松竹芸能養成所

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松竹芸能養成所(しょうちくげいのうようせいじょ)は、芸能事務所松竹芸能1968年に設立したタレント養成所[1]通称SGT(エスジーティー)(Shochiku Geino TalentSchool)。

松竹芸能養成所

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過去の名称 松竹芸能タレントスクール
学校種別 タレント養成所
設置者 松竹芸能
設立年月日 1968年
分校 東京校・大阪校
所在地
外部リンク 公式サイト
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概要[編集]

東京校と大阪校がある。

大手芸能事務所吉本興業に先駆け1968年昭和43年)に即戦力の新人タレントを発掘、供給することを目的として養成所が設立される。基本的にはお笑い芸人にこだわらない方針で、部門別で分かれており子役なども扱っている。

1984年3月に第1回松竹芸能オーディションがあり、森脇健児山田雅人東ちづるが発掘されている。

2008年には松竹芸能タレントスクールへと名称変更されるが、2021年4月に授業内容の大幅リニューアルや選択制カリキュラムなどの導入と共に現在の松竹芸能養成所へと名称変更される。

お笑い芸人コース(東京校・大阪校)、女性タレントコース(大阪校)、俳優コース(大阪校)、子役コース(大阪校)など多種多様のコースがある。

松竹芸能養成所とは別に松竹芸能声優アカデミーがある[2]

お笑い芸人コース[編集]

期間は1年間で4月と10月にそれぞれ入学するタイミングがあり、卒業オーディションに合格した者のみが所属できる。

東京校[編集]

お笑い芸人コース東京校[編集]

主な出身者[編集]

[3][4][5]

