リン化アルミニウム

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リン化アルミニウム
識別情報
CAS登録番号 20859-73-8 チェック
特性
化学式 AlP
モル質量 58.00 g/mol
外観 暗黄色または暗灰色の結晶
密度 2.42 g/cm3, 固体
融点

>1000 ℃

への溶解度 反応
危険性
MSDS External MSDS
EU分類 有毒 T
環境への危険性 N
NFPA 704
NFPA 704.svg
4
4
2
W
引火点 >800 ℃
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

リン化アルミニウム(リンかアルミニウム、英文名称Aluminium phosphide)は、リンアルミニウムからなり、化学式AlPで表される無機化合物。大気中の水分と反応してホスフィンを生じる。

AlP + 3 H2O → Al(OH)3 + PH3
AlP + 3 H+ → Al3+ + PH3

農薬[編集]

ドイツのデゲシュ社(de:Deutsche Gesellschaft für Schädlingsbekämpfung)によって開発された。タバコシバンムシコクゾウムシに対する殺虫剤として、分解促進剤(炭酸アンモニウム)との反応によりホスフィンを発生させ、葉たばこ穀物飼料倉庫、輸入農産物の燻蒸処理に用いられる。 日本では1959年12月25日に農薬登録を受け、デゲシュジャパン(商品名 - ティベック、ホストキシン)、昭和電工(フミトキシン)、帝人化成(エピヒューム)などから発売されている。

毒性[編集]

日本の毒物及び劇物取締法により特定毒物に指定されている。経口摂取した場合は、直後には嘔吐胸部圧迫感・昏睡などの症状が見られ、1日後頃からは肝・腎・心臓障害、代謝性アシドーシスなどの症状が現れる。

この有毒のためにリン化アルミニウムを用いて自殺のために燻蒸として使われている。 農薬としての使用を停止するイランの法医学機関によるキャンペーンがあった。

アルミニウムリン中毒はインド亜大陸で大規模な問題がある。

参考文献[編集]