秩父鉄道3000系電車
| 秩父鉄道3000系電車 | |
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| 編成 | 3両編成 |
| 営業最高速度 | 85km/h |
| 編成定員 | 236名 |
| 車両定員 | デハ3000・76名 デハ3100・84名 クハ3100・76名 |
| 軌間 | 1,067mm |
| 電気方式 | 直流1,500V |
| モーター出力 | MT54形直流直巻電動機105kW |
| 編成出力 | 840kW |
| 歯車比 | 80:19=1:4.21 |
| 制御装置 |
CS15形電動カム軸式 |
| ブレーキ方式 | 発電ブレーキ併用電磁直通ブレーキ 抑速ブレーキ* |
| 保安装置 | 秩父鉄道形ATS |
| 備考 | *抑速ブレーキは使用停止 |
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この表について
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秩父鉄道3000系電車(ちちぶてつどう3000けいでんしゃ)は、かつて秩父鉄道に在籍していた急行列車用の電車である。
目次 |
[編集] 概要
秩父鉄道では、急行用車両として自社発注の300系を使用してきたが、車両自体の老朽化が激しい上に冷房化ができないため、乗客サービス上で難点を抱えていた。そのため300系の置換えを計画した結果、1992年(平成4年)に東日本旅客鉄道(JR東日本)新前橋電車区(現・高崎車両センター)所属の165系急行形電車3両編成3本(9両)を購入の上、自社で改造したのが本系列である。
[編集] 改造内容
導入に際して日本電装[1]により以下の出張改造が施工された。
- MT54形主電動機出力を120kW→105kWにデチューン
- マスター・コントローラーの交換に伴う抑速ブレーキの使用停止
- 列車無線アンテナを棒形→逆L字形に交換
- 自動列車停止装置をATS-P・SN→秩鉄形ATSに交換
- 前面非貫通化
- 前照灯・尾灯をスクエアライトに形状変更
- 愛称表示板差しを新設
- 上部列車種別表示器を撤去
- 上部標識灯を新設
- M'車のパンタグラフを2基に増設
- 中央窓を大型化しアルミサッシをブロンズ化
- 灰皿の撤去
- デッキ仕切りドアを自動化
- 処理設備の関係でトイレを閉鎖
[編集] 形式・編成
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[編集] 運用
本形式は、300系の後継車両として主に秩父本線の急行「秩父路」[3]で運用された。また時期により以下の急行列車として運転された例がある。
- 1月上旬:急行「開運号」
- 2月頃:急行「ロウバイ号」
- 4月上旬:急行「さくら号」
- 5月頃:急行「芝桜号」
- 5月~7月頃:広瀬川原イベント直通列車
- 8月頃:急行「熊谷うちわ祭り号」
- 11月頃:急行「荒川村そばまつり号」
- 12月3日:急行「秩父夜祭号」[4]
これらの多くは定期「秩父路」の愛称名変更によるものだが、専用のヘッドマークを愛称表示板差しに掲出して運転された[5]。
- 愛称表示板は内側差し込み式となっており、沿線で催物開催時には特製の表示板による掲出も行われた[6]。また「回送」「臨時」の表示板がある反面、「準急」「各停」の表示板はなくこの場合は無表示となる。
[編集] 6000系への置換え
2003年に行われた安全性緊急評価における現車調査において車両の老朽化について指摘され、特に主回路の配線は経年による劣化が著しく、延命を図るには大規模な更新工事の必要性を要した。このため将来を見据えた中で、今後の車両機器の修繕や補修部品の調達などを考慮し検討した結果、6000系3編成[7]を本系列の代替車両として導入することを決定した。
2006年3月15日より本系列から6000系への置換えを行い、3002・3003編成が廃車。前者は廃車後に広瀬川原車両基地の架線がない地帯へ留置後に解体。後者もデハ3003が車体の半分を切断の上で八高線竹沢駅付近の国道254号沿いでラーメン店[8]として利用された以外はすべて解体された。
最後まで残存した3001編成は同年11月17日で「秩父路 EXPRESS」の愛称表示を終了。翌18日からは2種類のデザイン各2色計4パターンの「ファイナルラン」愛称板を掲出して運用され、25日の臨時列車「さよなら3000系号」[9]とイベント[10]をもって運用終了。11月末までは波動用として残存し、2007年1月に広瀬川原で解体された。これにより3編成すべてが廃車となり、6000系へ置換えられた。
[編集] 脚注
- ^ デンソーの旧社名と同名だが、同社とは何の関係もない。
- ^ *デハ3101(旧・モハ164-55は冷房試作改造当初AU71形集中式冷房装置を搭載。
- ^ 先頭車正面の愛称表示板は「秩父路 EXPRESS」
- ^ 秩父夜祭開催時は運用の都合上各駅停車にも投入。
- ^ 6000系置換え後も特製ヘッドマークを装着して運転。
- ^ 6000系はLEDによる文字表示のみ。
- ^ 2005年度に1編成、2006年度に2編成を導入。
- ^ その後廃業となり車体はしばらくの間放置されたが、道路拡幅に伴い撤去された。
- ^ 往路1007列車は羽生 - 三峰口間、復路1006列車は三峰口~熊谷間運転。途中停車駅は熊谷・寄居・長瀞・御花畑で、往路途中駅からは乗車不可。三峰口駅構内では6000系やC58 363との並びも行われた。また復路急行券は羽生・熊谷・寄居・長瀞・御花畑の各駅で17日の午前10時から販売されたほか、運転日当日の三峰口駅イベント会場のみでも販売された。
- ^ 10月28日から「3000系さよならスタンプラリー」が開催され、往路急行券販売駅にあるスタンプを全部もしくは2つにイベント会場にある最後のスタンプを押すと3000系の絵はがき・缶バッチ・さよなら運転告知の中吊り広告が贈呈されたほか、3000系さよなら乗車券やクリアファイル・缶バッチ・携帯クリーナー・鉄道部品などの販売、「秩父路」愛称表示板のオークションが行われた。
[編集] 外部リンク
[編集] 関連項目
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