近畿大学青踏女子短期大学

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近畿大学青踏女子短期大学
大学設置/創立 1972年
廃止 2002年
学校種別 私立
設置者 学校法人近畿大学
本部所在地 和歌山県和歌山市善明寺516
学部 英文科[1]
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近畿大学青踏女子短期大学(きんきだいがくせいとうじょしたんきだいがく、英語: Kinki University Seito Junior College)は、和歌山県和歌山市善明寺516に本部を置いていた日本私立大学である。1972年に設置され、2002年に廃止された。大学の略称は青踏短大または青踏。

概要[編集]

大学全体[編集]

建学の精神(校訓・理念・学是)[編集]

  • 近畿大学青踏女子短期大学における建学の精神
    • 「教育の目的は、人に愛される人 信頼される人 尊敬される人を育成することにある」

教育および研究[編集]

  • 近畿大学青踏女子短期大学は、英語をベースとしたカリキュラムが組まれ、イギリスでの語学研修やアメリカカナダでの英語研修が行われていた。

学風および特色[編集]

  • 近畿大学青踏女子短期大学の学名である「青踏」とは、その短期大学を取り巻く言葉で「早春の野にいでて、わかみ、希望未来幸福を思い、あかるい無限のなかをあゆむ」という意味が含まれていた[35]
  • イングリッシュ・フェスティバルや英語劇などのイベントが盛んだった。

沿革[編集]

基礎データ[編集]

所在地[編集]

  • 和歌山県和歌山市善明寺516

象徴[編集]

  • 近畿大学青踏女子短期大学のカレッジマークは近畿大学と同じウメをイメージしたものとなっていた[35]

取得資格について[編集]

研究[編集]

  • 『青踏女子短期大学紀要』[38]あり。

学生生活[編集]

部活動・クラブ活動・サークル活動[編集]

学園祭[編集]

  • 近畿大学青踏女子短期大学の学園祭は開学した1972年より行われ、当初は10月28日から3日間実施された[39]

大学関係者と組織[編集]

大学関係者一覧[編集]

大学関係者[編集]

施設[編集]

キャンパス[編集]

  • 図書館
  • 学生食堂
  • 学生寮ほか

対外関係[編集]

他大学との協定[編集]

アメリカ[編集]

イギリス[編集]

カナダ[編集]

姉妹校[編集]

系列校[編集]

卒業後の進路について[編集]

編入学・進学実績[編集]

関連項目[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 1972年[4]1973年[5]1974年[6]の3年間は学生数不明。 但し、学生数9の記載がある文献も存在する[7][8]1975年以降の学生数は各々14[9]、12[10]、13[11]、26[12]、22[13]、16[14]、16[15]、16[16]、24[17], 25[18]、28[19]となっていた。
  2. ^ 1985年の28[19]だったのが、1986年において129に増加[20]、さらに1987年には243に増加した[21]。以後は、253[22]、251[23]、263[24]、308[25]と増加し、1992年以降は294[26]、260[27]と減少したものの総定員200よりも上回っていた。
  3. ^ 募集100人、入学者数95人。但し、総定員は227[28]と総定員200よりも上回っていた
  4. ^ 総定員200に対し学生数140[29]
  5. ^ 1996年度以降は総定員200に対し其々、75[30]→62[31]→51[32]→44[33]と減少し続けている
  6. ^ 現在の文部科学省
  7. ^ 和歌山県の百年 (県民100年史 ; 30)には「3月12日開校」と記載がある。
  8. ^ 実際のところは学生数の激減によるもので、2000年度入学生は僅か9人となっていた[1]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e 「大学 第1部 危機の現場(5)リストラ “冬”耐えきれず閉校も」読売新聞2001年10月27日付朝刊、大阪本社版2社、34ページ
  2. ^ 大学資料 (43/44)より。
  3. ^ 近畿大学青踏女子短期大学'77.
  4. ^ 全国学校総覧 昭和48年版より。
  5. ^ 全国学校総覧 昭和49年版より。
  6. ^ 全国学校総覧 昭和50年版より。
  7. ^ 全国学校名鑑 昭和49年版より。
  8. ^ 全国学校名鑑 昭和50年版より。
  9. ^ 全国学校総覧 昭和51年版
  10. ^ 文部省'76, p. 51.
  11. ^ 全国学校総覧 昭和53年版より。
  12. ^ 全国学校総覧 昭和54年版より。
  13. ^ 全国学校総覧 昭和55年版より。
  14. ^ 全国学校総覧 昭和56年版より。
  15. ^ 全国学校総覧 昭和57年版より。
  16. ^ 全国学校総覧 昭和58年版より。
  17. ^ 全国学校総覧 昭和59年版より。
  18. ^ 全国学校総覧 昭和60年版より。
  19. ^ a b 文部省'85, p. 67.
  20. ^ a b 文部省'86, p. 67.
  21. ^ a b 文部省'87, p. 69.
  22. ^ 文部省'88, p. 72.
  23. ^ 文部省'89, p. 74.
  24. ^ 文部省'90, p. 75.
  25. ^ 文部省'91, p. 78.
  26. ^ 文部省'92, p. 78.
  27. ^ 文部省'93, p. 81.
  28. ^ 文部省'94, p. 83.
  29. ^ 文部省'95, p. 85.
  30. ^ 文部省'96, p. 87.
  31. ^ 文部省'97, p. 89.
  32. ^ 文部省'98, p. 77.
  33. ^ 文部省'99, p. 81.
  34. ^ a b c 文教協会'2011, p. 288.
  35. ^ a b 日本の私立短期大学より。
  36. ^ a b 御坊市史 第2巻 (通史編 2)p661より。
  37. ^ 短期大学教育 (30)より。
  38. ^ 近松研究所紀要 (8/9)より。
  39. ^ 御坊市史 第2巻 (通史編 2)p662より。

 

参考文献[編集]