鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ(てつどうのひきねん・じぇいあーるぜんせんのりほうだいきっぷ)は、JR旅客鉄道会社の普通列車が一日乗り放題となる、期間限定の特別企画乗車券(トクトクきっぷ)である。
同時期にJR西日本が管内路線のみを対象に発売する鉄道の日記念・西日本一日乗り放題きっぷについても本稿で記す。
目次 |
[編集] 概要
日本初の鉄道である、新橋-横浜間が開通した1872年10月14日を記念し、10月14日が鉄道の日とされたことにちなみ、JRが企画した乗車券である。1996年から発売されている。
[編集] 使用方法
基本的な使用方法は青春18きっぷと変わらないので、本項では主に青春18きっぷとの相違点のみを記す。青春18きっぷと同一の内容については青春18きっぷの概要を参照のこと。
- 利用期間
- 例年10月上旬ごろに発売され、設定されている鉄道の日(10月14日)を含む2週間程度の期間のみ有効である(2008年は発売期間 : 10月3日-10月19日、利用期間 : 10月4日-10月19日)。使い残した分を翌年に使うことはできない。払い戻しは、利用期間内で未使用に限り取扱箇所で行える。
- 効力
- 1枚のきっぷで3回(人)利用できる。
- 発売額
- 発売額は9,180円(1回(人)あたり3,060円。なお、青春18きっぷは1回(人)あたり2,300円)である。
- 青春18きっぷは「おとな」「こども」の区別がないが、本券には「こども」の設定があり、発売額は半額(1枚4,590円、1回(人)あたり1,530円)である。
[編集] 鉄道の日記念・西日本一日乗り放題きっぷ
JR西日本では全国版の鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷとあわせて、自社線に限定した鉄道の日記念・西日本一日乗り放題きっぷも発売している。全国版とは乗車エリア以外に以下に示す違いがある。発売・利用期間は全国版と同じである。
- 1枚のきっぷで利用できる回数は1回。
- 発売額は1枚3,000円で、こども用の設定はない。
- 管内の快速・普通列車にグリーン車自由席はないため、「グリーン車は利用できない」という表現になっている。
- 2004年までは、主要駅のみで数量限定の常備券として発売され、毎年趣向を変えた「おまけ」が付いていた(ただし、1996年のみマルス端末による数量非限定の発売で、「おまけ」がなかった)。ただ、2005年は、JR福知山線脱線事故によりイベントを自粛したことから、マルス端末による発売となり、数量限定がなくなった代わりに、「おまけ」は付かなかった。2006年以降も同様の形態での発売となり、5489サービスでも取り扱った。また、2007年から京阪神地区では、みどりの券売機での発売も行っており、2008年現在は他の地区においてもみどりの券売機で発売されている。

