丸田祥三
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丸田 祥三(まるた しょうぞう、1964年 - )は、写真家。東京都新宿区生まれ。小学校から和光学園に学び、1987年和光大学経済学部卒業。東映テレビ事業部勤務を経て、独立。1994年に日本写真協会新人賞受賞。父は将棋棋士九段、日本将棋連盟元会長の丸田祐三。
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[編集] 人物
物語を想起させるその写真には熱烈なファンが多い。また“棄景(きけい)”という造語の作者でもある。 他には懐かしい町並みや、少女などを撮影。作風はとにかく他に類を見ぬ、きわめて独創的なもので、写真界よりむしろ文学、芸術全般の表現者たちから高く評価されている。根無し草のようなライトな写真が蔓延する今にあって、独り孤塁を守り続ける稀有な写真家である。
1994年、日本写真協会新人賞を受賞。“くるり”のCD『青い空』の神秘的なジャケット写真や、『ニュースステーション』のイメージショットにも使われた“朽ち果てた新幹線”の衝撃的な写真などでも知られている。また岩波書店の月刊誌『世界』や、『日本経済新聞』などで、現代社会を考察する社会時評的な論文や長編エッセイも執筆。小学館の『月刊IKKI』にグラビア写真を2007年12月号まで連載していた。
2009年1月9日、廃墟をテーマにした写真の撮影場所や構図、解説文などを模倣されたとして、同じ写真家である小林伸一郎を相手取り、類似した写真作品、および類似した文章の発表差し止めと、損害賠償などを求める訴訟を東京地方裁判所に起こした[1][2][3]。
[編集] 主な著書
- 棄景-廃墟への旅(宝島社)1993年 ISBN 4796606513
- 棄景II-HIDDEN MEMORIES(洋泉社)1995年 ISBN 4896911598
- 棄景(洋泉社)1997年 ISBN 4896912691
- 東京-棄景III(洋泉社)1998年 ISBN 4896913167
- 1977鉄道少年の旅(洋泉社)1999年 ISBN 4896913841
- 少女物語-棄景IV(春秋社)2000年 ISBN 4393953177
- 日本風景論(春秋社)2000年 ISBN 4393331931 (切通理作との共著)
- 鉄道廃墟―棄景1971~ ヴィークル・グラフィック(JTB)2001年 ISBN 4533038239
- 廃車幻想―ポンコツ車からみえた「昭和」(彩流社)2003年 ISBN 4533038239
- 鉄道廃墟(筑摩書房)2004年 ISBN 4480039724
- 棄景/origin(自由国民社)2005年 ISBN 4426766060
- 棄景/V(自由国民社)2005年 ISBN 4426766052
- めくるたび~あなたに見せたい風景があります(小学館)2006年 ISBN 4093590850
- 廃電車レクイエム~昭和の空地にあった不思議なのりもの(岩波書店)2008年 ISBN 9784000244435
[編集] 出典
- ^ “「廃虚写真、まねされた」=プロ写真家が同業者提訴-東京地裁”. 時事通信(. 2009年1月9日) 2009年1月9日 閲覧。.
- ^ “廃虚写真家「場所や構図まねされた」とライバル提訴”. 読売新聞(. 2009年1月9日) 2009年1月10日 閲覧。.
- ^ “「写真は盗作」、独創性めぐり提訴”. TBS(. 2009年1月9日) 2009年1月9日 閲覧。.

