新屋町 (境港市)
新屋町 | |
|---|---|
 境港公共マリーナ | |
  新屋町 新屋町の位置 | |
| 北緯35度30分42秒 東経133度14分39秒 / 北緯35.51167度 東経133.24417度 | |
| 国 |
 日本 |
| 都道府県 |
 鳥取県 |
| 市町村 |
 境港市 |
| 人口 | |
| • 合計 | 838人 |
| 等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
| 郵便番号 |
684-0051[2] |
| 市外局番 | 0859[3] |
| ナンバープレート | 鳥取 |
新屋町（にいやちょう）は、鳥取県境港市の町名。郵便番号は684-0051。
地理[編集]
市の東南部。町域は北の高松町、誠道町を囲んでL型をなす。弓浜半島の北部に位置し、東は美保湾に面する[4]。
歴史[編集]
新屋村は江戸期から1889年の村名で、伯耆国会見郡のうち鳥取藩領[4]。支村は砂三軒屋[5]。
宝暦9年に米川の用水堀が開削され、新田開発がすすめられる[4]。水田比率は低く、安永年間に伝来した甘藷が永く農民の主食とされる[4]。明和年間から商品作物として綿栽培が盛んになる[4]。漁業も盛んである[4]。
1889年、町村制の施行により小篠津村、佐斐神村、新屋村が合併して中浜村が成立。新屋は中浜村の大字となる。明治20年代から綿栽培に代わり、桑栽培・養蚕業が主産業になる[4]。
1954年、西伯郡境港町の町名となる[4]。1956年から境港市の町名となる[4]。1981年、一部が麦垣町となる[4]。
世帯数と人口[編集]
2022年（令和4年）7月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
| 町丁 | 世帯数 | 人口 |
|---|---|---|
| 新屋町 | 361世帯 | 838人 |
人口の変遷[編集]
| 1960年（昭和35年） | 922人 | |
| 1980年（昭和55年） | 1,307人 |
世帯数の変遷[編集]
国勢調査等による世帯数の推移[4]。
| 1960年（昭和35年） | 198世帯 | |
| 1980年（昭和55年） | 345世帯 |
小・中学校の学区[編集]
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[6]。
| 番地 | 小学校 | 中学校 |
|---|---|---|
| 全域 | 境港市立中浜小学校 | 境港市立第二中学校 |
経済[編集]
産業[編集]
レジャー[編集]
- 店・企業
- ホテル
- ホテルエリアワン境港マリーナ
地主[編集]
地価[編集]
『西伯之資力 大正11年10月調』によると、地価金200円以上所有者は以下の通り。
- 米谷光造（1997円99銭）[11]
- 米谷勘太郎（1506円93銭[11]、肥料商[12]）
- 宇城敬徳（459円46銭）[11]
- 岡田虎蔵（327円33銭）[11]
- 川尻雪壽（318円69銭）[11]
- 足岡傳九郎（268円69銭）[11]
- 斎藤繁松（212円77銭）[11]
- 橋本吉太郎（207円53銭）[11]
交通[編集]
鉄道[編集]
町内に鉄道駅はない。
バス[編集]
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道路[編集]
地域[編集]
健康[編集]
- 医療機関
相談[編集]
- 安田優子行政書士事務所
施設[編集]
- 会館
- 新屋町会館
- 団体
- 宗教
- 寄合神社
出身・ゆかりのある人物[編集]
- 壁三之助（境港市長中村勝治の妻の父、航空自衛官壁祐司朗の実父） - 福井県人で、新屋町に居住した。
- 安田貞栄[15]（境港市長、鳥取県議会議員）
- 安田優子（鳥取県議会議員、境港市議会議員、行政書士） - 鳥取県会議員永井貞録の孫、境港市長・安田貞栄の三女[16]、鳥取県議会議員安田由毅の母。
- 安田共子（日本共産党鳥取県西部地区委員会委員長、境港市議会議員）
脚注[編集]
- ^ a b “令和４年度月別住民基本台帳登録数”. 境港市 (2021年7月31日). 2022年8月14日閲覧。
- ^ “郵便番号”. 日本郵便. 2022年8月14日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2022年8月14日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l 『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』575 - 576頁。
- ^ a b c 『伯耆志 巻三』51頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2020年8月7日閲覧。
- ^ “境港市立小中学校児童、生徒の学校指定に関する規則”. 境港市. 2022年8月14日閲覧。
- ^ “境港公共マリーナ”. 境港管理組合. 2021年8月16日閲覧。
- ^ 店舗情報、フィッシングながえや公式サイト。
- ^ 会社概要、エリアワンエンタープライズ公式サイト。
- ^ 『山陰実業名鑑』中浜村108頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2020年8月7日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i 『西伯之資力 大正11年10月調』20 - 21頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2020年8月7日閲覧。
- ^ 『日本海陸物産商名鑑』338頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2022年10月30日閲覧。
- ^ 医療機関検索 境港市 医療機関のご案内 公益社団法人 鳥取県西部医師会公式サイト。2020年8月7日閲覧。
- ^ 加盟・特別加盟団体一覧、県ヨット連盟、日本セーリング連盟公式サイト。
- ^ 昭和50年4月2日 鳥取県公報（号外第20号） 5頁。2022年2月2日閲覧。
- ^ 略歴 安田優子公式サイト。2020年8月7日閲覧。
参考文献[編集]
- 『山陰実業名鑑』帝国興信所米子支所出版部、1912年。
- 景山粛『伯耆志 巻三』因伯叢書発行所、1916年。
- 伊藤吉四郎編『日本海陸物産商名鑑』北海道通信社、1918年。
- 西伯の資力調査会編『西伯之資力 大正11年10月調』西伯資力調査部、1922年。
- 『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』角川書店、1982年。
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