於茂登岳
| 於茂登岳 | |
|---|---|
| 標高 | 525.5 m |
| 所在地 | 沖縄県石垣市 |
| 位置 | 北緯24度25分38秒 東経124度11分00秒座標: 北緯24度25分38秒 東経124度11分00秒 |
| 山系 | 於茂登山系 |
| 種類 | 岩石山 |
於茂登岳の位置
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於茂登岳(おもとだけ)は、沖縄県石垣市にある標高525.5メートルの山である。沖縄県の最高峰。地元ではウムトゥダギともいい、古くは宇本嶽、宇茂登嶽と書かれた[1]。
目次 |
概要 [編集]
石垣島北岸沿いに東西に連なる於茂登山系のほぼ中央に位置し、北北東には桴海於茂登岳が、西にはぶざま岳がある。東・南・西は河川による境界があるが、北側は標高400メートル付近までゆるやかに下がり、そこから標高50メートル付近の海岸段丘まで急に低下する。1997年(平成9年)9月11日に、北西麓の川平湾とともに「川平湾及び於茂登岳」として国の名勝に指定されている。登山道は南側にある。
地質的には新第三紀の花崗岩からなる。北東側中腹から発する宮良川や南側中腹から発する名蔵川が、生活用水や農業用水など島の重要な水源であるため、南斜面の一部は水源涵養林に、また山頂周辺や尾根筋などは保安林に指定されている。イタジイを中心とする照葉樹林に覆われているが、山頂付近はリュウキュウチクに覆われ、背の高い草地となっている。北側の斜面にはカンヒザクラが自生し、国の天然記念物に指定されている。この他、国指定の特別天然記念物であるカンムリワシやリュウキュウキンバト、県指定の天然記念物であるアサヒナキマダラセセリなどの動植物が周辺に生息する。
歴史 [編集]
沖縄島を含めて、正保年間の『正保国絵図』に名前が記された琉球で唯一の山である。
信仰 [編集]
古くから霊山として信仰の中心的存在となり、山名の「ウムトゥ」は「島の大本」を意味するともいう。於茂登の神・ウムトゥテラシィへの通し願いが島内の多くの御嶽で行われ、名蔵村の御嶽はオモト岳の神の拝礼所とある[2]。また、首里の弁ヶ岳、於茂登岳、久米島の三神は姉妹であり、日本から渡来したともいう。二番目の神は妹と一緒に久米島を居所としたが、自分の山が妹のいる山より低かったので、八重山に移って於茂登岳に垂迹して島の守護神になったと伝わる[3]。弘治13年(1500年)のオヤケアカハチの乱の際には、久米島の神女が琉球王国の軍に帯同し、於茂登岳の神を説得して帰順させたという[4]。
また信仰の山として広くうたわれており、宮良村では照らす山としている。この他、於茂登山から流れる水で貢布を作る、蔵を建てるための材木を山で伐り出す、美女が役人の求愛を拒んで山に逃込んだ、などの内容がある。
なお、西表島は西の於茂登の意との説がある。
関連項目 [編集]
- 石垣市
- 各都道府県の最高峰 (沖縄県)
- 石垣中継局 - ラジオの中継局とNHKテレビのマイクロ中継局が置かれている。
- BEGIN - オモトタケオ「於茂登岳男」というアルバムを出している。
- ビギンの島唄 〜オモトタケオ〜(2000.7.21)
- ビギンの島唄 〜オモトタケオ2〜(2002.7.3)
- 西表島 - いりおもては西(いり)の於茂登(おもと)に由来するとの説がある。
脚注 [編集]
参考文献 [編集]
- 日本歴史地名大系(オンライン版) 小学館 (『日本歴史地名大系』 平凡社、1979年-2002年 を基にしたデータベース)
外部リンク [編集]
- 沖縄県最高峰の於茂登岳に登ろう!
- 川平湾及び於茂登岳 - 国指定文化財等データベース(文化庁)