閩南民系

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Hoklo People.jpg

閩南民系(びんなんみんけい)とは台湾及び中国大陸福建省中部~南部を中心とした漢人の一派の呼称。

元来はミンナン(閩南)人と呼称されたが、「閩」という漢字は「虫」を含み、やや差別的な意味合いを含むため、ポリティカルコレクトネスの影響を受けて、主に台湾で今世紀初頭から、徐々にホーロー(河洛、福佬)と称することが多くなった。[要出典]

河洛は河南、洛陽を意味し、ミンナン語を話す漢民族がそこから南下してきたとの伝承にちなむ。伝承や言語学的研究によれば、西周~春秋時代に中原に居住していた漢民族が、長江下流域を経て、福建に定住。17世紀以後、その一部が台湾に移住したのが河洛人である。

もっとも純粋な漢民族というより、南下漢民族が現地原住民と混血して、河洛人が形成されたと考えられている。たとえば台湾なら、福建河洛人と、台湾原住民とが混血して台湾河洛人となったわけである。

もっともこの解釈は、中国大陸からの文化的断絶と、台湾の独自性の強調を目指す台湾の民主進歩党政権下で進められたものだということは、理解しておく必要がある。