東運輸

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東運輸株式会社
Azuma Bus
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
907-0002
沖縄県石垣市真栄里908
北緯24度21分13秒
東経124度11分03秒
設立 1950年(昭和25年)6月2日
業種 陸運業
事業内容 一般旅客自動車運送事業(乗合貸切
代表者 前津文一(代表取締役社長)
資本金 4,880万円
従業員数 45名
主要子会社 美崎興業株式会社
東バス車輌株式会社
あずまタクシー株式会社
外部リンク http://www.cosmos.ne.jp/~bus/
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東運輸株式会社(あずまうんゆ)は、沖縄県石垣市に本社を置き、石垣島一円でバス事業を営む企業である。

沿革[編集]

  • 1950年6月24日 - 事業開始の免許取得。
  • 1950年 - 白保線運行開始(1日5本)。
  • 1954年 - 伊原間線運行開始
  • 1956年 - 東廻り一周線、西廻り一周線運行開始(1日2本)。
  • 1963年 - 山田バスを吸収合併。
  • 1973年5月2日 - 石垣バスターミナル供用開始。
  • 2003年3月24日 - 沖縄県内初のワンステップバス2台が白保線にて運用開始。
  • 2005年10月1日 - 一部路線にてフリー乗降制が導入。
  • 2007年6月1日 - 3台目のワンステップバスが運用が開始。この車両の方向幕には、当社で初めてとなる系統番号の記載があった。(後にLED表示になった際に系統番号の表示廃止→その後復活)
  • 2008年6月5日 - 利用者の減少や燃料価格の高騰を理由に運賃値上げを総合事務局運輸部に申請。
  • 2008年9月16日 - 運賃が30円値上げされる(空港線、川平リゾート線を除く)。本格的な運賃改定は15年ぶり。
  • 2012年3月 - 言語バリアフリー化の試みとして、バス停に英語・中国語・韓国語の表記を行うとともに、一部車両の方向幕をLEDに変更、さらに運賃表示機も整備し、案内表記が日本語・英語の2か国語表記となると同時に、整理券両替機つき運賃箱の整備も行われた。
  • 2013年3月7日 - 新石垣空港の開港に伴うダイヤ改正・路線改廃を行う。同時にノンステップバスの運用を開始。
運行系統図(2011年1月現在)
※バスターミナル建物に掲示
  • 2014年6月4日 - 本社を石垣市美崎町から真栄里に移転。(但し、路線バスの発着は従前どおりバスターミナルより行う)

事業所[編集]

本社、本社営業所(貸切バス)
沖縄県石垣市字真栄里908
石垣バスターミナル(路線バス)
沖縄県石垣市美崎町3

路線バス[編集]

南部・石垣市中心部の石垣バスターミナルを基点に、2015年(平成27年)4月1日現在で以下の路線バスを運行する。運行経路先頭の数字は系統番号

中心部[編集]

まちなかじゅんかんバス

石垣市地域公共交通協議会が主体となり東運輸が運行受託する形で、2013年(平成25年)2月12日より2週間の無料実験運行が行われ[1]、バス路線がない地域住民など利用者からの要望が多かったことから同年10月1日より29人乗りのバスを使用し200円均一運賃で運行を開始[2][3]

運行開始から1箇月間の乗車人員は目標の半数程度で、車を持たない高齢者から好評の反面、小中学校の通学対応、わかりやすい運行コース、運行範囲の拡大、100円バスとしての運行などの要望が出ている[4][5]

石垣空港、東部、東部経由北部方面[編集]

空港線
  • 4:バスターミナル - 離島ターミナル - 裁判所前 - 平得 - 支庁前 - 大浜 - 宮良 - 白保 - 石垣空港
  • 10:バスターミナル - 離島ターミナル - ホテル日航八重山 - みんさー工芸館 - 全日空ホテル - 支庁前 - 大浜 - かりゆし倶楽部 - 宮良 - 白保 - 石垣空港

10はかりゆし倶楽部非経由便、全日空ホテル - 石垣空港間無停車の準急便も設定される。

2013年(平成25年)3月7日の新石垣空港開港に伴い、4は白保線(バスターミナル - 白保)の延長、10は新規路線として運行。旧・石垣空港に乗り入れる空港線(バスターミナル - ホテル日航八重山 - ミンサー工芸館 - 石垣空港 - 全日空ホテル - 大浜信泉記念館前 - バスターミナル)は廃止[6]

カリー観光が離島ターミナル - 石垣空港間の直行シャトルバスの運行を計画しており、これを受けて東運輸も同区間で直行便を運行する方針を明らかにしている[7]

東回り一周線・西回り一周線(東側)、平野線、平野経由伊原間線
  • 2・3:バスターミナル - 裁判所前 - 平得 - 支庁前 - 大浜 - 宮良 - 白保 - 石垣空港 - 大里 - 大野 - 舟越 - 伊原間( - 西部方面)
  • 5・6:バスターミナル - 裁判所前 - 平得 - 支庁前 - 大浜 - 宮良 - 白保 - 石垣空港 - 大里 - 大野 - 舟越 - 伊原間 - 明石 - 平久保 - 平野

