ヴィレミーナ・ファン・ゴッホ

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ヴィレミーナの肖像。

ヴィレミーナ・ファン・ゴッホWillemina Jacoba van Gogh1862年3月16日 - 1941年5月17日[1])は、画家フィンセント・ファン・ゴッホ及び画商テオドルス・ファン・ゴッホの末妹として知られるオランダの女性。通称ヴィル(Wil)。フェミニストの先駆けといえる活動も行った。

生涯[編集]

オランダ、北ブラバント州ズンデルトに生まれる。前半生は家族の世話などをしていた。兄フィンセントとたびたび手紙の交流をしていたことで知られる。

ゴッホの家族
父テオドルス
母アンナ
姉アンナ
姉エリーザベト
ヴィル
弟コル

1890年に兄フィンセントが亡くなった後、彼女は病院に勤め始めた。そこで「女性勤労全国博覧会」の運営に携わり、1898年に開催に至った。同博覧会は成功を収め、収益金2万ドイツ・ギルダーをもとに、オランダ女性勤労委員会が設立された。

その後の活動については記録がないが、1902年12月4日、彼女はヘルダーラント州エルメロ英語版の精神病院に早発性痴呆(後の統合失調症)との診断で収容された。その後約40年をそこで過ごして亡くなった。彼女が精神疾患であったかどうかは、今日では証明が困難である。

脚注[編集]

  1. ^ 本名と生没年月日はNederland's Patriciaat 50, 1964, p. 182による。

参考文献[編集]

  • Anonymous (initialled "H.H.H." and "W.F.d.C.H."): Van Gogh, 's-Gravenhage, Nederland's Patriciaat 50, 1964, pp. 171–183
  • Berger, Renate: Willemina Jacoba van Gogh (1862–1941): "Du bist sehr tapfer, liebe Schwester", in: Schwestern berühmter Männer. Zwölf biographische Porträts, ed. Luise F. Pusch, Insel, Frankfurt am Main, 1985, pp. 453–485 ISBN 3-458-32496-8

外部リンク[編集]