取ってからでないと先に進めない。

平均台[編集]

コース中に数台の平均台が設置されている。競技者の人数よりは少ない場合が多く、1台しかないこともある。この部分では平均台を渡って進まなくてはならない。途中で落ちたら始点に戻ってやり直す。

脚注[編集]

  1. ^ 中島海編 『遊戯大事典』 p.330-331 1957年では「障碍物競争」「障碍物競走」となっている
  2. ^ 中島海編 『遊戯大事典』 p.330 1957年
  3. ^ 村山貞雄監修 『図解 遊びの事典 幼児編』明治図書出版 p.557 1982年

関連項目[編集]