ホッジス隕石
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ホッジス隕石(ホッジスいんせき、Hodges Meteorite)は、アメリカ合衆国アラバマ州に落下した隕石で、2009年までは人間に当たって負傷させた記録が残る唯一の隕石であった。グレープフルーツ程度の大きさのシラコーガ(Sylacauga)隕石の破片である。
[編集] 概要
1954年11月30日12時46分(現地時間)、アラバマ州タラディーガ郡シラコーガの近傍のオークグローブにある民家の屋根を突き抜け、室内の木製のラジオを破壊したうえ、昼寝をしていたアン・エリザベス・ホッジス夫人(1920-1972、当時34歳)に当たった。ホッジス夫人はひどい打撲を負ったが、歩くことはできた。このニュースは世界的なニュースになった。隕石の落下したホッジス家の向かいは、偶然にも「Comet Drive In Theatre」という名称のドライブインシアターであった[1]。
アメリカ空軍が隕石を回収した。夫のユージン・ホッジスは弁護士を雇い、返還を要求し、ホッジスの家の家主も、家の修理費用のために所有権を主張した。5000ドルでの購入の申し出があったが、1年以上たってホッジス夫妻に隕石が返還された時には世間の関心も薄れ、高く買おうとする人間は現れなかった。アン・ホッジスは世間の注目や隕石の所有権の争いが不快になり、隕石をアラバマ自然史博物館に寄付し、アラバマ大学に展示されている。
ホッジス隕石は3.86 kgのシラコーガ隕石の破片で、H4型のコンドライトである。