2は西回り一周線(西部方面→伊原間→バスターミナル)、3は東回り一周線(バスターミナル→伊原間→西部方面)。

平野経由伊原間線(5:伊原間 - 平野)は小中学校の通学対応として登校日の朝に運行。北部地域から市中心部に所在する高校通学には対応しておらず、住民から対応した便設定の要望が出ているが、東運輸は補助金受給路線であるため自治体との調整が必要としている[8][9]

中部、西部、西部経由北部方面[編集]

川原線
  • 1:バスターミナル - 裁判所前 - 平得 - 支庁前 - 大浜 - 磯辺 - 川原 - 三和

川原より先、おもとまでの川原おもと線も運行されていた。

川平リゾート線
米原キャンプ場線
  • 11:バスターミナル - 全日空ホテル - みんさー工芸館 - 日航八重山 - バラビドー - サッカーパーク赤馬 - 富野 - 米原 - 吉原 - 川平 - クラブメッド - 川平 - 吉原 - 米原 - 富野 - サッカーパーク赤馬 - 三和入口 - 石垣空港
西回り一周線・東回り一周線(西側)、西回り伊原間線
  • 2・3・8:バスターミナル - 八重守の塔 - フーネ - 川平 - 吉原 - 米原 - 富野 - 伊土名 - 栄 - 舟越 - 伊原間( - 東部方面)

2は西回り一周線(バスターミナル→伊原間→東部方面)、3は東回り一周線(東部方面→伊原間→バスターミナル)、8は西回り伊原間線(バスターミナル - 伊原間)。

吉原線
  • 7(往路):バスターミナル→八重守の塔→フーネ→(川平→)吉原
  • 7(復路):吉原→(川平→)フーネ→名蔵→バラビドー→バスターミナル

往路・復路で経路が異なり、川平は一部便が経由する。

定期観光バス[編集]

定期観光バスは石垣島一周コースおよび半周コースの2コースが設定されている。

フリー乗降制[編集]

石垣市白保以北で運行されている6路線(東周り一周線、平野線、平野経由伊原間線、吉原線、西周り伊原間線、西周り一周線)において、バス停以外でも乗降が可能なフリー乗降制を導入している。マイカー利用の増加により減少した北部地域のバス利用を増やす目的で導入された。 なお、市街地では交通安全上の問題から導入が許可されなかったため、区間限定(白保~伊原間~平野、大嵩西入口~伊原間)にてフリー乗降制が導入されている。なお、米原キャンプ場線は前述の区間の一部を運行するが、フリー乗降制は対象外となっている。

貸切バス[編集]

特定バス[編集]

かつて、特定バス事業として、石垣空港(旧空港)内でのランプバスを運行していた。石垣空港にはボーディングブリッジが無く、タラップにより直接降機・搭乗となるため、空港施設との間にてランプバスが運行されていた。

ランプバスで使用される車両は、一般路線バスとは違う塗装となっており、一般路線バス車両の塗装が統一されていないのに対し、ランプバスの塗装は全て統一されている(一般路線バスより転用された車両においては一般路線バス塗装のまま運用されることもある)。

これらの車両は、空港での運用終了後はバスターミナルに回送され、一般路線バス車両と共に留置されていた。

車両[編集]

前乗り前降り制を導入しているので、基本的にトップドア車となっている。ワンステップバスノンステップバスの中扉は車椅子用となっているため、通常は閉め切りとなっている。

基本的に三菱車に統一されているが、いすゞ車も少数存在する。

一般路線バス車両においてはワンステップバス、ノンステップバス以外はほぼ中古車であり、前事業者の塗装をそのまま活用することもある。また、標準塗装が存在するが、前述のように中古車の場合は塗装を変更することなく運用されることがあるため、様々な塗装デザインが存在する。 貸し切りバスに関しても標準塗装が存在するが、3種類のバージョン(赤、青、緑)が存在している。また、中古車に関しては一般路線バスと同様に、前事業者の塗装のままの車両も存在する。

脚注[編集]

  1. ^ 2月12日から25日まで市街地で「まちなかじゅんかんバス」”. 八重山毎日新聞 (2013年3月1日). 2015年4月8日閲覧。
  2. ^ まちなかじゅんかんバス運行 東運輸”. 八重山毎日新聞 (2013年9月17日). 2015年4月8日閲覧。
  3. ^ 新川方面で運行開始 まちなかじゅんかんバス”. 八重山毎日新聞 (2013年10月2日). 2015年4月8日閲覧。
  4. ^ まちなかじゅんかんバス1カ月 高齢者から好評”. 八重山毎日新聞 (2013年11月24日). 2015年4月8日閲覧。
  5. ^ じゅんかんバスのルート変更を 障がい者自立支援協”. 八重山毎日新聞 (2014年4月1日). 2015年4月8日閲覧。
  6. ^ 30分間隔で運行へ 東運輸、新空港乗り入れを申請”. 八重山毎日新聞 (2013年1月9日). 2015年4月8日閲覧。
  7. ^ 石垣市、新規バス停設置を許可 カリー観光バス”. 八重山毎日新聞 (2015年2月5日). 2015年4月8日閲覧。
  8. ^ のんびりゆったり 路線バスの旅「石垣島 男前ふたり旅」 (PDF)”. NHK. 2015年4月8日閲覧。
  9. ^ 7路線維持を確認 石垣市バス対策会議”. 八重山毎日新聞 (2009年6月26日). 2015年4月8日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]