入学 卒業 著名な出身者
1 2002年
4月
2003年
3月
ワンワンニャンニャン、ねりまだいこん。、三浦淳一(ぼんぼん)
2 2002年
10月
2003年
9月
3 2003年
4月
2004年
3月
コーヒールンバ、兼重清志(元・パワフルコンビーフ)、コウタ(元・パワフルコンビーフ)、吉田勝司(キリンキリン)
4 2003年
10月
2004年
9月
池内屋、カマキリバッタ
5 2004年
4月
2005年
3月
ししくらサソリ(あのつばめ)、テイスティ、マイアミたいち
6 2004年
10月
2005年
9月
ガウルル
7 2005年
4月
2006年
3月
春田和幸、麻生くにひこ(元・ジャパニウム)、ほせいとよだ、石垣明日花、ルネサンス
8 2005年
10月
2006年
9月
ジャクソン石山、カモメ(元・妖怪人間)、坂野(元・なんかでてるよ)
9 2006年
1月
2006年
12月
10 2006年
4月
2007年
3月
原田公志(セバスチャン)、お祭りBoyカモシダせぶん(元・ウルトラトウフ)、せつこ(元・シャンゼリーゼ)、ボアソルチ斉藤、あひるちゃんスポンジクラブ、ひょうご(元・さんびーち)、どぶろく、中島保
11 2006年
10月
2007年
9月
池城どんぐし、山田BODY(元・さんびーち)、木村耕介(元・マッチポンプ)、猿愛児、室田泰典(雨ごはん)、コジャ
12 2007年
4月
2008年
3月
キャメル、ガバリ、マリカ、タコさんウィンナー、山下貴史(元・山形)、稲垣陽輔(元・ストレンジャー)
13 2007年
10月
2008年
9月
ソルティーピック
14 2008年
4月
2009年
3月
ヤブキサドヤ、イグアノ首領、おひさしぶり、中村ロコ、017レイナ、アフターショール
15 2008年
10月
2009年
9月
紺野ぶるま、ほりぬのこ(元・たぬきごはん)、占部雅典(元・ストレンジャー)、市川竜臣(元・ペンギン)
16 2009年
4月
2010年
3月
山城攻児、コンリット、ゾオサン、山口竜二(元・ペンギン)
17 2009年
10月
2010年
9月
山下泰和(ばったもん)、ダブルキング。
18 2010年
4月
2011年
3月
トムソーヤ、河合なつき(ばったもん)、ガーリックガーリーズ、オキク、豆板醤、オレンヂメガホン、たんたんめん
19 2010年
10月
2011年
9月
ゼブライン、ムゲンダイパス
20 2011年
4月
2012年
3月
キンタロー。カナイエリザβ東塚菜実子、がーひー、小出あかり、コダママリ(元・セカイスプーン)、中島未登里、ムムム、けーた(元・アゲイン)、ひでよしっと、おにく、和田佑(元・タイーク
21 2011年
10月
2012年
9月
ノリ(元・アゲイン)、サークルレベル、なにわともわれ
22 2012年
4月
2013年
3月
ニダンギア、おくりびと青木(元・とりがら)、布井ぽこ(元・とりがら)、ぴんくぞんび、ごるふぃん
23 2013年
4月
2014年
3月
ブリキカラス大納言光子わきやしきハッピー遠藤百瀬さつき、小野綾香(元・ガール座)、ブティックあゆみ(コンピューター宇宙)、空の耳、あべみな!(元・ジョリー惑星)、フラポテおおた(元・ジョリー惑星)
24 2014年
4月
2015年
3月
プラン計画、はっしーはっぴー(コンピューター宇宙)、ジックと国定、はるはる星ちゃん増野美由紀(元・フライデーズ
25 2015年
4月
2016年
3月
餅田コシヒカリ駆け抜けて軽トラ)、だいどぅ。(元・たべごろピーチ)、はつぞのゾノ(元・奇天烈オムレツ)、ちなちゃん(元・奇天烈オムレツ)、斗澤やすあき、羽瀬絵里奈、しじみ結晶、桃尻部隊、マリン、ゲスパ、のれん
26 2016年
4月
2017年
3月
中野文也(トワイライト渚)、林雅人(元・飴色ギミック)、ブランシュブラン、いろどりパレット、ジャズの100枚、もんてぃー、ジャングル(みんな愛してるズ)、福井祐樹(小虎
27 2017年
4月
2018年
3月
チャコールゾーン、ムラサキケマン、青臭いぞ須山、ぬらぬら、ブルーム満開、ミキオ(元・劇団プロ野球)、木下ニイソ、アリジ(元・クラノスケ)、山下パワー、電四郎(あかよろし)、吉田爽人(元・デコンボコン)、ジャイアントパンダ
28 2018年
4月
2019年
3月
ひのこ、池上直喜(れてん)、八木(元・劇団プロ野球)、ちかえの子ども!!、おかりょー(元・ゼロダブル)、乙部佳祐(元・ゼロダブル)、丸山修登(元・コットンガーデン)、たくはち(元・イグローク)、贄雄斗(元・イグローク)、木津谷祥(元・出ておいで偉い人)、秋田周佑(元・出ておいで偉い人)、橋本仁志(元・エゴイスター)、槙野巧人(元・エゴイスター)
29 2018年
10月
2019年
9月
30 2019年
4月
2020年
3月
SASLIME、 THEまっち(元・むげん)、突貫コイル、ナイスボール千葉(リングリル)、にくだわら、ほなほなみ、ごん大谷(元・AとB)、リイゼン(元・グラスホッパー)、高八序子(元・猩々緋)、ふるさわたくみ(元・ジンジャーマン)、おんだい(ねるよなか)
31 2019年
10月
2020年
9月
井上一言(リングリル)、アンジェリナ
32 2020年
4月
2021年
3月
共犯者、コイヌマン、二代目ちくわぶ、迦爾さん、塩島弾、フレサワソラ(おなご)、岸大誠(元・遥)、エイジ(元・遥)、じゅり(元・じゅるり)、るりこ(元・じゅるり)、とも(元・カップルノテイ)
33 2020年
10月
2021年
9月
てりやきポップコーン、しゅんや(元・ペコスマイル)、TJ(元・いけふく朗)
34 2021年
4月
2022年
3月
おーしゃんず、オタサーのヒメ、サンサンマルマル、知多桜、ももグミ、13月、月井夢佐志(元・あいつアナログ)、ウカワ(元・弁天湯)
35 2021年
10月
2022年
9月
イエスマン
36 2022年
4月
2023年
3月
クローンズ、Vパワー
37 2023年
4月
2024年
3月
バルバル三浦

大阪校[編集]

お笑い芸人コース大阪校[編集]

主な出身者[編集]

ほか多数

脚注[編集]

  1. ^ 松竹芸能養成所 |松竹芸能株式会社”. www.shochikugeino.co.jp. 2022年9月5日閲覧。
  2. ^ 松竹芸能声優アカデミー |松竹芸能株式会社”. www.shochikugeino.co.jp. 2022年9月5日閲覧。
  3. ^ 代官山キング (16 December 2021). 東京松竹養成所年表(前編). 2022年9月5日閲覧
  4. ^ 代官山キング (30 December 2012). 東京松竹養成所年表(中編). 2022年9月5日閲覧
  5. ^ お笑いライブTEPPEN - 芸人データ -”. kaleidoline.jp. 2022年9月5日閲覧。


関連項目[編集]

松竹[編集]

テレビアニメ[編集]

お笑い養成所[編集]

外部リンク[編集]