ベニガオザル

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ベニガオザル
ベニガオザル
ベニガオザル Macaca arctoides
保全状況評価
VULNERABLE
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 VU.svgワシントン条約附属書II類
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: サル目 Primate
: オナガザル科 Cercopithecidae
亜科 : オナガザル亜科
Cercopithecinae
: マカク属 Macaca
: ベニガオザル M. arctoides
学名
Macaca arctoides (I. Geoffroy, 1831)
和名
ベニガオザル
英名
Stump-tailed macaque

ベニガオザル(紅顔猿、Macaca arctoides)は、動物界脊索動物門哺乳綱サル目(霊長目)オナガザル科マカク属に分類されるサル。

分布[編集]

インド東部、カンボジアタイ西部、中華人民共和国南部、ベトナムマレーシアマレー半島)、ミャンマーラオス

形態[編集]

体長50-70cm。尾長0.3-6.9cm。体重5.1-10.2kg。全身は暗褐色の体毛で覆われる。顔には体毛が無く、赤い皮膚が露出し黒い斑点が入る。老齢個体では斑点が増加し顔が黒一色になることもある。尻にも体毛が無く、暗赤色の皮膚が露出する。

幼獣は全身が白や淡黄色の体毛で覆われる。陰茎の深さが長い。メスは性皮が腫れ上がらない。

生態[編集]

山地の森林に生息する。20-30頭からなる群れを形成して生活する。

食性は雑食で、昆虫類鳥類の卵、木の果実タケノコなどを食べる。

繁殖形態は胎生。幼獣の時から排卵していない個体や、同性間に対しても頻繁に性交渉を行う。1回に1頭の幼獣を産む。

人間との関係[編集]

農作物を食害する害獣。

生息地では食用とされる事もある。

開発による生息地の破壊、害獣としての駆除、食用の乱獲などにより生息数は減少している。

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 今泉吉典監修 D.W.マクドナルド編 『動物大百科3 霊長類』、平凡社1986年、74-75、84頁。
  • 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『レッド・データ・アニマルズ4 インド、インドシナ』、講談社2000年、56、136頁。

外部リンク[編集]