エンシスハイム隕石

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エンシスハイム隕石
阿呆船』で知られる詩人セバスティアン・ブラント(Sebastian Brant)による記録

エンシスハイム隕石(エンシスハイムいんせき、:Ensisheim meteorite)は、落下の目撃記録のある隕石としてはヨーロッパで最も古い隕石である。フランスアルザス地方の、現在のオー=ラン県ゲブヴィレール郡にある町エンシスハイム(落下当時はドイツ領)で落下・発見された。

1492年11月16日の朝、127kgの隕石は高速で大気に突入し、光と大音響を残してエンシスハイム近くの農園に落下した。この出来事は多くの人々に目撃され、その中には有名な画家のアルブレヒト・デューラーも含まれた。国中で評判になったので、街の役人が保護するまで、隕石は見物人のみやげ物などとして切取られたが、残された55.75kgは博物館になっている邸に残され展示されている。その他、切り取られた破片がヨーロッパを中心に保存・展示されている。

LL6コンドライトに分類される石質隕石である。

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